重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 6/19 その1 函館スプリントS篇

 普段サッカーはほぼ見ない人なんですが、流石にナショナルチームは応援します。ていうか、勝っちゃいましたね。でも、最初に大迫が1対1を決めて11人どおしで進んでいたらどうなっていたのか…はい、私はひねくれ者でございます。

 

函館スプリントS

Lap・馬場振り返り

11.8-10.4-10.9-11.3-11.3-11.9=1:07.6

 ワンスインナムーンが速いが、明らかに内の馬を待つような形…そこに行き脚のついたセイウンコウセイが交わしていく展開の序盤戦。そこからも道中に緩みは作らず、減速を繰り返しながら、前後半差+1.4の前傾Lapを演出した。数字だけ見るともっと差し馬が来て良いシチュエーションに思えるが、今年の開幕週の馬場は逃げ先行重視馬場…特に6F戦は顕著に現れており、その影響が反映された結果とも言える。そして前日の同距離1000万下の結果から見ても、もう少し上がりが纏まっても良かったと思えるだけに、レースレベル的にはちょっと微妙と言える内容だった。

 

ちょっとだけ気になっていた馬

△ 03 ラインスピリット(6着/9人気)

 →前から3列目の最内。終始手応えはイマイチでも、直線で伸びかかっていたのだが、前の馬の外に出そうとした時に2着馬にフタをされ内に押し込められてしまった。それが無くても馬券内まで来れていたかは分からないが、加速を伴わないLapの中であれば健闘したほうではないだろうか。次走はアイビスSDのようだが、このレースは毎年加速が入るLap構成になるために、変に前を意識しなければワンチャンスあっておかしくない。要注目。

 

その他の馬

 セイウンコウセイ:同型で更に速いダイアナヘイローが出遅れ。この馬自身2歩目が遅いのだが、それを前が待ってくれつつのマイペース構築だった。7秒台の時計でも対応できるか半信半疑で、それを克服できたことは一定の評価を与えられるが、色々とうまく行った背景もあるし、時計のレベルを見ても、決して先の明るい勝利だったとは言えそうにない。少なくともG1で買おうとは思わない。

 ヒルノデイバロー:好位やや後ろの中団から。この馬も手が動くのが早かったが、しっかりと伸びて前にグンと迫った。好走パターンは多岐に渡っているものの、安定感がないだけに明確な狙い所が無いと言わざるをえない馬。それでいてこれより上のメンバーとも渡り合えるだけのものは持っているだけに、人気のない時は常に押さえておかねばならない存在…と毎度言っているような気が。

 ナックビーナス:前を狙いつつ3番手の絶好位。完全に勝ちパターンと思ったのだが、前との差はジリジリとしか詰まらなかった。メンバー問わずに2・3着の安定感なら抜群だなと思わせる内容。ただ重賞で結果を出すようになってからの好走はほぼ加速を伴わない前傾LAPだけに、そこは覚えておきたいところだ。

 アドマイヤゴッド:後方から直線序盤までは内で僅かなすきを突いて馬群の外に出して伸びてきた。前傾Lap向きの馬で、流れに加え、好立ち回りも相まっての好走。唯一後方から差し込んできたが、そこは評価しないでよいだろう。ハマれば突き抜けるだけのものは持っていると思うのだが、あくまで展開が伴ってこそだけに、現状はそれまちと言った感じで。

 タマモブリリアンハコ内番手からも、最後まで逃げ馬との差を詰められず。立ち回り的にも流れ的にも問題なかっただけに、ココは力負けと言えるのだが、得意の北の大地に戻り復調加減も見えてきたので、引き続き立ち回りが生きるような展開が予想される時は狙ってみたい。

 ワンスインナムーン:やはり前傾になると粘りきれない。得意ペースになればまた違ってくると思うので、参考外としておこう。

 ダイアナヘイロー:出負けを巻き返して中団。内を使って差を詰め、直線も馬群の中に入れたが、突けるスペースがなく、更にラスト100mで詰まって終了。詰まったことより出負けの影響のほうが強く、参考外で良い。時計が速くても加速さえ伴えば対応はできるので、北九州記念に出るならもちろん有力となる。

 

 ココには挙げなかった一頭で巻き返し可能と思えたのがこの馬。前に行けるほどの脚があったのに内にこだわる形で後方へ…馬体重も影響していたかもしれず、次走内枠に入るようなら巻き返せる…この馬でおます→(キングハート)

 

 




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