重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 6/17 その2 ユニコーンS篇

 南アで種牡馬ですか…その内、ドバイとかで産駒が走っているかもしれませんね。個人的にはこのブログで一悶着をおこしてくれた感慨深き馬でもあります。お疲れ様でした。 

 

ユニコーンS

Lap・馬場振り返り

12.2-10.8-11.8-12.3-12.3-11.9-11.5-12.2=1:35.0

 函館同様、最内からセイウンが押して押してのペースメイク…4F分割ではややハイだが、道中の動きもほとんどなく、中盤での緩みもしっかり作られており、決して前に厳しい競馬だったわけではない。また馬場的には金曜に降った雨からの回復途上の馬場でかなりの高速状態…パワーあふれるダート馬よりも、芝でもやれそうな軽めの馬に適正があったことは覚えておこう。

 

各馬振り返り

 ルヴァンスレーヴ:出負け気味を巻き返して中団。Lapの緩んだ部分で楽に押し上げ抜群の手応えで直線に向かうと、残り1Fを待たずに先頭に立って、余裕たっぷりに押し切った。まず力上位だったことが大前提ではあるのだが、東京ダ8Fで緩みが出来ると、その部分で楽に前との差を詰められる外の差し馬に特に有利に働くわけで、個人的はこの着差ほどの力差があるとは思えない。これでJDDは圧倒的人気になるはずだが、個人的にはつけ入るスキはあると思う。

 グレートタイム:こちらも芝の部分で遅れを取るような形で出負け。中団後ろの馬群の中からの競馬となった。直線は前がなかなか空かずに外に進路を求め、苦しい場面もあったがラスト1Fからしっかり伸びて連対は確保した。下手乗りとまでは行かないが、Lapが速くなっていく所でギアアップ出来なかったことは、やはりロスにつながったと見るべきだろう。そういう意味ではマイルはやや短いのかもしれない。JDDに出るなら巻き返しの要素は普通にあるはず。

 エングローサー:後方から。坂の途中で外を目指すも壁になり、内目に切り替えて伸びてきた。やや踏み直した感もあり、それが無ければ2着だった。ただ加速Lapはこの馬にとってはプラスで必要以上の加点はしないでおきたい。何れにせよダートで狙うなら東京の舞台。コーナー4回の9F戦以上は向かない。

 ホウショウナウ:好発からの先行策。勝ち馬には早めに交わされてしまったが、そこからも止まらずに掲示板は確保。距離延長で加速が必要な舞台でもやれたのはいかにもゴールドアリュールっぽいが、道中ほぼノープレッシャーで駆けられたのも大きく、必要以上の評価はやめておきたい。

 セイウンクールガイ:ペースを作りつつ、残り100mまでは2着はあるかというところまで持ち込んだ。距離が長かったのはそうなのだろうが、加速Lapにも対応できた辺りは好感が持てる。距離短縮なら自己条件でもすぐに勝ち負け可能だろう。

 グリム:先団の馬群の中。直線でも前が全く空かずトキノパイレーツの外に出さざるを得なかった。ペースが上がった時に踏み遅れてしまった以上、この結果も仕方ないと言える。にしても進路が空いてからの伸びは今一つで、ちょっと人気しすぎという感もあったか。

 

 超高速馬場でザ・ダート馬的な馬の活躍が無い週だったのですが、そういう意味で割りを食ってしまったのがこの馬→(リョウノテソーロ ダート短距離の良馬場ならOPまですぐ)

 

 



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