重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 フィリーズレビューの回顧

 昨日に引き続き、今日は皐月賞ボーダー編。こちらは今週末で5枠埋まって、更に来週の毎日杯まで見ないといけないので、難しいところではあるのですが、賞金的に確実な馬で、今週の両トライアルに出てくるのはファンタジストくらいのものなので、最低でも4枠は、賞金的に下の馬が出走権を取ることになります。それを加味し、ダート路線やマイル路線の馬を省いたとして、現時点でのボーダーはやはり1600~1800万位になるのではないかと…

 ちなみに1800万クリノガウディーは今週のスプリングSに、1650万マイネルフラップは次週の毎日杯、1600万ヴェロックスは若葉Sに出走を予定していますが、現状これらの馬とて本番が安泰ではないということは覚えておきたいですね。もし、今週の優先出走枠5つをすべて1400万より下の馬が取ってしまったとすると、2050万のクラージュゲリエ辺りも当落線上となるくらいにボーダーが上がってしまうんですよね。OP特別1個勝ったくらいでは安泰と言えない時代ということです…

 

フィリーズレビュー

Lap・馬場振り返り

12.2-10.8-11.9-11.9-11.7-11.3-12.2=1:22.0

 どの馬もあまり行きたくなく、スタート良かったアウィルアウェイが更に内のアスタールビーを待つような形。稍重だったとは言え3F目で11.9まで落ちるかなりのスローと言える序盤戦。後半はそこから加速Lapを2つ連ねてのゴールとなった。ラストは落ち込んだものの、序盤の緩さと、稍重ながら決して内が悪くならなかった馬場を考えると、やはり先行馬に分がある競馬だったと見るべきだろう。

 

各馬振り返り

 ノーワン:出が悪く後方寄りの競馬。最内、更にペースが遅くなってしまっては、リスクを背負う以外どうしようもないのだが、直線ではすぐ前のプールヴィルが外に切り替えを選択したため、自身はイチかバチかの最内へ…騎乗停止を喰らいながらも狭い所を割って差し切った。出遅れたことはさておき、その後のリカバーは最高に近いものがあったので、本番での上積みは考えなくて良さそう。

 プールヴィル:好位から。この馬も内で包まれそうになっていたが、やや強引に外目に切り替えて進路を確保して伸びてきた。切り替えがあった分、経済コースを抜けてきた勝ち馬には遅れを取ってしまったのだが、最後の最後で何とか同着までこぎつけた感じ。ラストが掛かるような流れで真価を発揮できる馬だと思うので、坂のあるコースはプラスだが、外回り8Fは流石に分が悪そうだ。

 ジュランビル:この馬らしい正攻法。流れも悪くなかったし、しっかりと力は出しての権利獲得ということだろう。もちろん本番は…(以下、省略)

 イベリス正攻法でスローながら7Fは何とかこなした感じ。ただラスト止まった辺り、ベストはやはり6Fだろう。坂もないほうがいいのでは。

 メイショウケイメイ:前走はプールヴィルに競り勝ったが、外がやや有利な馬場だったこともあるし、今回の立ち回り戦で逆転されてしまった。今はそこまで力の差があるわけでもないし、もしかしたら平坦のほうがいいのかもしれない。この馬も桜花賞には出られるのだが…

 アウィルアウェイ:好発を控える正攻法も伸びきれず。そもそもOPでの好走が7F戦でも自身の上がりが33.4と32.8なのだから、流れへの適正というより、元々強いのかどうかを疑うべき存在だったということでいいだろう。桜花し…(略)

 キュールエサクラ:出負けで外を回らざるを得なかった時点でノーチャンス。とは言えこの馬も連勝の内容が共に大きめのギアアップを必要とするレースだったので、ここに適正があったかは微妙。

 

 

 元々本番に全くつながらないレースなだけに、ここであえて上げるべき馬は見当たらないのですが、6F~7Fの平坦馬場ならもう一回くらい穴を開ける可能性があるんじゃないかなと思わせたのがこの馬→(アズマヘリテージ)少なくとも3歳春の間は小銭投下して置こうかなと思います。







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