重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 金鯱賞の回顧とぐだぐだと負け惜しみを

 Twitterで追っていただいていた方はお分かりかと思うのですが、先週のWIN5…やってしまいました。顔に似合わず割と引き摺ってるのですが、ちょっとだけ振り返っておきます。

 まず基本として「5レース中、1番人気が2勝する」前提の買い目構築することを決定しました。通称「須田メソッド」と言われるやつです。これは1番人気の勝率が平均3割であることに起因しているのですが、それなら1番人気が1勝するパターンも考えられる(今回はまさにそのパターンでしたし)訳で…まぁそこは買い目をなるべく減らしたいという単純な理由での選択でした。その中で、私の選んだ馬たちは…

 

  • 阪神10R 1番人気:5/他候補:1・12・14
  • 中山10R 1番人気:11/他候補:2・6・7・9・13・14
  • 中京11R 1番人気:8/他候補:1・6
  • 阪神11R 1番人気:5/他候補:6・12
  • 中山11R 1番人気:1/他候補:2・10・12・13

 

 これを阪神10Rと中山10Rが1番人気で決着したとき…阪神10Rと中京11Rが1番人気で決着したとき…てな具合に、10パターンに分けて購入をしたわけです。そうするとトータルの点数は340点になります。ちなみにこれを全通りを買うと1260点ですから、4分の1近くに減らせることになるんですね~。

 結果、1番人気は1勝だけで、最初の前提が崩れた時点で当たる要素はどこにもないというオチだったのですが、予想段階で中山11Rの1番人気アイワナビリーヴは、東京の瞬発力勝負を勝っただけの1戦1勝馬が中山マイル変わり、更には最内という事で、通常の予想をするならまず疑って掛かるべき要素が多く備わっていただけに、それなら2番人気のルガールカルムに置き換えるべきなんじゃないか…とかなり悩んだ訳です。誇張ではなく20分位考えました…マジで。結局、初志貫徹して1番をチョイスしたのですが、その理由は1番が来てハズレたら発狂するだろうから…という何とも言えないもの…その時は12番(ルガールカルム)が買って逆発狂というパターンは全く考えが及んでおりませんでした。

 実はこのハズレ…中山11Rでの選択より、もう一つの重要な分岐点が合ったことを後になって気づきました。それは「なぜ1番人気が1勝パターンをチョイスしなかったのか?」という事です。点数を減らせるからという事で選択ことには違いないですが、実際に上の買い目で「1番人気1勝パターン」を買うと504点になります。言ってもそこまで大きな差があるわけでもないですし、むしろこの場合は16,000円をケチって160万を取り逃したという表現のほうがしっくり来るかもしれませんね。そんな事をつらつらと書き綴っていたら、何となく気持ちも落ち着いてきたので、そろそろ回顧の方に行ってみようと思います。

 

金鯱賞

Lap・馬場振り返り

12.7-10.8-12.1-12.5-12.9-12.3-12.2-11.6-11.3-11.7=2:00.1

 大方の予想通りタニノフランケルのペース。この馬自身、前半からペースを上げていくタイプではないので、その時点でスローが確定したようなもの。12.9の所で集団が前に追いつき、3角からは一団で徐々にペースを上げながら上がり3つを11秒台にまとめての決着となった。ほぼ出入りのない隊列でどちらかと言えば立ち回り戦だったと言えるだろう。

 

各馬振り返り

 ダノンプレミアム:好発を控えて4番手から。直線早々に前の馬の外に進路を確保すると、坂上まで我慢してから追い出され後続を完封した。この馬のいいところは大跳びなのに、ギアアップ能力も高く操縦性に優れている点で、それを存分に活かす結果となった。秋をパスし爪の不安が解消するまでじっくり待ったのも良かったのだろう。上積みがあるかは分からないが、現状維持でも大阪杯は十分勝負になる内容だったと言える。大跳びの分、持続力勝負になっても対応できるし、その上でギアアップも出来るので、緩まないペースでも戦えるはずだ。

 リスグラシュー出遅れを少し巻き返して中団から。終始外目を回しながら4角手前から仕掛けられると坂上で2番手を射程圏に入れ、そのまま伸びてきた。後傾Lapでありながら一気にペースが上がるような所がなかったのは、この馬にとっては大きかった。後、左回りではスムーズさが全く違っており、そこもこの馬にはプラスに働いたと言える。上がりのみの勝負は不向きなので、牝馬どおしの戦いより牡馬混合のほうがレースをしやすい可能性が高い。次は香港のようだが、やはりポイントは右回りへの対応と言えるだろう。

 エアウインザー:中団の内で勝ち馬を見る位置から。がっちりマークで坂上に並びかけようとしたが、逆に突き放されてしまった。この馬も叩き台だったのだが、それでも勝ち馬対比では力負けと言ったところだろう。ただこの馬自身止まっているわけではないし、もう少し流れたほうが競馬がしやすいタイプだけに、特に悲観する内容というわけでもなかった。大阪杯は誰が乗るのか分からないが、有力どころの1頭であることには変わりない。

 ペルシアンナイト:気持ちスタート悪しだったが、掛かり気味で苦労しながら馬群の中へ。3~4角は2着馬と並ぶ位置で、同じ様に伸びてきたのだが、ラスト1Fで明らかに見劣っての4着。掛かったこと、休み明けは走らないことを思えば許容内と言えるが、G1では奇襲的な乗り方で馬券になっているだけに、ガチンコでどこまでやれるのかは…そして、それを実現できる鞍上なのかというのも大きなポイント。

 アルアイン3角手前で緩んだ時にポジションを上げ、この馬の位置で勝負どころを迎えたが、直線では内から4着馬、外から2着馬に交わされあまり見どころのない5着だった。ちょっと上がりに寄り過ぎた流れもよくなかったし、鞍上が変わり、もっと積極的に動く競馬が出来なかったこともあるだろう。一応ここは参考外としておきたいが、大阪杯で勝ち切れるまでかと言われれば…

 ギベオン:ちょっと気になっていた馬。予想の反省としては単純に見込み違いだったということ。ただ流れは決して良くなかっただけに、ペース次第ではもう少しやれても…という感じ。

 

 

 G1で勝負できるレベルではありませんが、一頭挙げるなら…今回もうまく序盤をこなして行ったのですが、上がり3つを11秒台にするようなペースメイクはどうなんだろと思わせたのが、この馬→(タニノフランケルこれまでの鞍上に戻るのであれば、重賞でそれなりにやれそうだなと感じました。







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