先週の反省 3/24 その1 日経賞篇
木幡父も遂に助手入りかぁ…4月からは相談役と林Jが最年長タイになりますが、その林Jも障害2000回騎乗を目処に引退(後9鞍…間違いなく今年中)とのことですので、相談役の単独最年長はほぼ間違いない情勢となります。
日経賞
Lap・馬場振り返り
7.1-12.1-11.8-12.4-12.7-13.3-12.2-11.9-12.0-12.4-11.9-11.6-12.5=2:33.9
ロードヴァンドールは外からガンコが来た時に競る気なく、1周目の直線までにスンナリと隊列が決まった序盤戦。ただ通過タイムとしてはごく標準的と言えるもので、スローに落としたのは直線半ば~1角にかけての部分だった。そこにそれを嫌ったキセキが2角手前でスパートし先頭が変わると、以後ペースが大きく落ちることなくゴールまで脚比べが続いた。結果どの馬にもしっかりを負荷の掛かるスタミナ重視のロングスパート戦、馬場も合わせて考えると後ろから脚を伸ばす組に有利に働いたレースと言えるだろう。
ちょっと気になっていた馬
◎ 12 ガンコ(1着/3人気)
→キセキのスパートにも落ち着いて追走し、後は前が止まってくれるのを待つだけという感じで直線に入ると、ラストはLapを落としながらも後方組の追撃を凌ぎきった。鞍上の好判断は言うまでもないが、位置取りとしては最も負荷の掛かる位置での競馬での結果は、類まれなスタミナ面を見せる結果となった。ただ京都の時計勝負になると未知数なだけに、現状で有力とは言えない状況…どちらかと言えば、父と同じく宝塚の方に適性が高そうだ。
その他の馬
チェスナットコート:出負けを巻き返しての中団。3角以降外目に進路を取ったが、反応はイマイチ。それでも鞍上の檄に応え、Lapの落ちたラストで猛烈に伸びてきた。この馬も昇級戦で結果を出した形になったが、時計の掛かる馬場が味方したこと、キセキがしっかりと流れを作ってくれたこと、そして、こういった馬場でゴシゴシ追うのがピッタリの鞍上の力が嵌った事と、恵まれた点も多く個人的にはまだ半信半疑。春天と言うより、目黒記念辺りが試金石になるのでは。
サクラアンプルール:2着馬を見る位置から4角では大外から反応良く、2着馬に並びかけるシーンもあったのだが、ラストは脚が鈍ってしまった。有馬記念を見る限り距離は大丈夫と踏んでいたのだが、この距離なら内で立ち回りを生かすくらいでないと厳しいのかも…大阪杯を使わずにココに来たという事は春天狙いなのかもしれないが、個人的には宝塚記念で期待したい一頭だ。
ロードヴァンドール:位置取りよりペースを守ることに主眼をおいた立ち回り。見せ場はなかったもののしっかりと自身の脚は使って掲示板は確保した。この手のタイプは距離が伸びても恐らく大丈夫で、例えば春天でも、単騎で直線までだましだまし先頭で来られるのであれば、可能性はなくはないと思うのだが…
トーセンバジル:中団から脚を伸ばす競馬も伸びきれず。もっと上がりを生かすようなレースの方がベターなわけで、天皇賞の方に適性が高いのはこの馬だろう。ここは参考外としておきたい。
ゼーヴィント:流れは決して悪くなかったが、骨折の長休明けにしてはやや厳しかったかも。距離もギリギリで短縮の舞台で改めて。
キセキ:この馬1頭9Fのロングスパート戦になったわけで、脚がなくなるのも致し方なしだろう。有馬記念と同条件=外が不利という事もあるわけで、一応見直しの余地ありと見ておきたい。継続騎乗なのも救いだが、個人的に天皇賞で好勝負できるイメージが湧かない…
まぁもうバレバレかもしれませんが、上記以外でちょっと見直せる馬は… (ソールインパクト…この舞台の外枠はノーカンでいい。目黒記念なら巻き返せる。)
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