重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 5/6 その1 NHKマイルC篇

 Saxon Warriorとか、Yoshidaとか、海外競馬を中心にトピックスにしたい話題が多数あったのですが、そんな時に限って更新の時間が取れず…おとなしくG1だけは振り返っておきます。

 

NHKマイルC

Lap・馬場振り返り

12.1-11.1-11.2-11.9-11.7-11.3-11.5-12.0=1:32.8

 テトラドラクマのペースは、好発のダノンスマッシュに譲ってもらうような形で進行。そのせいもあったのか、決して遅いペースではないものの一団に近い形でレースは推移し、直線の脚比べに持ち込まれた。この馬場ならラスト1Fはもう少しまとめられても良かったように感じるが、概ねどの馬も力を出せるペース、馬場状態だったと言えるだろう。

 

ちょっと気になっていた馬

◎ 10 パクスアメリカーナ(6着/4人気)

 →積極策も今ひとつ行けずに中団待機。馬場の中ほどから満を持して追い出されたが、内にササリ気味で伸びは今ひとつ…左ムチで建て直された後も更に内にモタれて追いづらそうなままゴールとなった。エンジンの掛かりがもう一つでも、この流れであれば言い訳できず、今後は狙い目が立てづらくなった一戦…距離はもう少しあったほうがいいのかもしれないが…

 

その他の馬

 ケイアイノーテック:行き脚つかずに後方から、やや早めに追い出して大外を一直線に伸びてきた。東京が合うのは分かっていたが、このペースでもしっかりと脚を使えたのは大きな収穫…跳びの大きさを存分に活かせたことも大きかった。ただどの舞台でも力を出せるタイプではないと思われ、次以降もレースのチョイスに左右されそう。京都外回りなんかは合いそうだが、前も止まらない馬場で差し遅れの可能性もあるだけに…

 ギベオン:正攻法の先行策。4角では抜群の手応えで抜け出しに掛かったが、ラストは甘くなり勝ち馬に交わされてしまった。緩みの少ないレースは初だったがG1の舞台でも難なくこなしてしまった辺り、潜在能力はかなり高そうだ。ダービーを目指すようだが、個人的には必ず1枚は押さえようと思う。

 レッドヴェイロン:出負け気味も、枠なりに後方よりの外目で構えて、直線も外へ…ジリジリと最後まで脚を切らさずにあわやのシーンまで伸びてきた。位置取りはあまり関係なく自身の使える脚は決まっていて、強敵相手でも対応できる…まさにクラレントの下といえる走り…重賞で連続3着も未だ1勝馬で500万下で走れるだけに、さっさと上まで上がってきてもらええば、秋以降の楽しみが増えるのだが。

 ミスターメロディ:やや掛かり気味な番手追走。直線も見せ場こそないもののよく踏ん張れていた。鞍上のいい所も悪い所も出た競馬かなというのが第一印象だが、相対的にはよく走れていると言っていいだろう。ダートで今ひとつ強い所を見せられていないのは、ペース適正によるところもあるのかもしれず、その辺りは使うレースごとに注視しておきたい。

 プリモシーン:出負けも内目からリカバーしつつの競馬だったが、3角で前をカットされやや後退、直線は外を目指そうとしたが、勝ち馬にフタをされる形になって踏み遅れ…2戦連続でショッパイ競馬になってしまった。この馬に関しては出遅れるかどうかはさておき、スッと反応できないこの馬の特性が不利を呼んでいる側面もあり、その点を考慮しなくて良い条件を狙うというのが正着と言えるだろう。

 タワーオブロンドン:中団の内目。3角でやや窮屈になりつつも最内を手応えよく進んでいたが、直線では上手く進路が作れず、トドメはレッドヴェイロンが内にヨレた影響で挟まれるようになっての終戦だった。情状酌量の余地があるとは言え、この馬もプリモシーンと同じような側面は持っており、直線までに外を目指せるようなレースで改めて狙いたいところだ。

 テトラドラクマ臨戦過程で一頓挫あっただけに、ココはノーカウントで良いだろうが、待ってもらってハナというのがポイント。決してテンに速くない馬だけに、特に多頭数の場合は同型に注意したい所だ。

 

 

 ココには乗せませんでしたが、条件選べば重賞でも充分やれそうだなと感じたのは…

(ダノンスマッシュ…好発からセンスよく先行。できれば6F戦で見たい)







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