重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 アーリントンCの回顧

 

 ルメールはアーモンドアイに乗るでしょうからねぇ。某所ではマーフィーだという話も上がっているようですが。ダービーを勝って2冠でも、3冠より海外という風潮が強いノーザンファームの事ですから、どこかには行くことにはなるのでしょうが、個人的には凱旋門賞絶対視という風潮はあまり好きではないので、適する舞台があれば行けばいいかなと位に思っております。

 

アーリントンC

Lap・馬場振り返り

12.4-11.2-11.4-12.4-12.4-11.5-11.0-11.9=1:34.2

 イベリスが少し促してハナに立つと、後ろの馬たちは引っ張るようにして控える序盤戦。3F通過はビックリするような遅さでもなかったのだが、中盤2つをしっかり緩め、直線での上がり勝負へ…多頭数でも一団の競馬だったので、後ろの馬でも上がりを強調できるような馬は力が発揮できたと言えるだろう。逆に前の馬は上がりをまとめられる馬が少なく切れ負けのような状況。わざわざ引っ張って脚を溜めた意味が全く無いというおそまつな結果だった。

 

各馬振り返り

 イベリスフィリーズレビューの加速Lapで4着に負け、距離延長のこの舞台を選択。マイペースで後続の追撃を封じ込んだ。前段のとおり、一団の競馬でもすぐ後ろの組が引っ張って、思った以上に消耗してしまったこと、そのおかげでプレッシャーも少なくレースが運べたことが大きい。距離をこなしたことは評価できるが、再現性としては乏しく本番に出ても買える要素は少ない。

 カテドラル:ちょっとだけ気になっていた馬。明確に出負けし最後方。直線に入っても行き場所を探すような形だったが、前が空くと一気に伸びてゴール前の2着争いを制した。実際に追い出されたのは残り250m位で、やはり上がりに凝縮するようなレースならば力が発揮できること言うこと。ただ本番はこのようなスローは考えにくく、そうなったとしても前でしっかり脚が使える馬がいるだけに、勝馬よりは買えるかなと言うレベルだろう。

 トオヤリトセイト:後方から外目を徐々にポジションを上げつつ、直線では真っ先に外を伸びてきた。勝ち上がりは2戦とも7Fだが、上がりを強調するレースで、この馬にも流れが向いたということだろう。マイル戦で更に流れた時にどのくらい脚が使えるかは未知数だが、このメンバーなら本番でまだ買えるのかなと思わせたのがこの馬。人気薄ならヒモに加えるレベルだが…

 ニシノカツナリ:中団馬群の中から直線外にだすのに、3着馬が行った後の進路を取らざるを得なかった。進路が開けてからの脚は目立つものが合っただけに、ちょっともったいない4着。自己条件ならあっさり…と思ったら、どうやら故障で戦線離脱の模様。素質はあるだけに再起を願いたい一頭。

 ユニコーンライオン:この馬の特性を把握して早めに動かしていったが…それでも全体の流れが合っていたわけではないので、キレ負けの形になってしまった。少なくともコーナー4つのコースで、もっと言えば上がりの掛かるような流れがベター。

 

 

 権利を意識してか、ちょっと早めに動かしていき止まってしまったのが、この馬→ 権利が取れたかは別として、この馬の特性から見ても、もう少し待っても良かったのかなと思わせた内容でした。こうなると一息入れて立て直しという形になると思いますが、OPまではすぐに行ける器だと思います。







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