重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2018東京スポーツ杯2歳Sの回顧

 まずまずの出足ですね。ポイントはフォーサムの2・4日目ですから、とりあえず明日しっかりまとめて5打差以内位に付けられたら後半が楽しみになります。

 

東京スポーツ杯2歳S

Lap・馬場振り返り

12.7-11.5-12.0-12.3-11.9-11.6-11.6-11.4-11.6=1:46.6

 トーラスジェミニがスローに落とそうとしたところを大外のゴータイミングが掛かり気味に捲っていき、早めのペースアップ…最速Lapが11.4で大きくギアアップのタイミングもない持続力勝負での決着となった。力のある先行馬であれば抵抗できる流れだったが、今回はそういった馬はいなかった事が、差し馬台頭の大きな要因だろう。また4角では11.6とペースが上がっていたことから、そこで外を回った馬は少し割を喰ってしまった事も覚えておきたい。

 

各馬振り返り

 ニシノデイジー少なくとも瞬発力勝負ならなかった時点でこの馬に追い風が吹いたと言えるのだが、流石にこれは舐められた人気だった。力を付けていることは確かで、瞬発力勝負やトップスピード戦では分が悪いが、そうでない舞台でしぶとさを生かす流れになれば引き続き買ってみたい。ホープフルSもぜひ内枠を。

 アガラス:内々から直線に入ってからジリジリ外へ。一瞬待たされるところもあったが、しぶとく前をこじ開けて際どく迫った。この馬も流れが向いたことには違いない。また4角で内にいたこともプラスになった。反応のいい馬ではないだけに、流れ一つで好走と凡走がはっきりしてしまいそうな馬。個人的にPOGで1票を投じているのでダービーまでは行ってほしいのだが。

 ヴァンドギャルド中団馬込みの中で流れに乗りながらも、しっかりと反応しあわやのシーンを作った。新馬とは全く違う流れでも臆せずに上がりを使えたことは大きいが、かなりスムーズな競馬で上2頭とはやや差があるのかなと思わせる結果。ただ個人的にはこんなペースよりトップスピード戦で見てみたいので評価を下げることはしない。

 ヴェロックス:接触があった分の4着も、流れは前走より間違いなく良かったはずで、情状酌量の余地はありながらも、新馬で見せたインパクトはだんだん薄れてきてしまっている。現状はその程度の評価にしておきたい。

 ダノンラスター:出負けから終始内目の競馬もジリジリとしか伸びなかった。ただ2戦目の競馬としては上々で、自己条件ならすんなりだろう。距離はこれ以上短くなると厳しいかも。

 ルヴォルグ:出負けが響いたのは間違いないが、4角のロスはしっかりと最小限にして外を追い込んでおり、流石に人気し過ぎたきらいも。

 カテドラル:あの手応えで抵抗できなかったのは、やっぱりペース適性が影響している可能性が高い。現状はギアアップと上がりの質を問うレースでこそということにしておこう。

 

 

 後方から4角で外目を回してふらつきながら追い込んできたのがこの馬→(ホウオウサーベル)中山でも外々を押し上げるような競馬なら通用するはずで、ちょっと注目しておきたい。







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