重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 フェアリーSの回顧

 2戦連続で薄氷の勝利…タイブレークも最終セットも圧倒的な勝率を誇るだけに、2セット目のタイブレークで取れたときには半分勝ったかなと思ったのですが、それにしても見てる方も苦しくなる試合でした。やってる方はもっと苦しいのでしょうが…

 

フェアリーS

Lap・馬場振り返り

12.4-11.8-11.9-12.2-12.4-12.2-11.5-11.6=1:36.0

 バランス的にはやや後傾と言った感じだが、前半から中盤が遅めで、その分上がりが早くなると思いきや、そうでもなかったね…という感じ。言ってしまえば、あまりレベルの高くないレースだったという括りでよいだろう。

 

 各馬振り返り

 フィリアプーラ:スタートは悪くなかったが、前の馬に入られるように後方へ…4角までは内で、直線入り口にかけて外に出して一気に伸びてきた。未勝利勝ちでもそうだったが、時計の掛かるレースで決め脚を発揮できるタイプ。力もこのメンバー内では上だったということだろう。ただ上のクラスで勝負できるかと言われれば…流れが向いて何とか…というレベルだろう。

 ホウオウカトリーヌ:中団馬群の中からしぶとく抜け出してきたが、決め手に勝るタイプの馬ではない以上、もう少し前で競馬するのが理想なのではと思わせる結果だった。距離もこのメンバーと流れだから保ったという印象で、次以降は短縮が理想。フィリースレビューなら通用しておかしくない。

 グレイスアン:遅めの流れでもしっかりと好位でコントロールされ、直線抜け出しを図ったが、上位2頭の決め手に屈してしまった。新馬戦同様に上がり2F勝負となった流れも向いたのだろうし、現状はそれ以上の評価はできない。センスはありそうなので自己条件ならいい勝負にはなるはずだが…

 エフティーイリス:勝ち馬と並ぶ位置も4角でいち早く外に出して追撃開始。結果、上手く勝ち馬の壁にされた感もあるのだが…荒削りに見えるのは鞍上のアクションのせいなのかは分からないが、距離はもう少しあったほうが良さそう。

 アクアミラビリス:出負けを巻き返して好位から掛かり気味の追走も、ラストはガス欠気味に。新馬とは全く違う流れで対応しきれなかった部分もあるだろうが、そもそも人気過剰気味で気性面に危うさがある以上、次以降も半信半疑で見ておきたい。

 

 

 この流れで後ろから対応した馬は脚を余し気味になったケースもあると思います。それに該当しそうなのがこの馬→(チビラーサン)出負けが響いたのは間違いないですが、外に出した時にはそれなりに伸びていました。しっかりと上がり3Fで勝負出来るレースならもう少しやれていいはずです。







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