2018アルテミスSの回顧
ディアドラがルメールで香港Cに行くことが発表されたので、まさか…と思ったのですが、やはりそうでしたか。レイデオロも恐らく有馬直行でしょうね。手が替わることを良しとしないのは分かりますが、ここまでジョッキーの為のローテが組まれてしまうと、お手馬どおしのぶつかり合いが無くなってしまうということですからね…それはそれで面白くないですよねぇ。
アルテミスS
Lap・馬場振り返り
12.3-10.4-11.2-12.3-12.5-11.8-11.4-11.8=1:33.7
雁行状態のところを、外からライデンシャフトが行ってペースメイク。結果前3Fはかなり速くなったのだが馬群はほぼ一団。そこからはこのレースらしく、緩みを作って上がり勝負となった。とは言え、前半が早く、更に緩急を作っての再加速というのは2歳馬にとっては厳しい流れ…これが後方馬独占の大きな要因となったと言える。
各馬振り返り
シェーングランツ：出負けして後方も、その後の流れもリカバリーも完璧。東京に変わりディープの良さが出た感じだが、エンジンの掛かりはあまり良くなく持続力勝負で良いタイプ。ただ今回は色々恵まれた感も強く、すぐG1でという感じでもない。上手く成長してオークスあたりで見てみたい。
ビーチサンバ：勝ちに動いた分の2着。とは言え、厳しい部分でうまく脚をためられたところもあり、どちらかと言えば出負けした点がプラスに働いたとも言える。恐らく距離はこのあたりが限界だろう。総合力で上位なので阪神JFならワンチャンあるかもしれないが。
エールノヴァ：中断馬群の中で徐々にポジションを悪くしていったが、直線外に出した後でジリジリと伸びて馬券圏内は確保できた。恐らく勝負どころでもう少し動けるようなら…と思わせる印象。こちらも距離が伸びたほうが良さそうで、直ぐにではなくオークスまでに何とかなればという感じで見ておきたい。
ウインゼノビア：好発を控えて好位も、ラストは上がり負け。前半が早かった分躊躇してしまったのかもしれないが、決め脚に勝る馬ではないので、流れに反してもうちょっと前でキープしても良かったのかも。いずれにせよ人気にならないキャラではあるので、今後も穴を演出する機会はありそうな一頭。
トスアップ：1番人気直後で直線でつかえて待たされるようなところがありながらも、この馬なりに伸びた。センスある馬で立ち回り巧者の感があり、次以降はそのようなシーンで狙いたい。
アフランシール：手応えよく追走もいざ追われて伸び負け。ちょっと見立て違いの感がある結果だった。次買うにしても少なくともコーナー4つのコースで。
ミディオーサ：最内から進路無しで踏み直すシーンあり。見直し可能だが、やや人気先行型の感も。
グレイシア：意外と厳しくなった前半に付いていった分の伸び負けだが、個人的にはそこまで強いわけではないと見るのが正着のような気も…
重賞でというわけでもないですが、条件戦なら普通にやれそうなのがこの馬→
（ライデンシャフト）今回のペースは流石に厳しく、もう少し緩いペースなら普通に…特にハナにこだわる馬ではないので、中山替わりの自己条件なら…という感じで。
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