重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先々週の反省 4/29 天皇賞・春編

 先週分に先立ち、まずは遅れている分を先に仕上げてしまうことにします。

 

天皇賞・春

Lap・馬場振り返り

13.0-11.2-11.4-12.0-12.5-12.3-12.0-13.2-12.6-12.6-12.8-12.6-12.1-12.1-11.4-12.4=3:16.2

 ヤマカツライデンのペースだが、中盤(9~10Fあたり)で離し逃げとなった。結果的にその差は残り5~4Fの間で全て吸収されてしまうのだが、後続組に関しては緩みがありながらも、前半も決して遅い流れではなかったこと、坂の登りでペースを上げさせられた事を加味すると決して楽な流れではなかったと想像できる。ただそれがあったとて、ラストは時計が掛かり過ぎのきらいがあり、レースレベル的には少し疑問符が付くところだ。

 

ちょっとだけ気になっていた馬

△ 15 トーセンバジル(6着/8人気)

 →外々を回りながら、速めの仕掛けに呼応…それでも4角の手応え的にはやったかと思わせたが、直線では失速してしまった。情状酌量の余地はあるし、決して弱い競馬ではないが、個人的にこのペースで狙っていたわけではないだけに、納得の行く敗戦。能力の一端は十分に見せただけに、もっと上がりの速いレースで改めて。

 

その他の馬

 レインボーライン早い段階で内目を意識した競馬。各馬がペースを上げた段階でこの馬は我慢してつつ直線を迎えるが、そこでも馬群の間を縫うように伸びてきた。鞍上の好判断がもたらした結果だが、ペース的にもラスト1Fが掛かるレースで踏ん張れるタイプの馬で流れ的にも申し分なかったと言える。ラスト2完歩位でガクっと来て入線後下馬と後味の良い終わりではなかったが、乾坤一擲の騎乗だっただけに仕方無しの面も…

 シュヴァルグランまさかの先行策。中盤は緩みがあったとは言え、後続組の中では最も負荷を受ける位置での競馬だっただけに、レースレベルはさておき、内容は評価されるべきものと言える。この走りなら宝塚記念でもやれておかしくないのだが、すでに回避が発表された模様…2年連続で苦杯をなめているレースだけに仕方ないのかもしれないが…

 クリンチャー:序盤でスピード負けして高い位置を取れずに中団から。それでも早めの仕掛けを敢行し上がっていったが、直線でやや置かれてその差が詰まらないままゴールを迎えてしまった。やはり速めのLapの部分への対応力の差が出てしまった。具体的に言えば11.5より速くなる区間があるとどうしても置かれてしまう…そんな感じではないだろうか。その辺りのアシストがあれば強い競馬を見せられるのだが、どうやら凱旋門賞に向かう模様…ワンチャンなくはないはずだ。

 ミッキーロケット:中団で脚を溜めていたが、向正面~3角にかけてのマクリの部分で前が詰まって対応できずに、位置を下げてしまった。ただある意味、内枠の宿命とも言えるだけに、それがなければという事は言う必要はないし、逆にこのレースでの内枠の優位性を見せた結果と言えるのではないだろうか。個人的には評価を上げる必要はないと考える。

 チェスナットコート:3角からサトノクロニクルに呼応するように外を進出…その分なのか、ラストは伸びがジリジリになってしまった。3角以降の動きに関しては色々と思う所はある人はいるだろうが、この馬の特性をもってすれば、その選択も悪くなかったと思う。ただこのコース大得意の鞍上という観点で見ると、内を生かす乗り方をチョイスしなかったのは、少し興味が沸くところだ。

 サトノクロニクル:流石にこのメンバーと距離で強気に動いて戦えるだけのものは無かったということ。ただ大敗は気にする必要なく、引き続き上がりの掛からないレースなら狙い目あり、立ち回り巧者でもあり、宝塚記念でも内を引いたらワンチャンあると思う。

 ガンコ:ここまで負けることは想像できなかったが、やはりスピード比べのような馬場は合わないということだろう。宝塚記念なら見直せるが、ちょっと人気になりすぎたきらいもあるだけに、引き続き人気になるならあまり買いたくない。

 

 G1というわけではないですが、重賞ならやれておかしくないと思えるのが…(ヤマカツライデン)







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