重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 9/17 セントライト記念篇

 何ともあっけない幕切れですが、スタッド入りは間違いないでしょうから、欧州で血を繋いでいってほしいですね。でもディープも母父はリファール系なので、3/4はノーザンダンサー系で構成される種牡馬になってしまうわけで、使い勝手的にはどうなんでしょうかね…

 

セントライト記念

Lap・馬場振り返り

12.4-10.9-12.3-12.4-12.9-12.0-11.5-11.2-11.6-12.3-12.6=2:12.1

 タニノフランケルの単騎逃げは決して速くはないものの、後ろはやや間を置いて縦長になっての追走…この時点では後ろの馬にチャンスはないかと思わせたのだが、最終的には実質6Fのロングスパートを作り、早めにピークを持ってきてラストは我慢比べに持ち込まれており、Lap的な背景からは後方の馬も来られる要素を含んだレースだったと言える。ただし力のない差し馬には位置取り的に厳しかったので、そこは覚えておこう。

 

各馬振り返り

 ジェネラーレウーノ:番手で実質ペースをコントロールしていたのはこの馬。後半の逃げ馬の早めのスパートにもしっかりとペースを守り、きっちりと前を捕らえた。恐らく後半もラスト以外はほぼ一定のペースで走っていたものと思われ、力上位であることに加え、この馬の特性をしっかりと生かした内容だったと言える。ただ中山での好走が目立つ馬で、更に軽い芝の京都に合うかどうかはかなり微妙…番手から自ら動ける馬だけにそれを覆す騎乗が必要になる。

 レイエンダ:大外から中団の外も隊列がバラけたため、馬の後ろに入れるのには苦労せず。4角でも余裕を持って外目に出して直線に向かったが、前を捕まえるには至らなかった。ラストは12.6も掛かっているのだから、捕まえて欲しかったというのが正直なところ。またもっと後半の上りに特化したようなレースのほうが合っている可能性もあるだけに、菊花賞ではどちらかというと嫌って妙味ある存在になるのでは…などと妄想していたらチャレンジカップだってさ。さすが藤沢厩舎。

 グレイル:後方内目から4角までは最短距離で差を縮め、直線だけ外に…その際に少しスムーズさを欠いてしまったが、最後までしっかりと脚を伸ばした。皐月賞~ダービー~ココと一連のレースを見て感じたのは、上がりがある程度かかるレースにならないと持ち味が生きないということ。距離は保ちそうで菊花賞もノーチャンスではないと思うが流れ化馬場のアシストが必要になってきそうだ。

 ブレステイキング:この馬にとって決して悪い流れじゃないと思ったのだが、ラストは伸び負けしてしまった。距離もあるのかもしれないが、基本は力負けと言っていいだろう。決して弱い馬ではなので、OPまではさほど時間はかからないと思うが、スケール的には今ひとつ。

 オウケンムーン:ダッシュつかずに後方から。3着馬の後ろ…最後方の内目から差を詰めて4角で大外に持ち出したのだが、エンジンの掛かりが遅く脚が目立ったのは、勝負の決したあとだった。賞金で本番に出られるのは分かっているだけに、ココは参考外でいいのかもしれないが、いい頃の状態に戻っているとは言い難い。オウケンブルースリ産駒だけに菊花賞は買いたいところなのだが…

 コズミックフォース:気持ち後ろめだったが、この馬らしい正攻法も、勝負どころ以降で伸び負けて完敗。叩き台だけに参考外としておきたいが、距離が伸びるのは明らかにプラスではないし、京都への適性が高いかと言われれば?なだけに…

 ギベオン:こちらも恐らく距離…適正にごまかしの聞かない持久戦になると厳しくなってしまったという感じ。短縮で今一度。

 

 本番どうこうではありませんが、自己条件に戻れば普通にやれそうだなと思わせたのはこの馬→(ショウナンラーゼン)直線ゴチャ付いて前に入られるなどの不利があったものの、伸びは止まっておらず、持久戦になれば面白い一頭です。自己条件でもそこまで人気になりそうにないので、ココに上げてみることにしました。






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