重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 4/11 桜花賞篇

 もし日本にいるままだったら、種牡馬になれたかは微妙なライン(良血なのでイケたかもしれません…島川さんだし)だったので、そういう意味も含めて移籍は大正解でしたね。ディープの血が豪州で息づけば面白いんですがねぇ。

 

桜花賞

Lap・馬場振り返り

12.3-10.7-11.5-12.1-12.1-11.5-11.3-11.6=1:33.1

 コーディエライトが押して主張もペースは激流という訳でもなく、テンの3Fは標準~気持ちハイで、中盤の緩みは例年に比べてもごく標準的な通過と言える。それでいて上がりはしっかりと纏まっての決着…それゆえのレースレコードなのだが、まずG1で戦えるだけの基礎能力が求められた事を前提とした上で、前半やや速めで中盤少しは緩みがあった分、位置取りで言えば後ろの馬にやや分があったのではないかと思っておこう。馬場的には外回りはフラットに近い状況…内も頑張れるが、流れ一つで外からも届く状態だった。

 レース直後にこんなTweetをしたのだが、後から振り返るとココに書くほど外が伸びない状況だった訳ではなく、その先入観は無しにて考えた方が良いことは付け加えておく。

 

ちょっと気になっていた馬

◎ 09 リリーノーブル(3着/3人気)

 →消去法での消極的推奨で、そこまで力が入っていたわけでもなく、上位2頭に届かずの結果なら、納得の大外れということで。トライアルよりはこの馬にとってプラスの流れだったし、それでいて更に負荷の掛かる前にいたラッキーライラックを交わせていない以上、やはり力負けと言わざるを得ない。オークスでの中心視は難しそう…秋華賞はまた別として。

 

その他の馬

 アーモンドアイ:やや出負けで後方から。緩んだ部分でジワジワと外目を意識しつつ浮上すると直線でエンジン全開で坂の途中で前を捕らえきる完勝劇だった。流れはある程度向いたとは言え、2位を1秒上回る上がりをノーステッキで安々と叩き出してしまう、ある種暴力的とも言えるこの走りは、力が上でないと成しえない芸当であることは言うまでもなく、化け物クラスの可能性を秘めている事に変わりはない。ただイチャモンをつけるなら、オークスで同じ競馬をして100%勝てるかと言われればNo…乗り方に工夫が必要になってくると思われ、その辺り、ごく一部の馬につけ入るスキがゼロではないかなと…後、めちゃくちゃ手前を替えているのも少し気になる所だ。

 ラッキーライラック最内から位置を主張し先団からの競馬。直線もスムーズに前を確保すると、しっかり追い出しを我慢した上でスパートしたのだが、勝ち馬には抵抗する間もなく交わされてしまった。ただ位置取りと流れ考えても強い競馬をしていることには違いなく、世代2番手の位置はしっかりと確保したレースだったと言える。操縦のしやすさから言えば、この馬の方に分があるだけに、個人的にはオークスも流れ一つで、逆転の目はわずかに残されていると思っておきたい。後、鞍上は是非そのままで。

 トーセンブレス:馬群の後方を付いていきつつ、直線は外に振っていったが、伸びはイマイチ。それでも残り1Fを切ってからは勝ち馬を追うようにグンと伸びてきた。力は出せたと思うのだが、どうも脚の使う位置が明確になりきっていない印象だが、決していい脚を長く使うというわけではなさそうで、現状は直線が長くないコースのほうが合うのではないだろうか。

 マウレア:3着馬を見るような位置からの競馬。直線も必至に追いかけていたが、坂の上りで脚が無くなり、4着馬にも交わされてしまった。この舞台で前とは最後離されてしまった以上、力負けと言わざるを得ない。オークスはもうちょっと上がりに寄れば一枚押さえるかどうか…位に見ておきたい。

 リバティハイツ:2着馬直後の3列目の最内。直線も2着馬に並ぶシーンはなかったが、この馬なりに駆けて掲示板争いに加わった。能力は落ちるもの安定感はありそうな走りで、メンバー落ちの舞台ならそれなりに狙い目はありそうだ。

 プリモシーン:出負け。内からスペースを詰めて前に迫り直線へ。直線はやや詰まるような所がありながらも、馬の間を縫うようにして一応伸びてはいるのだが、最後は2頭に挟まれるようにして、掲示板争いから後退してのゴールだった。ここは参考外でよいが、それにしても戸崎は馬群が捌けない…


 ココに挙げた以外に一応健闘したなと思える馬は…(スカーレットカラー…この馬の脚は使えてる。もっと緩みの少ない舞台で真価発揮)







(↑よろしければクリックしてやって下さいませ)

(↑ブログ更新のメール配信をご希望の方は…開催日には、メール通知限定の狙い馬も配信してます)

フォローする