重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 4/22 その2 フローラS篇

 チェッキーノの年以来、2回目の2分割れの決着となりました。詳しく見ていくことにしましょう。

 

フローラS

Lap・馬場振り返り

13.1-12.0-11.8-12.1-12.1-12.0-11.9-11.5-11.3-11.7=1:59.5

 確かに前半は超スローだが、中盤以降は緩むところがなくゴールに向けて加速を続けていく持続力勝負での決着となった。当日の東京芝はとにかく上がりの脚が無いと勝負にならない馬場だったが、このレースに限って言えば、中盤~後半に掛けてのLapは力がないと踏めるものではなく、適正以前に力比べとなったと言えるだろう。

 

ちょっと気になっていた馬

☆ 05 ノーブルカリナン(11着/7人気)

 →やや出していったが、2角付近で躓くようにして後退。結果、後続組に渋滞を引き起こす要因となった。またマイナス20キロ、そして落鉄と走らなかった原因はいくらでも挙げられるのだが、スロー想定でこそ狙っていた馬で、今回の流れならまともに走っていても勝負になったかは微妙…とりあえずサーセンということで。

 

その他の馬

 サトノワルキューレ出負けで最後方から。3角以降は外目に出して追撃開始すると1頭だけ違う脚で前に迫り、残り50m位でしっかり捕らえきった。ゆきやなぎ賞でもそうだったが、更にレベルの高い後傾持続力Lapでもトップスピードの質を見せつけた点は総合力で一枚上ということ。桜花賞組との力比較は簡単には出来ないが、勝負になってもおかしくないと思わせる走りだった。

 イオニアバイオ:外目の3列目を追走。4角で前に並びかけると、3着馬との長い競り合いを何とか下して権利獲得。流れがこの馬にマッチしたことは間違いないが、未勝利戦から相手なりに走れていた所を存分に見せての激走だった。距離が伸びるのは悪くなさそうで、本番も流れ一つで再度の大激走があっても驚かない。

 ノームコア:外からあっさりと番手キープ。前述の渋滞などもあり内の馬があまりいい位置を取れなかったこともこの馬にはプラスに働いた。接戦だった2着馬よりはやや恵まれた部分もあるだけに、権利が取れなかったことも力の裏返しと見るべきだろう。秋華賞にも適正はありそうで、さらなる進化を期待したい。

 サラキア:本来はもう少し前の位置での競馬になったはずだが、渋滞の影響を受けやや位置を下げた感じの序盤戦。そのまま内目を進んで直線を迎えたが、ここでもやや捌くのに手間取り、最内から上がっていったのだが、ラストも2・3着馬がやや壁になるような感じで終わってしまった。消化不良の一戦には違いないが、スパッと馬群を割れなかった辺りは距離の影響かなとも思わせる内容だった。高いポテンシャルの一端は見せている馬で、距離短縮で今一度見直したい。

 ファストライフ:4着馬の外目も、3角以降は勝ち馬に外に入られ出るに出られず。ラストは先に抜けた勝ち馬の後を追うようにして伸びてきた。下手乗りではあったが、それがなかったら権利獲得できていたとは言えないだけに、こちらの距離短縮の一貫Lapなどで改めて狙ってみたい。

 オハナ:前半は理想的な位置を取れたと思ったのだが…これで走れない以上、もっとギアアップを求められる様な流れに活路を見出したい所だが…夏の新潟辺りで一度見てみたい。

 

 ここには上げませんでしたが、一応見どころはあるなと思えたのはこの馬です→
(ウスベニノキミ…内で複数回の接触あり。それでもラストは伸びている)






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