重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 キーンランドCのちょっと気になる馬

 先週も割としっかりと予想してアンヴァルは3着に来てくれたのですが、ディアンドルの頑張りに成すすべなし…2番人気を買わずして26,000円の3連複を逃してしまいました。その反省を生かす…生かせるのかは分かりませんが、圏内に来る馬はしっかりと推奨できればと思います。

 

札幌11R キーンランドC(G3) 芝1200m

ちょっと気になる馬

デアレガーロ

 →内で包まれたくないセイウンコウセイと一息で走るタイプのライオンボス…必然的にペースは上がりそうだ。デアレガーロは今春の復帰で大きく馬体を増やしてパワーアップ。前走も外が伸びない中、大外から目立つ脚を使っており、少なくとも2~4着馬とは遜色ないと言えるレースは出来ていた。また馬場的には外の差しが効き出しているが、内が悪いという訳ではないし、この馬自身、馬群の中で我慢が出来て荒れ馬場も問題なくこなせるタイプなので、上手くロス無く進められれば、突き抜けまであっていいと想像しての推奨とする。

 

馬券はどう買う?

 突き抜けまでというワードを使っている以上、まず買っておきたいのが単勝。そして01 04 06 07 10 13 16辺りに馬連をカバーする。ダノンスマッシュ絡みは3連単で買ってもいいが、3列目はもう少し手広く買っておこう。ただデアレガーロ自身がムラのある馬なので、過度の期待は避けて軽めに買って楽しみたい。

 

 

その他気になる馬

新潟10R 

 →前走で明らかに追走に手間取っていたこの馬…回顧でも朱鷺Sに来るなら…と書いたとおりに狙いたい。意外に人気がないのはオイシイ。






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2019 北九州記念の回顧

 キーファーズさん…クールモアと共同所有って凄すぎますよ。で、凱旋門賞の後はJCの予定らしいので、その後日本で種牡馬入り…みたいなレールが敷かれているのかもしれませんね。何れにせよ、面白くなってきました。

 

北九州記念

Lap・馬場振り返り

11.5-10.1-11.1-11.7-11.7-12.1=1:08.2

 モズスーパーフレアが内を伺い、イエローマリンバが主張すると譲る展開。それでも前半は32.7と馬場を考えるとかなり速め。その分後半は徐々にLapを落とし、結果的に2.8の前傾Lapで決着となった。パトロールを見るとコース全体に渡り内から3頭くらいはかなり荒れた状態。3角まではどの馬も内を避け、3角以降も多数の馬が内に入らずレースを進めていた。それでもペースが速かったせいか外枠を中心に馬場のいいところを追走できており、内の悪さと対比してもロス覚悟で馬場の良い外を勢いよく回したほうが、いい結果が出る馬場だったということだろう。

 

各馬振り返り

 ダイメイプリンセス:出は決して良くなく中団の後ろから。それでも馬場のいい位置をスムーズに追走し、直線もしっかりと脚を伸ばした。前走も復調加減が見えたのだが、ここはハイペースと枠を生かして差し切りまで持ってきた。ペース適性も多岐に渡る馬なので、好調が持続する以上は続けて狙えるのだが、それでも昨年のG1を思えばちょっと足りないかなという印象。

 ディアンドル:こちらも出が良かったわけではないが、前が塞がれること無く好位まで巻き返しての競馬。3角以降は内目を通りながら抜け出しを図ったが、ラストは勝ち馬の伸び脚に屈する形になった。器用さのある馬で、内で自由に立ち回れたのは大きかったが、連勝もインパクトのある内容ではなかったのも事実…試金石的な一戦だったが、馬場の逆流がありながらもしっかり結果をさせたのは大きい。即G1という訳ではないだろうが、次以降が楽しみになった。

 アンヴァル:気になっていた馬。序盤から進んでいかず後方からの競馬。終始、馬場の良いギリギリ内を進ませ、直線は外目に出して進路を探したが、最終的には勝ち馬の後ろを突いて伸びてきた。前走でもそんな所を見せていたのだが、ちょっと脚を余した感はありながら、切り替えても再度伸びる事が出来るのはこの馬の特徴。ただ位置取りが取れなくなってきているのは少し気がかり。

 モズスーパーフレア前を譲っての3番手。直線も一旦は先頭に立って粘り込みを図ったが、ラストは止まってしまった。大幅馬体増に本来の競馬ではなかったし、馬場を考えるとよく粘ったほうだろう。ここは参考外で良いのだが、G1の舞台でいい勝負するのはちょっと噛み合う必要がありそうだ。

 ミラアイトーン:この馬場なら枠なりに悪くない位置で、この馬らしい正攻法だったが、ラストの伸びは今ひとつ。条件的には決して悪くないと思っていただけに、少し人気しすぎていた感もあったということだろう。決して弱い馬ではないので、ちょっとした条件替わりがあれば、巻き返せる余地はあるのだろうが、断然の存在というわけではないということ。

 アレスバローズ:躓き後方から。内枠から外に切り替え、かなりの大外をぶん回してきた。さすがにちょっとロスがあったかなという印象。ハンデ差を考えるとよくやったと言えるだろう。基本高速馬場がいい馬で、G1でも馬場がキレイかつ内目の枠なら一考したい存在。

 ファンタジスト:もろ付いて行けず。久々の6Fで仕方ないのだが、そもそもスプリンターじゃないんでしょと言うこと。京成杯に行けばよかったのに。


 7着以降でもOP特別ならやれそうと思える馬もいましたが、特に推しておきたいのはこの馬→(イエローマリンバここ2走は馬場が良くなかったので、きれいな良馬場なら、粘れるシーンもありそうです。







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2019 札幌記念の回顧

 ノーザンファームの使い分けが止まらねぇ…リスグラシューはともかく、流石にメールドグラース位の馬が秋天に見向きもしないというのは、何だかなぁと思わざるを得ません。コーフィールドカップがただもらいレベルという事なんでしょうかね?

 

札幌記念

Lap・馬場振り返り

12.6-11.0-12.5-12.0-11.8-12.1-12.0-12.0-11.9-12.2=2:00.1

 エイシンティンクルがポンと出てハナ。外からクロコスミアが2番手に付けるがペースは上がらず1~2角で12.5とペースをどっぷりを緩める序盤戦となった。4F目にエイシンがペースを上げ、やや離し逃げのようになったのだが、そのリードは3角過ぎには無くなっており、後ろの馬に関しても5F目からはペースを上げはじめる、いわゆる後傾持続力勝負での決着となった。ただこのクラスになると適正さえあれば位置取り関係なく勝負に加われる程度の後傾であり、ペースによる有利不利はさほど無かったと見ておきたい。また馬場はCコース替わりでも内優勢と言った感はなく、フラットに近い状況だった。

 

各馬振り返り

 ブラストワンピース:スタートで押していくところも見られたが、何頭かに入られ1角は後ろから2列目。3角以降は外のルートを探っていたが、その時その時で微妙に塞がれており、最終的にはサングレーザーの後ろを選択。手応えは決して良くなかったが、クロコスミアを弾くように進路を確保すると、しっかりと伸びてゴール手前で捕まえてのゴールとなった。跳びの大きさから外を勢い付けて上がっていくのが、この馬の好走パターンと言えるのだが、そもそも操縦性は高い馬なので、コーナー半径の大きい札幌なら内でも上手く立ち回れたし、それが勝利の大きな要因となった。この勝利で凱旋門賞への挑戦が決まったわけだが、力の要る馬場はプラスに働きそうで、立ち回り一つで見せ場を作れる可能性もあるのではないだろうか。

 サングレーザー:早々にポジションを取って楽に先行。3角で他馬が動き出したときも、一拍待って自身の前にスペースを作ってから仕掛け始め、直線入り口で先頭に立って押し切るかに見えたのだが、勝ち馬に迫られ粘りきれず。今回、先行しても勝負になった事は新味を見せたことになるが、秋天の入りがあそこまで遅くなることはないと思うので、特に次に繋がるということでもなさそう。とは言え、悲観する内容でもなかったし、昨年同様にいい勝負になるのは間違いなそうだ。

 フィエールマン:レースの内容は特に強調すべき点はないのだが、4角でペルシアンナイトに張られる様な所もあった中で、とにかく安全に回そうという意識の強い競馬だった。それで3着なら上々と言ったところ…ロンシャンで勝負になるとは断言することは出来ないが、そこを目標にした叩き台のレースということであれば、及第点と言えるだろう。

 ワグネリアン4角までは完全に勝ちパターンと思ったのだが、思ったほど伸びず。両前を落鉄していた事が影響したことは間違いないが、ペース的にはもう少し上がりに寄った流れのほうが適正が高そう。秋天もペース次第としておくが、望み通りのペースになる可能性は少なそうで、個人的にはあまり買いたくない存在。

 ペルシアンナイト:こちらもこの馬らしい競馬。ややロスの多い競馬になってしまったが、現状の力は出せたと言える。G1級に入ると、色々と噛み合わないと勝ち負けには加われない馬だが、現時点でその評価を変える必要もないだろう。

 

 

 勝負には加われませんでしたが、直線でもう一度伸び返すような場面を見せてくれたのが、この馬→(クロコスミア)一線級の牡馬相手では厳しいですが、適条件ならしっかり走れるはずです。






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2019 北九州記念の気になる馬

 時間がありませんので、手短に行きましょう。

 

小倉11R 北九州記念(G3) 芝1200m

気になる馬

アンヴァル

 →予想するにポイントにしたいのが2点。まずは馬場…昨日のレースを見ていると、3~4角を中心にやや内が荒れてきている印象。それにつれてやや外目からの差しも目立つようになってきた。そして展開…ここはモズスーパーフレアの単騎が確定だが、2番手以降が団子になりそうな気配。外が伸びるとは言いながらも、外すぎる馬場を押し上げていくタイプは流石にロスが大きいのではないかというが2点目。そこでこの馬…本当ならもっと内の馬で狙える馬がいれば良いのだが、ここならギリギリセーフということで推奨。上手く馬場のいい所にはまって追走することができそうなのが最大のポイント。そして前走は行きっぷりが良くないながらも、直線では遅れて伸びてきて勝ち負けまで持ってきており、このメンバーなら勝負になっていいはずだ。

 

馬券はどう買う?

 基本は3連複で手広く…1頭軸で02 03 08 10 12 13 16 17 18の45点を買って、モズスーパーフレア絡みを厚めに。ミラアイトーン絡みはガミの可能性もあるので、思い切って切ってみてもいいかもしれないが、個人的には金額調整して買う方向で考えたい。

 

 

その他気になる馬

札幌11R 

 →ロードヴァンドールが締まったペースを演出すると想定し、この距離でもスタミナ優位の馬を少し買ってみたい。この馬はダービーでも健闘はしたが基本的にペースが合わずに、評価したいのはやはり青葉賞。この距離で少しでもスタミナが必要になるなら、面白いところがあっても…というスケベ心からの推奨。基本はフィエールマンのレースになると思うので、買うかどうかは微妙…

 






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2019 エルムSの回顧

 こちらはお盆とは全く関係ないのですが、日本からのメールが皆無なのも影響してか、なんとなくまったりした空気が流れております。個人的にもやるべきことが捗るので、こういう状況もたまには悪くなかったりするのですが、このエントリはいつも滞りがちで、今週も通常運転という感じです。まぁそれはそれということで、ご了承下さい。

 そんな中、ちょっとボーッとして考えてみたのが…

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 はい、昨年の凱旋門賞1・2着馬の配合ですね。アーバンシーの4x3ですよ。夢が広がります。クロスオブスターズではなく、その父シーザスターズを付けて4x2でもいいかもしれませんね。今更ながらアーバンシーの血脈は末恐ろしいものがあります。

 

 

エルムS

Lap・馬場振り返り

6.5-10.6-11.4-11.9-12.1-12.1-12.3-12.4-12.6=1:41.9

 内から出ムチをくれてドリームキラリが主張も、大外リアンヴェリテも譲らない。コーナーワークで前者が前に出るも、ほぼ雁行状態でペースも緩まず…前半2.5Fの個別Lap(6.5-10.6-11.4)はいずれも過去20年まで遡っても最速(もしくは最速タイ)を踏んでの通過と明らかなハイペースと言える序盤戦となった。5番手以降はやや離された位置からの追走だったが、緩んで押し上げるポイントがあったわけではないので、後ろの馬に有利な流れの中でも、力がないと追い上げ自体がままならないレースだったと言える。

 

各馬振り返り

 モズアトラクション:出負け気味で後方も、向正面からジワっと進出開始し、4角出口は前を捕まえられる勢い…そのままラスト1Fで抜けきっての快勝だった。前走は勝ち馬のペースに嵌りながらも地力で2着まで持ってきており、そこに流れと位置取りの後押しがあるとこうなると言った感じ。ここに来て小回りでも結果を出してきている辺り地力強化は見て取れ、差し馬にしては安定感が出てきているのは事実だが、中央に戻り同じことが出来るとは限らないので、個人的にはまだ半信半疑で見ておきたい。

 ハイランドピーク:普通に出て馬なりで中団。前が飛ばしたことで、外々を回ること無く、かつ馬群の中に入ることもないこの馬にとって最高のポジショニングが出来た。3~4角もロス無く進めて、直線だけやや外という立ち回りも完璧…馬込みが苦手という馬にとってはかなり恵まれたレースになったと言える。再現性は?なので、次以降もと言う訳には行かないだろうが、噛み合えばやれるだけのモノは持っているので、状況次第で押さえておく必要はありそうだ。

 サトノティターン後方から3~4角は外目を回して勢いをつけ、ラストのラストで3着まで上がってきた。この馬らしい競馬だったが、小回りでも届いたのは流れのアシストがあったからという事。立ち回りを見てもいかにも距離不足という感はあるが、距離が伸びたとて、展開待ちという点は変わらないと思うし、少なくとも同じ流れになるなら、勝ち馬の方を買うべきだろうと思うだけに、評価的には少し微妙…

 レッドアトゥ:この馬らしい正攻法の競馬。厳しいペースでも対応できていたのはある程度の評価はできるが、力を出し切ったとも言えるだけに、現状でこれ以上を求めるのは少し厳しいのかも。それでも3着とはわずかだっただけに、重賞でも噛み合えば…という感じで見ておきたい。

 リアンヴェリテ:ハナをびっしりと追いかける競馬。それでも一旦は先頭に立って掲示板まで粘り込んだのだから大したもの。スピード比べでも負けなかった辺り、先々は短い距離で持ち味を活かす競馬になるのではないだろうか。外枠ならハナじゃなくても競馬はできそうなのもプラス。

 グリム:行きたい馬を行かせて後続集団のトップ。楽に追走できている感もあったのだが、3~4角での手応えは今一つで、完敗と言える7着だった。スピード比べで勝負できる馬ではなかったので、この舞台では流石に厳しかったということだろう。とりあえずノーカンで。

 

 

 なぜか先団グループに付いていき、それなりに競馬になっていたのがこの馬→(タイムフライヤー)初ダートに目処のつく内容だったので、次もダートに使うなら注目しておきたい一頭です。シリウスSに出てきたら厚めに買ってみたいなぁ。






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2019 関屋記念の回顧

 ルメールの今秋の布陣がだいぶ固まって来た感じですね。後はサートゥルナーリアが秋天に向かった時に、どう兼ね合いを着けるかでしょうが、間違いなくアーモンドアイを選択するでしょうし、それ故のサートゥルナーリア…菊へ!とかいうパターンもゼロではないと個人的には思っております。出来れば秋天でガチンコしてほしいんですがねぇ。

 

関屋記念

Lap・馬場振り返り

12.6-10.9-11.2-11.8-11.5-11.8-10.8-11.5=1:32.1

 マイネルアウラートの離し逃げだが、後続と最も差が付いたのは4F目の11.8の部分で、その差が一気に吸収されたのが上がり3つ目の11.8の部分だった点から見ると、後続に関しては、かなり上がりに寄ったレースになったと見ていい。少なくとも4Fの持続力と上がり性能…この2つがポイントになったレースと言える。

 

各馬振り返り

 ミッキーグローリー:やや出負けで後方から。上がり3F~2F目…いわゆる最速区間では目立った脚は見せていなかったが、ラスト1Fでズバッと抜けきってきた辺り、やはり基本は持続力で勝負したい馬ということだろう。昨年は掲示板を賑わすまでにとどまったG1でも流れ一つで圏内…ワンチャンあっておかしくない。ただ↑の通り、鞍上が変わってしまうのは確定なので、そこは割引材料と言えるのだが。

 ミエノサクシード:決して出はよくなかったが、じわじわと巻き返し、3角には好位を見る位置まで押し上げていた。終始外々を回りつつも馬なりで先頭に並びかけると、3着馬との叩き合いまで持ち込んだが、ラストは勝ち馬の決め脚に屈する形になってしまった。前付けしてのラスト失速だけに、仕方ない部分もあるといえる。どんな競馬でも出来る器用なタイプだけに、京成杯でもチャンスはあるとみるが、基本はワンターンのコースでこその馬なので、あくまで抑え程度で考えておきたい。

 ソーグリッタリング:スムーズな先行策。この馬の上がりが使えたと言っていいだろうが、逆に言えばもう少し早めに前を追いかける競馬でも良かったような気もする。京成杯の方も馬場次第だが、流れ的には合いそうなので、メンバー一つで好勝負可能と見ておきたい。

 ディメンシオン:馬なりで中団やや後ろから。最速区間でもしっかりと伸びを見せていただのが、ラストはやはり少し甘くなってしまった。新潟外回りでも好走歴のある馬で、流れとしても悪くなかったし、一瞬の脚も強調できていただけに、もう少し位置取りが前だったらと思わせる内容。コーナーでの機動力もあり、立ち回り戦も対応できるだけに、京成杯に出てくるなら巻き返せて不思議じゃない。

 サラキア:流れとしては悪くなかっただけに3角で少し狭くなったことを差し引いても力負け。前走はかなり恵まれただけに、現状はこんなもんという事でよいだろう。

 

 

 ここが絶好の狙い目と思っていたのですが、前半で掛かってしまっていたのが、この馬→(エントシャイデン)京成杯で巻き返せるとはいいませんが、ここも着差はわずかでしたので、適条件ならもう少しやれるシーンがあるはずです。






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2019 レパードSの回顧

 やはりこれまでとは一風違う輸送経路になりそうですね。現地でシュヴァルグランやディアドラと合流するパターンも考えられますし、こういう点でもノーザンファームは一歩どころか十歩くらいは先に行ってるんじゃないでしょうか。もし今年ダメでも確実に積み重ねて次に生かせるでしょうし。

 さて日本は明日からお盆休みなんですねぇ。カレンダー的には9連休まであるんでしょうか。いやはや羨ましい限りです。という訳…ではないのですが、私も土日はちょっと遠出をしてこようと思います。予想関連エントリは簡易版、もしくはすっ飛ばしになると思いますが、ご了承下さい。

 

レパードS

Lap・馬場振り返り

12.4-10.5-11.7-12.5-13.0-12.6-13.2-12.8-12.6=1:51.3

 団子になっての先行争い…最終的にはハヤブサナンデクンがハナに収まったが、1角すぎてもサトノギャロスが抵抗しており、前半の入りとしてはかなり速め…その惰性で4F目もあまり落ちずに中盤戦に入る。ここで一旦ペースが落ちるものの、後続の馬たちが追いついて、一団のまま3角以降の勝負どころを迎えることに…流石に前の馬には厳しいペース、更にそれを追いかける組も脚の使いどころが難しく、完全に後ろの組の競馬…ラスト1Fで後ろの馬が一気に交わすという、新潟ダートらしからぬ決着となった。

 

各馬振り返り

 ハヤヤッコ:3角は馬群の後方。そこから外目を回りながら勢いをつけて加速していくと直線まで勢いを持続させての差し切り。東京マイルの上がり勝負で惨敗してからの巻き返しであり、スタミナ面での優位性を見せたレースとなった。もちろん位置取りの優位性もあっての結果だけに、次も手放しでという訳には行かないが、買うのであれば、少なくとも条件面の精査は必須ということは覚えておきたい。

 デルマルーヴル:ペースが落ちた所で、行き場を探しつつ追っ付けながらポジションアップ。3角以降は内を選択し一旦息を入れると、直線序盤でやや強引に逃げ馬すぐ外のポジションを確保して伸びてきた。位置取りと挙動を考えると、力上位であったことは間違いないが、更に上でも大威張りと言う感じのパフォーマンスでもなかった。器用さはあるので、その辺りを活かせる舞台で…という感じで見ておく。

 トイガー:3角では勝ち馬と同じような位置。そこから内を通りポジションを上げると、直線はラチ沿いに飛び込んで伸びてきた。位置取り面での優位性はあったのだが、良馬場のラチ沿いを勢いよく伸びるのは、どんな馬でも出来る芸当ではないので、ただ恵まれただけの結果とは捉えないほうが良さそうだ。まぁスタミナ比べで優位性が出せるタイプということは間違いないので、距離延長の舞台で狙ってみたい。

 ブルベアイリーデ:3角では勝ち馬より後ろ。4角まであまり仕掛けずに追走すると出口あたりから一気に仕掛けて大外に振り出して脚を伸ばした。脚をためた割にはラストは止まってしまった辺り、やはり距離の限界が見えたような気がする。もちろん力の一端は見せているので、短い距離で見直したい。

 サトノギャロス:外から割と長い時間ハナをこだわるレースをしながら、ここまで粘れたのは、性能の高さを示すもの。短い距離ならかなりやれそうだ。

 ヴァイトブリック:4角で下がる馬を捌ききれない不利はあったが、その時点でこの馬が馬券になる気配もなさそうだっただけに…条件的には悪くなかったし、成長力に疑問符がつく結果だった。

 

 

 この馬→ハヤブサナンデクン)も次に繋がる…という訳ではありませんが、位置取りの割には比較的頑張れていた方だろう。降級馬のいなくなった今年なら2勝クラスでも普通に勝ち負けできると思います。






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