重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 6/10 その2 マーメイドS篇

 サンデー系が多いのは言わずもがなですが、他で目につくのがストームキャット系…ドレフォンを筆頭に、ゴドリー、プレティオラス、ルックスザットキルの4頭がスタッドインしました。ダートで手堅く走る勢のサウスヴィグラススウェプトオーヴァーボードが、結果的にこれらの後継と呼べる馬が出ないまま(レッドファルクスがどうなるかですが)相次いでいなくなってしまいましたからね。その辺りを競える馬を出すような馬が出てきたら面白いのですがね。

 

マーメイドS

Lap・馬場振り返り

12.7-10.5-12.1-12.3-12.0-12.7-11.8-11.5-11.6-11.9=1:59.1

 外からトーセンビクトリーの行きっぷりがよく、この馬がペースを作ることになったのだが、前後半差はほぼないものの、2F目が極端に速く、6F目が極端に遅い奇妙な流れ…その12.7の部分で後ろが動き出して、3角以降は一団の競馬になった為、息を入れる部分が少なかった前の馬には厳しくなったレースと言える。また上がり3つ目(コーナー)が最速区間になっており、その部分で外から差を詰めようとした馬たちは割を喰うことになった事も覚えておきたい。

 

ちょっとだけ気になっていた馬

△ 14 トーセンビクトリー(15着/5人気)

 →ハナに行っても構わないとは思っていたのだが、このペースとは想定外…更に一旦緩めてすぐに再加速を強いられた点も56キロを背負う身としては厳しかった。とはいえ、競られた訳ではないので、もう少し乗り方があったようにも思えるのだが…馬の状態はさておき、まずはその部分が気になった次第である。また、この夏の狙い目からは外したほうがいい負けっぷりだった事も付け加えておこう。

 

その他の馬

 アンドリエッテ:出は悪くないが行き脚がイマイチで、追っ付けつつも後方集団から。後はひたすらラチ沿いを進み、直線も前の2頭の間を割って抜け出してきた。溜めれば切れる馬で、コーナー4つのレースでも内で脚を溜めるような形にできたことが大きかった。ペースも含め色々と恵まれた点も大きいので、これ以上を求めるのは難しそうだが、しっかり流れることが好走の条件だけに、噛み合えば上の舞台でもやれるだけのものはあるはず。

 ワンブレスアウェイ:常態化していた出遅れはなく中団から。3~4角では外目を探すような形の位置取りになったが、そのスキに勝ち馬に最内を取られ、最終的には馬場の3分どころ辺りを伸びてきた。上記の部分は勝ち馬にやられてしまった感が強いのだが、この馬も持続力勝負でこその馬で、出遅れさえ無ければこれくらいはやれるということだろう。もちろん安定感がない以上、積極的に買いたいタイプではないのだが…

 ミエノサクシード:この流れを積極策で最後まで踏ん張れたのは力の裏返し。OP2走目で結果を出してきた辺り、力を付けてきた証左とも取れるし、ワンターンの競馬で前付けしても一脚は使えると思うので、次走コースを問わずに少し狙ってみたいところだ。

 ヴァフラーム後方から3角以降外目を回して伸びてきた。スタミナ面を問われた側面もあるレースだっただけに、短縮ローテはプラスに働いたと言えるだろう。外回し組での再先着はそれなりに評価できるものの、50キロでの結果だけにまだ半信半疑。自己条件でもメンバーとペースを見ての出し入れは必須。

 ミリッサ:先行策で内目の2列目だったが伸びきれず。この馬にとってはやはり流れだろう。もっと上がりを強調するようなレースのほうが持ち味が出るはずだ。距離も短いほうがベター。

 レイホーロマンス:向正面から外目を目指そうという意思がよく見える立ち回りだったが、更に外に馬がいて叶わず。直線に入り外に出し直したが、時すでに遅しだった。コーナーでの加速を生かせない立ち回りになってしまっただけに、消化不良で次走は見直せるはず。とはいえ、このメンバーでも断然という存在ではないので、そこは忘れずにおきたい。

 キンショーユキヒメ:この馬も動きたい所で動けず…参考外でよいのだが、この馬も人気で買うタイプの馬ではないような気も…

 

 

 ちょっと強引さが目立った競馬でしたが、一応このクラスでの目処が立ったんじゃないかと思えたのが、この馬→(フェイズベロシティ…距離延長なら狙い目。今夏がダメでも長い目で…)

 





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