重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 アンタレスSの回顧

 シャケトラのニュースを貼り付けて、枕を作っていたのですが、こんなニュースも飛び込んできて、昨日付けエントリからの流れもあるので、まずはコチラから…

 JC後も、ドバイターフ後もふらつくような所を見せていたと言うし、常に全力を出し切るタイプの馬なんでしょうね。プラス輸送や環境の変化、更に古馬牝馬の負担重量58キロなんかを加味すると、凱旋門賞は難しいんじゃないかという判断に至ったんだと思います。ただ例年一次登録締切は5月10日前後なので、この早い段階でそこまで判断したというのは、今年はもう欧州には行きませんと言ってるようなもんですからねぇ。(4/18 追記:海外送金の日程の関係上、今年の日本サイドでの締切は4/18だったようです→ソース)国内専念もしくは、行っても香港か来年のドバイか…そんな感じなのかなぁと…そして、個人的にはそれでもいいんじゃないのかなと思ったりもしております。

 

 そしてコチラ…骨折を乗り越え、G1に手が届く最後のチャンスかも知れなかっただけに、言葉にならない位に残念です…馬券的にも長休明けのAJCC阪神大賞典を考えると人気どころでまず買いたいのはこの馬でしたしね…今は安らかにというしかありません。合掌。

 

 

アンタレスS

Lap・馬場振り返り

12.4-10.4-12.5-12.0-12.7-13.2-12.6-12.0-13.0=1:50.9

 ドライヴナイトが勢いよくハナに立ち、そのまま離し逃げの形に。4F目までについた差が、5F目でやや詰まり、6F目が終わる頃に完全吸収されるような形で推移しており、後続に関しては大きく緩むところのないラスト2Fで出し切るガチンコ勝負になったと言えるだろう。

 

各馬振り返り

 アナザートゥルース:早々に逃げ馬が沈み、その後の3頭(テイオーエナジー、グリム、リーゼントロック)が並ぶように先頭集団を作ったのだが、その後ろにいたのがこの馬。先に抜けた2着馬をあっさり捕らえて初重賞となった。ラストが掛かるような流れは得意で展開的にもバッチリ。同じようなレースが再現できるかは微妙なので、重賞常連というわけではないだろうが、ペース適性から見ても比較的安定して力は出せそうだ。

 グリム:先団の後ろ目から3角でややポジションアップ。4角では先頭3頭の真ん中から抜け出しを図ったが、勝ち馬には遅れを取ってしまった。いつもと違い馬群の中に入れての競馬でも力を出せたのは非常に大きい。次走以降も注目の一頭と言えるが、距離はもう少しあったほうが良さそうなので、9F戦ならメンバー次第ということにしておきたい。

 ロンドンタウン:この馬の前走の回顧でも書いたのだが、今回もラストでLapが落ちるようなLapになったことが大きい。更に前走のようなズブさも見せておらず、出来も安定してきた感がある。しばらくは安定した力は出せそうだ。

 ヴェスタールンド:道中掛かり気味で結果的に早めのまくりに…それでも一定の力は示したと言えるだろう。やはり4角までしっかり脚を溜めてこその馬という事を再認識したわけだが、落鉄&骨折の疑いありとのこと。一応参考外としておこう。

 ナムラアラシ:最後方から大外をまくり上がっていったが…やや強引さがあったものの脚は戻ってきた印象。この馬もどちらかと言うとギリギリまで溜めたほうがいいし、距離ももう少しあったほうが良いので、次がそんな舞台ならば買ってみたい。

 

 

 3~4角で手応えが悪くなりながらも、エンジンが掛かってからはしっかり脚を使って伸びてきたのが、この馬→ この馬も距離延長がベターだが、この距離でもしっかり流れるようなペースなら巻き返しがあっておかしくありません。







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