重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 北九州記念の回顧

 キーファーズさん…クールモアと共同所有って凄すぎますよ。で、凱旋門賞の後はJCの予定らしいので、その後日本で種牡馬入り…みたいなレールが敷かれているのかもしれませんね。何れにせよ、面白くなってきました。

 

北九州記念

Lap・馬場振り返り

11.5-10.1-11.1-11.7-11.7-12.1=1:08.2

 モズスーパーフレアが内を伺い、イエローマリンバが主張すると譲る展開。それでも前半は32.7と馬場を考えるとかなり速め。その分後半は徐々にLapを落とし、結果的に2.8の前傾Lapで決着となった。パトロールを見るとコース全体に渡り内から3頭くらいはかなり荒れた状態。3角まではどの馬も内を避け、3角以降も多数の馬が内に入らずレースを進めていた。それでもペースが速かったせいか外枠を中心に馬場のいいところを追走できており、内の悪さと対比してもロス覚悟で馬場の良い外を勢いよく回したほうが、いい結果が出る馬場だったということだろう。

 

各馬振り返り

 ダイメイプリンセス:出は決して良くなく中団の後ろから。それでも馬場のいい位置をスムーズに追走し、直線もしっかりと脚を伸ばした。前走も復調加減が見えたのだが、ここはハイペースと枠を生かして差し切りまで持ってきた。ペース適性も多岐に渡る馬なので、好調が持続する以上は続けて狙えるのだが、それでも昨年のG1を思えばちょっと足りないかなという印象。

 ディアンドル:こちらも出が良かったわけではないが、前が塞がれること無く好位まで巻き返しての競馬。3角以降は内目を通りながら抜け出しを図ったが、ラストは勝ち馬の伸び脚に屈する形になった。器用さのある馬で、内で自由に立ち回れたのは大きかったが、連勝もインパクトのある内容ではなかったのも事実…試金石的な一戦だったが、馬場の逆流がありながらもしっかり結果をさせたのは大きい。即G1という訳ではないだろうが、次以降が楽しみになった。

 アンヴァル:気になっていた馬。序盤から進んでいかず後方からの競馬。終始、馬場の良いギリギリ内を進ませ、直線は外目に出して進路を探したが、最終的には勝ち馬の後ろを突いて伸びてきた。前走でもそんな所を見せていたのだが、ちょっと脚を余した感はありながら、切り替えても再度伸びる事が出来るのはこの馬の特徴。ただ位置取りが取れなくなってきているのは少し気がかり。

 モズスーパーフレア前を譲っての3番手。直線も一旦は先頭に立って粘り込みを図ったが、ラストは止まってしまった。大幅馬体増に本来の競馬ではなかったし、馬場を考えるとよく粘ったほうだろう。ここは参考外で良いのだが、G1の舞台でいい勝負するのはちょっと噛み合う必要がありそうだ。

 ミラアイトーン:この馬場なら枠なりに悪くない位置で、この馬らしい正攻法だったが、ラストの伸びは今ひとつ。条件的には決して悪くないと思っていただけに、少し人気しすぎていた感もあったということだろう。決して弱い馬ではないので、ちょっとした条件替わりがあれば、巻き返せる余地はあるのだろうが、断然の存在というわけではないということ。

 アレスバローズ:躓き後方から。内枠から外に切り替え、かなりの大外をぶん回してきた。さすがにちょっとロスがあったかなという印象。ハンデ差を考えるとよくやったと言えるだろう。基本高速馬場がいい馬で、G1でも馬場がキレイかつ内目の枠なら一考したい存在。

 ファンタジスト:もろ付いて行けず。久々の6Fで仕方ないのだが、そもそもスプリンターじゃないんでしょと言うこと。京成杯に行けばよかったのに。


 7着以降でもOP特別ならやれそうと思える馬もいましたが、特に推しておきたいのはこの馬→(イエローマリンバここ2走は馬場が良くなかったので、きれいな良馬場なら、粘れるシーンもありそうです。







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