重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 ヴィクトリアマイルの回顧

 史上最強馬と言えば…まぁまぁ譲れる余地を持っていますが、日本人最強レスラーは誰がなんと言おうとジャンボ鶴田です。自分の中でそれだけは譲れません。はや19年…そらオッサンになるわ。

 というわけで、入場テーマ「J」を…


オールスタープロレスリングⅢ ジャンボ鶴田 入場シーン

 あえてゲーム内での入場シーンの音楽をチョイスしてみましたが、自分としてはあえてこの選択…YOUTUBE内で聞ける「J」の中では一番好きなんです。ピアノ伴奏が前奏として入るのですが、本来このバージョンは存在しません。ジャンボ急逝後、ノアを立ち上げた三沢…このゲームが発売された2003年当時は、大会場での興行をバンバンとやっておりました。そんな時に自身の入場音楽「スパルタンX」にピアノ伴奏をつけたものを使用し始めたのですが、もしその舞台にジャンボにが立っていたら…と、ゲーム開発者の思いが透けて見える様な入場シーンの作り込み様です。ちなみに肝心のゲーム性はと言うと…あまり芳しいものではなかったのを覚えています。三沢らが大量離脱した後の全日組をはじめ、オールスターと銘打つほどの選手数が入っていなかったことも大きかったですねぇ。

 

 前振りが長くなってしまいましたが、超絶レコードが出たレースを振り返っておきましょう。

 

ヴィクトリアマイル

Lap・馬場振り返り

12.3-10.6-10.8-11.1-11.3-11.2-11.5-11.7=1:30.5(R)

 最内からアマルフィコーストがスピードの違いを見せる中、前の組の中ではあまり良いスタートではなかったアエロリットが競って行き、300m地点で先頭に立ってのペースメイク。交わされるまでは平均的なLapバランスだったが、それ以降…特に4・5F目が全く緩まないまま直線での末脚勝負に持ちこまれた。ただ6F目でわずかに加速した以外はペースを落としながらのFinishで、決して前の馬に有利というわけではないし、そんな中でもこの高速馬場では後ろの馬は物理的に届かなかった訳で、結果的に好位~中団からしっかり脚を使える馬のレースになったと言えるのではないだろうか。

 

各馬振り返り

 ノームコア:出は決して良くなかったが促しつつ中団まで巻き返してラッキーライラックを見る位置。直線は坂上までは前が空かずに我慢したが、ラッキーライラックの外に導くと最後まできっちり伸び、プリモシーンの外からの追撃も交わしきった。紫苑Sでも見せていたように高速馬場への適性は高かったと言えるのだが、やはりスタート後の巻き返しの挙動に尽きる。並のジョッキーなら4角10番手以降に落ち着いても仕方ないだけに、やはり鞍上の力が大きく寄与したと言えるのではないだろうか。インパクト的には中々で、ペース適性としても、安田記念でも十分買えるだけのものは見せたと言えるのだが、恵まれた部分も大きかっただけに、そこまで信用しすぎないようにしたい。

 プリモシーン:馬なりで中団。結果的には勝ち馬を見る位置でスムーズにレースを進めたが、ラストは勝ち馬にわずかに及ばなかった。緩まないペースでこその馬で流れも悪くなかったし、力は出し切れた2着と言えるだろう。道中でしっかり流れに乗れるかどうかがポイントの馬で、噛み合えば牡馬相手でもやれるはずだ。

 クロコスミア:逃げ先行勢を前に見る位置から。4角では手応え的に怪しく、坂の上りあたりではラッキーライラックに完全に前に出られたが、しぶとく伸びて差し返し3着確保。この高速馬場に対応したこともそうだが、5番手から上がり5番目の脚が使えたことにも驚き。個人的には今から予想しても買える馬ではない。逆に言えば、しっかりと力を見せたということなのだろう。今更かもしれないが、次走どこに出てこようが少し注目したい。

 ラッキーライラック序盤から高めの位置を取る作戦だったのだろうが、流れ的にあの位置が精一杯。とは言え、しっかり流れに乗っていたし、直線では先頭が見える位置まで上げていけたのだが、ラストはやや脚が鈍ってしまった。概ね力を出せた内容と言えるし、今の力関係の中での4着と見ておきたい。継続騎乗ならまた馬券になるシーンはきっとあるはず。

 アエロリット:この馬の特性であれば、取った作戦としては決して間違いではないと思うのだが、刻んだペースが極端すぎた。それでも大きくは止まっておらず、まぁ仕方なしと言える内容。もう少し緩めのペースで運べるようなら簡単には止まらない馬なので、牡馬相手でも太刀打ちは可能だろう。

 ミッキーチャーム:この馬らしい先行策。終始強気に運んだが、流石に坂上で甘くなってしまった。位置取り的に残せる余地はなかったと言えるのだが、基礎スピードの高さを維持するようなレースは向いていないという印象も。そういう意味ではもう少し距離があったほうが良さそうだ。

 レッドオルガ:中団の内目。直線も前を向いてからも前が空いて、伸びかけたのだが、前を行くミッキーチャームが外によれて万事休す。手応え的には少し怪しく、それがなくてもどこまで伸びてきたかは微妙なのだが、力を出し切れていないもの事実。後傾持続力~一貫Lapで今一度買ってみたい。

 カンタービレちょっと気になっていた馬。道中は勝ち馬のやや外で、直線序盤は馬体が合うような位置だったが、全く伸びずに途中から追うのをやめてしまった。鞍上いわくバランスを崩してしまったとのこと。参考外としたいが、前とは力差があるのかも。サーセンでした。

 

 

 位置取り的には物理的に届かなかったものの、内目からしっかり伸びていたのがこの馬→(ミエノサクシード)ココに来て少し力をつけている所は見せているので、重賞でもやれそう。ただここから先、適正の高そうな重賞が見当たらないのだが。






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