重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 3/25 その1 高松宮記念篇

 エントリ復帰の週にしてはちょっと出来過ぎの結果のような気もしますが、お金は思った以上に増えていないので安心してくださいww 急ぎG1から振り返ります。

 

 

高松宮記念

Lap・馬場振り返り

12.0-10.3-11.0-11.4-11.5-12.3=1:08.5

 33.3-35.2の前後半差+1.9は極悪不良馬場だった2014年に次ぐ2番目の速さ。それでも外差し組に出番がなかったのは、やはり荒れてきた馬場の影響が大きい。逃げたセイウンコウセイは4角以降外目に進路を取り、それ以降も外目に振られながらの追い比べだっただけに、結果的に勝ち馬が通った辺りが外目の一番伸びるポジションだったという事だろう。

 

ちょっと気になっていた馬

△ 03 ブリザード(5着/6人気)

 →スピード負けはしていないが、掛かり気味の追走…それでも直線は一瞬見せ場を作った。全体的にはちょっと雑な競馬かなという印象で、騎手が変わるならスプリンターズSでもやれておかしくない。特に評価を落とさずにおこう。

△ 07 ナックビーナス(3着/10人気)

 →思っていたより後ろ目の追走だったが、ペースを考えるとそのジャッジは正しかったと言うこと…このペースでも力は出せているし、好走ペースの幅広さと自身の器用さでもぎ取った3着と言えるだろう。現状、これ以上を求めるのは酷だろうが、重賞でも安定して走れるのは分かっているだけに、常に注意は必要な一頭である。

 

その他の馬

 ファインニードル:直線追い出された時の反応は今ひとつだったが、ラストの我慢比べに入ってからもしぶとく伸び続けた。このペースでは出番はないと思っていたのだが、それを克服しての勝利は力を付けている証左とも言える。こうなってくると秋も普通に有力…レッドファルクスが飛んでこられるようなペースならどうしようもないが。

 レッツゴードンキ中団インから直線でジリジリと外に合わせるように伸びてきた。この馬の特性を生かした素晴らしい騎乗だっただけに、勝った馬を褒めるしか無い。この馬の幅広いペースへの適応力を持っているだけに、どんなレースに出てきてもしっかりとケアをする必要がある馬…ダートも悪くない。

 ダンスディレクター3角でやや狭くなって引っ張る不利あり。それ以降は2着馬を追いかけるようなレースだったが、ラストは脚が止まってしまった。決して得手とは言えない消耗戦でもやれたことは力の裏返し…もし京王杯に出るなら買いたい。

 セイウンコウセイ:ダイアナヘイローとの並走、そして遅れて巻き返してきたネロもしっかりと圧を掛けてきただけに、このペースも仕方なし。それでもよく粘っていると言えるし、一時期の不振は抜け出した。ただ時計が速いレースは全く向かないだけに、好走条件をかなり選ぶ馬であることは覚えておこう。

 レッドファルクス外が塞がれたり、微妙に前が空かなったのも事実だが、数字を見る限りはこの馬の脚はある程度使えており、結果的にはあの位置では届かなかったという事だろう。普通に見直し可能。少しでも上がりの脚が強調できるコース、レースの方がベターだけに東京に変わるのは普通にプラス。


 ここでは書きませんでしたが、少しだけ見直しても良い馬は… レーヌミノル…外枠で持ち味生きず。6F戦続戦なら次はちょっと買ってみたい。)






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