重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 目黒記念の回顧

 アグネスゴールドは今ブラジルで種牡馬やってるんですね~。何にせよ、サンデーの血が日本発信で世界中に広がっていくのは、いいことです。

 

 

目黒記念

Lap・馬場振り返り

7.4-11.0-11.0-12.2-12.0-11.7-11.8-12.0-11.6-11.7-12.0-12.0-11.8=2:28.2

 外からケイティクレバーが行って、1角前でハナに立ったのだが、それに同じ帽色のパリンジェネシスが並びかけて行き、3F目があまり緩まずに1角へ…そこで少し緩めた後は11.6~12.0の間をゴールまで連ねる珍しい形のLap構成となった。全く息が入らず、前の馬にとっては苦しい流れであったことは言うまでもなく、実際にこれらが直線早々に止まってしまったことを考えると、位置取り面でいうと、後ろにいればいるほど有利で、馬場より位置取りの優位性が結果となって現れたレースと言える。

 

各馬振り返り

 ルックトゥワイス:スタートはあまり良くなくぶつけられて後方から。4角までは内でそこから外に切り替えて伸びてきた。OPに上がってからは、持続力勝負で結果を出しているだけに、位置取りと流れがピタリとハマった差し切りと言える。特に大きく評価を変える必要はなく、重賞なら流れとメンバー次第という感じで。宝塚記念に出るなら恐らくちょっと足りないはず。

 アイスバブル:同じく後方待機策から、勝ち馬と並ぶように脚を伸ばしてきた。この馬にとっても流れは悪くなかったはずで、一定の力は認めつつも、現状は勝ち馬と同レベルの評価としておきたい。サマー2000に出てくるなら、ペース的にはこなせるはずなので、注目できそうなのだが。

 ソールインパクト:中団内々から直線も馬の間を突いてしぶとく伸びてきた。この高速馬場に対応できたのは驚きだが、もともとスタミナ比べでは上位と言えるレースを続けていただけに、流れとしても悪くなかったということだろう。次の好走はいつかわからないが、特性だけは頭に入れて、必要な時だけ2~3着で買っておけば良しという感じか。

 ゴーフォザサミット:積極策から一旦は先頭に立つも、すぐに差し勢に前に出られてしまった。それでも大きく止まることはなくジリジリと伸び続けたのだが…位置取り、流れともあっておらず、それでも崩れなかったのは、復調加減を表していると言っていいのではないだろうか。具体的なレースを挙げることは難しいが、ここで一息入れるなら秋は再注目したい。

 ムイトオブリガード:3着馬同様、内を突いて伸びてきたがラストは競り負け。現状の力は概ね出せていると判断してよいだろう。

 ブラストワンピース:もともと凱旋門賞を見据えているのであれば、ここで仕上がっている必要もないし、59キロであることを考えると、特に悲観する必要はないのでは。次は定量札幌記念のようなので、巻き返せる要素は充分あると思われる。というか、宝塚出てよ…

 

 

 この馬→にとっても、流れは良くなかったのですが、直線では伸びず止まらずで比較的健闘していました。この馬も次の適レースまでは遠そうなのですが、一応頭の片隅にはおいておこうと思います。







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