重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 5/27 その2 目黒記念篇

 これで唯一の除外対象だったモズアスコットも含めてフルゲート割れで出られるのですが、そのモズアスコットは先週の安土城Sに出走済…厩舎が厩舎だけに連闘で出てくる可能性は十分あるでしょうね。

 

目黒記念

Lap・馬場振り返り

7.3-11.4-11.5-12.7-12.4-12.0-12.0-12.1-12.0-11.8-11.4-11.3-11.8=2:29.7

 前半は遅いのだが、中盤の緩みは少なく徐々に加速していきラスト4Fから11秒台に突入…バランス的にはダービーと似ている感じでの決着となった。中盤以降の緩みがないぶん、しっかりとスタミナも問われたし、先行馬も力のない馬はふるい落とされるレースだったと言える。

 

ちょっと気になっていた馬

☆ 02 ゼーヴィント(6着/3人気)

 →出は悪くなかったが行き脚がイマイチで中団のイン。直線は勝ち馬の後ろが取れたのだが、外も内も微妙なスペースしか無く右往左往…ラストも前を閉められ万事休す。トップスピードに長けた馬ではないので、11.4-11.3の中で馬の間を割れる脚は無かったのだが、捌けない鞍上の真骨頂を見たような気も…力負けというわけでもないが、G2までの安定勢力という感じで見ておけばよいだろう。サマー2000に出るなら恐らく有力。

 

その他の馬

 ウインテンダネス:出は悪くなかったが行けずに中団やや前から。直線は前が壁になり坂上まではジッとしていたが、ようやく内目に進路を見出すとジリジリと伸びて押し切った。元々が後傾持続力勝負でいいレースをしていた馬でペース的にも合っていたと言えるが、カンパニーらしくここに来て力を付けてきたということだろう。メンバー的には今ひとつだったが、スタミナの裏付けは十分取れたので、秋に向けてもう一段伸びれば…という感じ。

 ノーブルマーズ:押して先団を主張しインの2列目。直線は一瞬前が塞がるが、残り400で前が空くと勝ち馬と併せるようにしてジリジリと伸びてきた。ペースバランス的にはメトロポリタンSと同じような感じで適正は高かったと言える。日経賞のようなゴリゴリのスタミナ比べ的なレースは向かないだけに、今後も条件を選びながらの出し入れとしたい。

 パフォーマプロミス:番手からすっと引いて好位へ。この馬らしい正攻法で伸びてきたが…今回もこの馬の上がりは使っての結果ということで評価を変える必要はないが、もう少し厳しい競馬になってどういう走りになるか…個人的には楽しみより半信半疑で見ておきたい。

 ポポカテペトルやや出負けも巻き返して先団へ。上がり勝負は避けたいクチで早めに外から並びかけていく競馬になったが、3着馬と併せるようにやや外に切り替えた時に連対2頭の進路を空ける結果になってしまった。この流れではここまでは精一杯で特に評価を落とす必要もないのだが、適舞台がなさすぎるだけに、これからもこういう競馬が続く可能性が高そうだ。

 ソールインパクト:中団馬群の中からも追い比べで劣ってしまった。まぁこの流れでは上がり負けになってしまうのは仕方ない…適条件で見直し可能だが、夏の間にそんなレースがあるかは…

 チェスナットコート:出負けを巻き返して中団から。3角以降は外目に振るが全く伸びなかった。この馬の持ち味を生かすには外から勢いよく上がっていく競馬が良いのだが、コース替わりでその部分の伸びが良くない馬場だっただけに、一応参考外としておきたい。

 サウンドオブアース:5-9-11-10という位置取りは、2角で掛かり気味の馬たちが外から上がっていったからで特に問題はない。直線はソールインパクトを追うような位置取りだったが坂上からついて行けておらず見せ場のない完敗だった。復帰途上なのか、終わってしまったのかは分からないが、次以降も狙いは付けづらい。

 フェイムゲーム59キロ、大外かつ外目回しでは流石に厳しかったか。ここまでの高速馬場も合わないはずで、一応参考外としておく。

 

 上記に上げた中で、次に向けて面白そうだと思える馬を強いて挙げるとすると…(ノーブルマーズ…京都大賞典辺りなら勝負になる可能性アリ)

 






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