重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 新潟2歳Sの回顧

 まだ暫定レートで、今どうこう言うのは速いと思うのですが、キングジョージの時点でエネイブルに126、クリスタルオーシャンに127がついたのがちょっとやりすぎのような感もしますね。ここから秋にかけていろんな馬のレートがインフレ気味になっていくと思われます。

 

新潟2歳S

Lap・馬場振り返り

12.5-11.1-12.5-13.0-12.3-11.0-11.0-11.6=1:35.0

 エレナアヴァンティのペースも競る馬は皆無でペース上がらず。直線のみの競馬となった。もちろん問われたのは上がり適正なのだが、後方の馬が勝ち負けするためには32秒台の脚が必要であり、その時点でノーチャンスの馬が大半だったということは忘れずに。

 

各馬振り返り

 ウーマンズハート:中団馬群の中から唯一の32秒台の脚で差し切り。新馬より上がりの数字は悪くなったが、それは新馬の前半が更に遅かったからで、メンバー中唯一の32秒台という点はやはり強調すべき内容と言えるだろう。直線でふらついたのも、2着馬が外に斜行気味だった影響もあるので、特にマイナスに捉える必要もない。桜花賞までは行かないものの、2歳の間はこの瞬発力で何とかなりそうなので、その間に他の要素を見極めていけばよいだろう。

 ペールエール行きたい馬を行かせての4番手。直線馬場の中ほどに出して押し切り態勢を築いたが、勝ち馬の決め手に屈する形になってしまった。新馬はラスト1F最速Lapを余裕を持って押し切っており、この流れにも十分対応できるだけの下地はあったということだろう。4角の位置取りと使った脚を勝ち馬と比べても、そこまで差があるとは思えないし、立ち回り力を考えると、こちらの方が安定感はありそう。人気は間違いなくこちらの方が薄いので、意外にオイシイところがあるかも。

 ビッグクインバイオ:逃げ馬追う番手から。ペースが上がるところまでは持ったままで追い出されると、ラストは上位2頭に馬体を併せに行ったのだが、ラストは離されてしまった。母もロブロイ産駒の割には上がりの強調できる馬だったし、この馬もその辺りの良い所は引き継いだという感じだろう。位置取りから見ても、ここは上がり負けで良いが、今後も先行策を取るなら、もう少しペースが流れた時にその特性が生かせるかが大きなカギになる。個人的に少し注目したい1頭だ。

 モーベット:少頭数の新馬で強い勝ち方をして、2戦目の多頭数でいいところがないというのはいかにもオルフェーヴルらしい。基本的には次走も静観で。

 


 最終的に上がり負けにはなりましたが、ペースが上がった時にしっかり反応できていたと思わせたのがこの馬です→(シコウ)もう少しペースが流れる距離短縮の舞台でもう一度見てみたいですね。






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