重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 4/22 その1 マイラーズC篇

 今週末からちょっくら遊びに某国へ…そこからすぐに会議も兼ねて日本へ…という行程で2週間弱こちらを離れることになります。前回の積み残した重賞回顧の補完も終わっていない(多分、ダイヤモンドS京都牝馬S中山牝馬SファルコンSがまだ)中で、同じことが繰り返されようとしておりますが、もはや諦めの境地(爆)…出来るだけ遅れの無いように進めていくつもりですが、話半分で聞いておいていただければ幸いです。

 

マイラーズC

Lap・馬場振り返り

12.2-10.7-11.0-11.9-11.4-11.2-11.2-11.7=1:31.3(R)

 4F分割では45.8-45.5のやや後傾であり、決して後方の馬に有利なペースではなかったが、最も緩んだのが坂の上りの部分で、それを合わせて考えても、あまり息の入らない持続力が問われる一戦だったと言える。そういう意味では前の馬はやや厳しかったし、エアレーションを施された開幕週の馬場の影響もあり、後方の馬がが届きやすい背景はそれぞれの部分で見て取れたことは覚えておこう。

 

ちょっと気になっていた馬

◎ 08 ロジクライ(6着/3人気)

 →ベルキャニオンの進出に併せるようにハナ…も、踏ん張れていたのは直線序盤までで、2着馬にあっさり交わされ掲示板も確保できなかった。前述の通り、字面以上に厳しいペースを刻んでしまったことや、差しが届きやすい馬場背景から、情状酌量の余地はあるものの、力負けとも取れる面はあるだけに、ちょっと買いかぶりすぎていたきらいも…反省。

 

その他の馬

 サングレーザー:エアスピネルをやや前に見る位置で競馬も、3~4角以降、外目に進路を取ったエアスピネルに対し、自身はできるだけ内にこだわり、直線に入って外というルート…ラスト1Fで先に抜けた2着馬をきっちり差し切った。緩急の少ないLapでも上がりを強調できるタイプで流れはこの馬に合っていたし、モズアスコットを目標にするエアスピネルを目印に立ち回れた事や、更に馬場のアシストもあって、鞍上のエスコートも完璧と、強さを見せた中でも恵まれ要素もいくつか見ることが出来ただけに、いらないとは言えないまでも、主役級かと言われれば、個人的にはやや疑問は残るところだ。

 モズアスコット:先行策から早めに前を捕まえに行く競馬。ラストは甘くなってしまったが、溜めてめちゃくちゃキレる馬ではないだけに、作戦としては悪くなかったと思う。マイルでもこの流れで楽に先行できるとは思っていなかったが、幅が広がったことは収穫。安田記念でも普通に有力。

 エアスピネル2番手集団を引っ張る位置から、先に抜けた2着馬を目標に満を持して追い出されたが、ラストは甘くなり逆に離されてのゴールだった。中山記念を使えなかった誤算や、4角手前の11.2のところで外を回っていったことが微妙に響いていると思われるが、それでもこの路線でも大威張りできる存在ではないのは間違いなく、特に評価を大きく変える必要もないだろう。

 ガリバルディ出負け後方で直線まで内…ラストは外に出して伸びてきた。流れ、位置取り、立ち回り全てに恵まれた印象で、今更評価を上げる必要はない。もう少し格下で差しが届くレースで一枚押さえておく…そんな感じで。

 ベルキャニオン:この流れでここまで粘れるのはやや驚き。基本はギアアップが必要とされるレースで結果を出している馬で、次走以降そんなレースがあれば、一回買ってみたい。

 

 ここでは流れが合わなかった…というのはこの馬→ブラックムーン…スロー専門の差し馬。ワンターンで溜めるだけ溜められる舞台で)






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