重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 5/13 ヴィクトリアマイル篇

 珍しく順調にエントリが進んでいっております。特に気の利いた枕もございませんが、先に進めてまいりましょう。

 

ヴィクトリアマイル

Lap・馬場振り返り

12.4-11.3-11.5-11.6-11.5-11.1-11.2-11.7=1:32.3

 この距離でもカワキタエンカがスッとハナに立つと、他馬も競り合わず…前半3Fはスロー気味で、そのぶん中盤が緩みの少ない形の一貫Lapとなった。前後半差でいうと-1.3と後傾Lapだが、そんな中でも、どの馬に有利不利があったという事もなく、現状の出来や力がスンナリと反映やすいレースだったのではないだろうか。ただこんな馬場でも11.1-11.2と速いLapを求められている以上、速い上がりへの対応力は必須だった。

 

ちょっと気になっていた馬

☆ 05 レーヌミノル(10着/9人気)

 →内からハナをうかがう勢いだったが、控えて2列目の内…直線は最内に進路を取ったがラスト1Fで失速…降りしきる雨の中での最内選択の影響は無くはなかっただろうが、最速Lapの部分で置かれた訳でもないので、速い上がりに対応できなかったというより、力負けの要素が強い敗戦。次以降の狙い所が難しくなった。

 

その他の馬

 ジュールポレール二の脚があまり良くなく中団から。3角手前でやや外目に振るとその位置をキープしつつ直線で鋭く伸びてきた。上がり対応が出来る馬で、流れは決して悪くなかったが、阪神牝馬Sの内容から中心視するのは難しかったというのが正直な所。安田記念には出ないようだが、ペースさえ合えば牡馬相手でもそこそこはやれそうだ。

 リスグラシュー中団馬群の中から、直線は勝ち馬の直後を取って追い出されたが、後一歩届かなかった。条件は悪くなかったし、唯一の32秒台としっかりと自身の脚はつかったと言えるのだが…出来落ちさえ無ければ、安田記念でもチャンスはあるはず。

 レッドアヴァンセ先団から抜け出し、一旦は勝ち切るシーンまで見えたが、外目からの差し込みに屈して3着。全てはエリモピクシーが為せる技と言えるだろう。前目から上がりが使える馬であることは分かっていたが、この流れでもしっかりとポジショニング出来たことは大きい。この手の馬は流れさえ合えば、どこでもやれるケースが多いので、場問わずに今後も注意したい。

 アエロリット:無難な感じで力は出せているのかもしれないが、やはり手が替わってしまったことは大きいと思わせる結果。ミスパンテールに先着したのは馬の力の差をいうことでいいだろう。いずれにせよ末をまとめる競馬より、どこかで厳しい部分を作りながら、後ろをふるい落とすようなレースが合っているのは間違いない。

 ミスパンテール:気持ち出負けを巻き返して中団から。直線は3着馬の直後につけて追い出されたが、坂を登ってからの伸びが悪く掲示板確保が精一杯だった。流れも合わなかったわけではないし、力負けと言っていい内容。G1で好勝負するにはもうワンパンチ欲しいところだ。

 レッツゴードンキ伸びなかったのは、いつもより高めの位置だった分ではなく、マイルの上がり勝負で足りなかったということだろう。次以降距離短縮なら買えるシーンはあるはず。

 ソウルスターリング前走に引き続き流れ合わず…だいぶ真面目に走れるようにはなっており、適舞台に出てくるのであれば、もう一度だけは買ってみたいのだが…

 アドマイヤリード:出負け、そして二の脚も今ひとつで後方から…それでも流れもこういった馬場も悪くなかっただけに、不可解と言える敗戦だった。まぁ去年のこのレースも特殊な流れだっただけに、このメンバーで力上位というわけではないことは覚えておこう。

 

 

 ここでは上げませんでしたが、パトロールを見る限り「致命的に左回り下手」と思わせたのは、この馬… (カワキタエンカ…右回り、単騎、牝馬限定、この3つが揃えば巻き返せる)

 

 




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