2019 小倉大賞典の回顧
何とか4重賞分、遅れずに完走できそうです。時間もありませんのでさっさと行きましょう。
小倉大賞典
Lap・馬場振り返り
12.2-11.1-12.3-12.0-11.8-11.9-11.7-11.6-12.1=1:46.7
マルターズアポジーは出遅れ…最内からサイモンラムセスが主張すると他は競らずにスンナリとペースは落ち着いた。4F目以降ペースをジリジリと上げる逃げ馬だったが、後続は反応せずに1秒近い離し逃げのような状態になっており、字面的にはイーブンに近いLap構成でも、2番手以降はスローの追走だった。馬場的には2週目に入り、踏み固められてやや内が優勢となっており、それも相まって、後ろの馬にはかなり厳しい展開になったと言えるだろう。
各馬振り返り
スティッフェリオ:好位からの差し切り。この馬の上がりの最大限を出してのものでもう少し後ろなら届いていなかった。とは言えこの馬もペースに恵まれたわけではないので、地力が一枚上だったということ。もう少ししっかり流れて上がりが掛かったほうがいいだけに、クラスが上がってもそれなりにやれそうな気配だ。
タニノフランケル:番手で後続にフタをし、上手く後傾Lapに持ち込んだ。先行さえすればしぶとさを発揮できる馬で、それなりに上がりもまとめられるだけに、しっかりとこの馬の特性を活かす好騎乗だったと言える。これ以上を求めるのは酷だが、同型次第では今後も要注目。
サイモンラムセス:一人旅かつタニノフランケルが壁になってくれた楽逃げ。厳しいペースでは結果を残せない逃げ馬なので、展開、馬場ともに完璧にハマってくれた。自身の型にはまればきっちりとパフォーマンスを上げる馬で、決して弱い馬ではないのだが、それがいつやってくるのかを見極めるのが難しい…
ナイトオブナイツ:この馬も使えるだけの上がりは使ったのだが…決して流れが向いたわけではないので、ジリジリと力は付けていると言える。9F&上がりの掛かる流れならこのクラスでも目処がたったと言えるだろう。
エアアンセム:勝ち馬の内をキープして直線に入ったが、微妙に進路を確保できず。それでも抜けきるだけの脚があったわけではないので、やや上がり負けの感も。また1800mは微妙に短いのでは。
マイスタイル:前走で味をしめたか再度差しに回る競馬だったが、道中かなり掛かってしまった。もともと折り合いが難しい馬なので、差す場合でもスムーズさが求められる。そういう意味では小回りは合わない。
この馬→(マウントゴールド)も上がり負けと言える内容。また距離も短く、道中追い通しでこの距離も短い印象。適条件なら重賞でもやれるので、巻き返しに期待したい。
で、マルターズアポジーは連闘ですか…そうですか。ぶっしーに戻ったのは何より。
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