2019 日経新春杯の回顧
これ、もし出てきたら簡単に持って行かれる可能性もありますよね…それより前にドバイでディアドラと勝負してほしかったなぁ…
日経新春杯
Lap・馬場振り返り
12.6-10.7-10.8-11.8-12.4-12.6-12.9-12.8-11.9-12.2-13.1-12.4=2:26.2
アイトーンが短距離戦並みのペースで飛ばす序盤戦。4F目までは暴走とまでは行かないがかなりのハイLapで推移した。5F目でようやく標準に戻り、6～8F目では緩みを入れたのだが、そこで動いたのがメイショウテッコン…坂の下りで先頭に立って一気にペースを引き上げた。ラスト1Fは差し馬たちのLapなので気にする必要はないが、それでも12.4と掛かっておりどの馬にもしっかりと負荷の掛かるレースだったと言えるだろう。
各馬振り返り
グローリーヴェイズ：速いペースを察知し1角で控えに回り、後はジッと脚を溜めて直線で弾けさせた。立ち回りの上手さも光ったが、着差以上に余裕を感じる内容で、これまでの瞬発力に頼るレースではない中で結果を出せたことも大きい。操縦性も高く距離もこなせそうなので春天でも有力どころに名を連ねてもおかしくはない。またおなじみノーザン天栄関連馬なので、もしこのまま本番まで直行するようなことがあっても、特に割り引かなくて良いだろう。
ルックトゥワイス：気になっていた馬。ちょっと控えすぎの印象もあったが、ペースを考えると結果オーライ。鞍上らしくなく外を選択したことも、内が詰まり気味になってしまったことを思えば結果良かった。しっかりと自分の脚は使える馬だが、やはりしっかり流れて上がりの掛かるレースのほうがあっているようだ。更に上を見るのは難しいかもしれないが、このクラスでも安定して脚が使えることがわかったのは収穫。
シュペルミエール：馬群の中から、直線だけ少し外に出して伸びてきた。この馬の脚は使えているし、流れも悪くなかったことを考えると2着馬とは少し差があるかなと思わせる内容だった。と思ったら、屈腱炎を再度発症で引退の模様。
ノーブルマーズ：向正面でペースが落ちた時にお付き合いして、ポジションを悪くしながらも、3～4角外から巻き返して伸びてきた。決して褒められた騎乗ではない中で、ある程度の結果を出せることはやはり力の裏返し。復調の兆しが見られただけに、次走以降注目したい一頭。
エーティーサンダー：実は密かにヒモで狙っていた一頭。軽量らしく先行策からの粘り込みを図ったが、最後は止まってしまった。力が足りるわけではないが、恐らく厳しい競馬のほうが力を出せるタイプ…そしてそこまで厳しくならない自己条件で取りこぼすタイプということなんだろう。
ムイトオブリガード：馬体増で太かったこともあるのだが、そもそもこんな馬場が合わないのだろう。馬場条件さえ合えば、春天でも巻き返せるはずの馬なので、ここは参考外としたい。
メイショウテッコン：掛かり気味の逃げ馬に出遅れぐせがついてしまっては…
変な通過順でもその割には…という訳ではなく、単純にペースが合わなかったと思わせたのがこの馬→
（ウインテンダネス）ペースさえ合えばまだやれるシーンはあると思うのですが、それがどの舞台かと言われれば…www
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