重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 5/19 平安S篇

 今回の某フェニックス大学の対応がお粗末すぎるのは言うまでもないのですが、被害者の父親が市会議員で、加害者(実行者)の父親が、弁護士2名を伴って会見できるだけの財力と人脈があったというのは、彼らにとっては完全に想定外だったんでしょうね…その裏には、泣き寝入りせざるを得なかった人たちが少なからずいたという事は想像に固くありません。四面楚歌の状況でどんな落とし所で決着するのか…色んな意味で注目です。

 

平安S

Lap・馬場振り返り

7.1-11.5-12.5-13.1-12.5-11.9-11.7-12.1-12.3-12.6=1:57.3

 このメンバーならテイエムジンソクが行くかも…という事前想定だったが、サンライズソアが明確に主張し、テイエムは抵抗せずにスンナリと決着。完全スローの前半戦から、向正面以降は、その遅さを察知したグレイトパールとミツバが捲り始めてレースが動き出しての地力勝負。ラストが掛かっている分、ポテンシャル勝負だった所もあるのだが、全体バランスで見るとスローの域は脱していないだけに、力のある先行馬に向いたレースだったと言えるだろう。

 

ちょっとだけ気になっていた馬

△ 02 コスモカナディアン(9着/10人気)

 →出負けで中団やや後ろ目のイン。ペースが上がった時にもたついてポジションを落としてしまった。ラストはジリジリと伸びているように長い距離のほうが合うのは確かだが、もう少し自由に動けるような枠のほうが良かった。

△ 15 トップディーヴォ(13着/8人気)

 →流れが遅かったものの、前にとりつかずに中団から。人気馬の動きにもついて行けなかったし、見せ場のない敗戦だった。ここまで走れない馬ではないと思ったのだが…サーセンでした。

 

その他の馬

 サンライズソア:意欲の逃げ打ち…捲りが入った時もペースを上げてきっちり対応し、最終的には後ろの脚を封じ込めて押し切った。前半の遅さによる恩恵はあったものの、基本力のない馬では押しきれない後半の形だっただけに、一定の評価はできる。長めの距離、ハナという2点を押さえれば、一線級でもやれそうな気配で、もし帝王賞に出ても一考の余地はある。

 クイーンマンボ:ジワッと好位の外目。捲くった馬を行かせた後から追走し、一旦はやや離されながらもしぶとく伸びて連対まで持ってきた。後半のポテンシャル勝負に対応できた以上、その力は認めるべきものと言えるだろう。課題は前半から早めのペースになった時かなと思えるが、それがクリアできるならチャンピオンズカップとかでも買って面白い存在になれるはず。

 クインズサターン:中団からこの馬の脚はしっかりと使って、もはや定位置と呼べるところまでは伸びてきた。ダートでこれだけ毎回上がり最速を出して馬券内に入ってくる差し馬も珍しいのだが、それを当てにして軸にすると来なくなるというパターンはまさに「あるある」で、安定感と呼ぶのは難しい。引き続き有力ヒモでというお付き合いが良さそうだ。

 ミツバ:グレイトパールより後ろから先に動いて先頭を目指したが、勝ち馬にも抵抗されそれは叶わず…3~4角もロスが多い追走となり、その分ラストで脚が鈍ってしまった。枠的にも最内で1角までにポジションが定まらず…それも微妙に響いたと思われる。一応参考外とするが、自身の好走パターンがハマれば強いが、それに持ち込める条件はあまり広くないので、そこはしっかりと見極めて出し入れしたい。

 グレイトパール:この馬の競馬は出来たのだが、やはり自身で動き出したわけではなく、後ろに動かされた感もあるだけに、そこはこれまでとは違った点と言える。また前走の厳しい走りからの反動とも見て取れるだけに、評価を落とす必要はないが、次も一応注意しておきたい。

 テイエムジンソク:結果論だが、引いたことが全てだろう。スピードの持続を活かすタイプだけに、この距離は基本的に長いし、ベストの距離でもハイレベルではちょっと足りないだけに、意外と勝ちまで見た時の好走レンジは広くないのかも。

 ナムラアラシ:出負けは恒例だが、上がりの脚すら使えてない以上、評価できるものはなにもない。とにかく前が止まるLapになって初めて可能性が出てくる馬で、基本的に高いレベルで信頼できる馬ではない。溜めるだけ溜めて切れたら勝てるよの馬。

 

 このレースは巻き返しが見込める…みたいな感じの馬は見当たりませんでしたね。






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