重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2018ジャパンカップの回顧

JRA発表の概要はコチラ…http://www.jra.go.jp/keiba/program/2019/pdf/gai01.pdf

 

 リステッドレースについて…元々2000m以上のOP特別って少ない(重賞になってるケースが多い)のですが、3(4)歳以上のレースで1800m以下に偏りすぎてるような気もするんですがねぇ。せめて大阪-ハンブルクカップを…と思ったら、いつからか7Fになってたんですよねww

 

ジャパンカップ

Lap・馬場振り返り

12.9-10.8-12.2-12.3-11.7-11.8-11.7-11.4-11.4-11.0-11.4-12.0=2:20.6

 レースバランス的にはスローも、向正面からペースを上げラスト1Fまでは上げ続ける超ハイレベルのガチンコ勝負に持ち込まれた。追いかける側も2角以降11秒台が続く中、むやみにポジションを上げられるわけもなく力のない馬は全く歯が立たなくて当たり前のレースになったと言えるだろう。異常とも言える世界レコード樹立馬場に関してはココでは言及を避けておくが、個人的には否定はしない派。

 

各馬振り返り

 アーモンドアイ:スタート決めて3番手。キセキの作るペースを受けに回ってねじ伏せた。斤量差はあると言え、現役最強の座に上り詰めたことは間違いない。来年はシーマクラシックからスタートのようだが、個人的には凱旋門賞にとらわれず勝てそうなレースを選んで無双を続けてほしい。

 キセキ:気になっていた馬。それにしてもココまでのペースを刻むとは…川田は少なくとも日本人の中では一番信頼の置けるジョッキーになったのではないだろうか。そしてそれに応えた馬も立派。菊花賞の時に現役最強を狙える一頭と評したが、春から立て直してそれが近づいてきたと言える。有馬記念も有力には違いないが、上積み面そして小回りはあまり上手くなさそうで、その辺が気がかり…

 スワーヴリチャード:1角で最内奪取のファインプレー。それがありながらもラスト2F目で脚が鈍ってしまった様に、上2頭とは大きく力差を感じる内容だった。個人的にはまだ復調途上と見るが、次の適条件は来年の秋天なので…

 シュヴァルグラン去年の秋の充実ぶりからは、少し劣る感じで今年を迎えたのだが、それを象徴するような結果。決して弱くはないが、このクラスに入ると好戦するのは難しそうだ。

 ミッキースワロー:気になっていた馬その2。後方2番手から上がり最速で掲示板(3000万)もちろん位置取りにかかわらず力がないと好走すら敵わないレベルだったので、決して弱い競馬をしたわけではないし、高速馬場も悪くない中、力は出し切れたと言える。もう少し上がりが掛かってくれれば良かったのだが。

 サトノダイヤモンドやはり全盛期には戻っていないということ。現状ではG2級。

 

 

 現状、今年のベストレースですね。よほどのことがない限りこれで決まりかと思いますが、その思いを揺らがせてくれる有馬記念になることを祈ります…出るかは分かりませんが、出てくるなら少しは巻き返せそうな馬は…(ウインテンダネス)勝ち負けできるという意味ではありませんので念の為。







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