重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 6/2 鳴尾記念篇

 

 ここまで引っ張ったということは、何とか現役続行の可能性を探ったということなんでしょうね。何にせよ、無事に種牡馬入りできて何よりです。ステゴの後継はオルフェーヴルですが、この馬はマイルでも3200mでも末を使えるだけに、面白い特性を持った種馬になるような気もします。

 

鳴尾記念

Lap・馬場振り返り

12.1-10.5-11.6-12.0-12.0-11.9-11.8-11.7-11.6-12.0=1:57.2(R)

 マルターズとヤマカツでは前者のほうが速く、折り合いもすんなり付くだろうし、マルターズの鞍上を考えると、スロー気味で入るはずという前提で考えたのだが、5F分割で0.8の前傾、しかもゴールに向かって徐々に加速を促すきれいな持続Lapを作ってきた。小回り巧者でも上がりやギアアップ能力、トップスピードの質を強調するような馬は厳しい戦いとなったということである。

 

ちょっとだけ気になっていた馬

△ 03 モンドインテロ(6着/9人気)

 →流れとしては決して悪くなかったが、ここまで速い時計には対応できなかったという印象。正直ここまでの高速化は想像しておらず、トンチンカンな推奨となってしまった。決してローカル2000の小回りがあっているとは言えないキャラだけに、サマー2000に出るようなことがあっても、あまり期待はできそうにない。

 

その他の馬

 ストロングタイタン:前をうかがいつつ、すっと控えて好位。早い段階で内ラチ沿いをキープしての追走だったが、そのままの位置をキープしつつ直線も逃げ馬の内を突いて伸びてきた。トップスピードを求められない流れでこその馬だが、その条件が整っていてもOP特別までだったのに、ここで勝ちきれたのは好騎乗の賜物とも言える。どうやら次は宝塚記念のようだが、個人的にはあまり高い評価をしたくない一頭と言える。

 トリオンフ:この馬らしい正攻法。こういった流れでも4角で自ら勝負できるのが強みで、今回もそのような形に持ち込んだのだが、ラストで少し甘くなってしまった。まぁ今回に関しては勝ち馬にうまく乗られた印象が強く、そこで評価を落とす必要はないだろうが、上と勝負するにはもうワンパンチ必要と言える。どうやら宝塚記念はパスするようだが…

 トリコロールブルー:中団後ろ目で2着馬を少し前に見るような位置からの競馬。終始2着馬を追うようなレースをしたが、交わすことは出来なかった。この馬はもう少し上がりに寄ったほうがいいのだが、こなせないペースではないだけに、2着馬とはちょっと力の差を感じる結果だったように思える。もしサマー2000で買うなら新潟記念だろう。

 マルターズアポジー惜しい4着ではないが、残り1Fまでは見せ場を作った。この流れで押し切るにはやはり距離が長いということだろうし、気持ち他馬のマークが薄れるような条件が揃わないと、今後の好走もやや難しくなってきているのかも。

 

 

 それなりに上位人気が上の着順を占めたので、穴馬の見どころがあまり無かったというのが正直なところなんですが、強いて挙げるならば… (タツゴウゲキ…出負けで流れ乗れず。叩き台だろうしサマー2000は適正高し)

 






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