重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 4/15 その1 皐月賞篇

 またまたバタバタして更新が遅れております…何とか追いつかねば…がんばります。さて、いささか古くなりましたが、この話題…

 国内ではあまり扱いが大きくないようですが、スポット参戦の外国人がPGAツアーを勝つってすごい快挙だったりするんですよね。いつも冷静沈着な彼が勝負を決めたバーディーパットが決まった瞬間に見せたガッツポーズは印象的でした。これで米国に腰を落ち着けて勝負できるし、楽しみも更に広がったと思います。

 

 

皐月賞

Lap・馬場振り返り

12.6-11.0-11.9-11.5-12.2-11.9-12.4-12.4-12.7-12.2=2:00.8

 アイトーンが押していく所を、外からジュンバルロ、中からジェネラーレウーノと3頭雁行で1角へ…前半の35.5というのは、馬場を加味しても決して速くないのだが、押さえの利かないジュンバルロ突くような形で、中盤で一気に2秒近く後ろを離しての大逃げ態勢を作った。4番手以降に関しては5F通過が61秒中盤…そこから残り3Fで2.2秒差まで詰め、ラスト100mで完全吸収という形での決着…後傾の持続力勝負でラスト3Fは全て11秒台だったと推定される。極端なトップスピードは必要なく、正に持続力が問われるレースになったと言えるだろう。結果が示すとおり、後方の馬は条件的に悪かったし、1・2着馬はしっかりと馬場のいい所を選んで掛けており、更に後方の外を回らされる組はその点でも分が悪かったと思われる。

 

ちょっと気になっていた馬

☆ 09 オウケンムーン(12着/5人気)

 →やや出負けで後方の内目から位置を上げていったのだが、馬場の悪い所を通ったためだろうか、直線では脚色が無くなっていた。まぁ情状酌量の余地はあるが、ダービーに向けていい負け方とも言えない内容はややショック。スムーズに先行できればまた違うのかもしれないが、少なくとも中心視はできそうにない。

△ 12 グレイル(6着/10人気)

 →こちらはもっと明確に出遅れ最後方から。3角でもほぼ最後方だったが、外目を目指した4・5着馬を尻目にじっと内目で我慢し、直線だけ外に出す競馬…そこでもステルヴィオに先に行かれてしまったのだが、坂上からもう一度グンと伸びて前に迫った。3角でほぼ同位置だった4・5着馬との比較で言えば、ロスは少なかった分、評価は下がるのだが、踏み遅れの感もあり、個人的にはそこまで差はないのかなと見ておきたい。ギアアップ能力は持ち合わせており、極端に上がりに寄り過ぎない競馬なら、枠順次第でワンチャンあっていい。

 

その他の馬

 エポカドーロ:しっかり自身の位置をキープしながら、後続をフタする役目を担いつつ、この馬の得意のパターンに持ち込むという最高の騎乗だった。鞍上的にも馬群の中での競馬にならなかった事が、馬のポテンシャルを最大限に引き出せた事につながったと言えるだろう。ただスプリングSでも見せた操縦性の高さは、中山でこその印象もあり、東京には繋がりにくそうな結果だったのは否めない。

 サンリヴァル:最初から行く気はなかった模様で勝ち馬の後ろをマークするように追走したが、直線では逆に引き離されてしまった。弥生賞は上がりに寄りすぎており、今回の流れはこの馬には合っていただろうし、勝ち馬とは着差通り少し差のある内容だった。またダービーに向けての評価も基本的に勝ち馬と同様でよいだろう。

 ジェネラーレウーノ:逃げ馬マークも明らかにペースが速く、3角で手が動いていた。それでも中々止まらずに、直線一旦は先頭に立ち残り1Fまでは残しながら馬券圏内は死守した。京成杯の内容からも上がりが掛かってこその馬だけに、明らかに速いと思われる流れに身を投じたことも頷ける。負けて強しの印象が強いが、この馬のポテンシャルを十分発揮できたのも事実であり、個人的にはあまり評価を上げたくない。またダービーへの適性も上位2頭以上に適正が少なそうで、敬遠の方向で。

 ステルヴィオ無理せず後方馬群の中から。3角では最後方列だったが、そこからやや外目を意識しつつ進出開始し、直線では外へ…そこからスムーズに脚を伸ばしたが、3着にわずかに届かなかった。後ろから進める馬で多頭数になった事がモロに災いした感じ。位置取り的にも厳しかったし、持続力勝負の中でもトップスピードを問われるようなレースの方が力が出せる分、東京に替わることは好材料だろう。距離さえ保てば普通にチャンスはあるはず。

 キタノコマンドール3角では4着馬と同じ位置取り。4着馬より先に外を目指して大外ぶん回しで前に迫ったが…内容としては4着馬とほぼ同じような形だが、ややこちらの方がロスが多かったし、デビューからの日数が少ない分、まだ上積みはありそうで、ダービーで期待度が期待度が高いのはこちらの方かも。

 ワグネリアン序盤から外目を意識する競馬で、向正面ではすでに中団馬群の外目、3角では後方から2列目の外に位置していた。それ以降も大外を進出していくのだが、いまいち動けず、直線でも切れる脚は使えなかった。ラストはやや挟まれるような形になったが、結果に大きく影響するようなものではなかった。弥生賞でもそうだったがコーナーでのハンドリングが今ひとつで、こちらも東京替わりはプラスなのだが、2歳時からの伸びとしては今一つで、人気になってまで買いたいとはあまり思わないのが正直な所。

 ジャンダルム:出負けで中団から。馬群の内を回るなど、全体的に流れに乗りきれていなかったが、力不足の面と一線級相手ではやや距離が長いかなという印象もあり、NHKマイルに出るなら買ってもいいかなという程度で見ておきたい。

 

 このメンバー相手でも意外とやれたのはこの馬… (アイトーン…典型的なスタミナ型。菊花賞が後傾のロングスパートになれば…)







(↑よろしければクリックしてやって下さいませ)

(↑ブログ更新のメール配信をご希望の方は…開催日には、メール通知限定の狙い馬も配信してます)

フォローする