重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 2/25 その1 中山記念篇

 流石にこれは可哀そうですね…春先の珍事かもしれませんが、現状リーディング4位のジョッキーなのになぁ。まぁデムルメ、その他短期免許の外国人に変わるよりかはマシなのかもしれませんが…

 さて、豪快に積み残している過去の重賞回顧ですが、ボチボチ過去の日付で更新していこうと思います。更新の都度、最新エントリにその旨を明記しリンクで誘導していく形にしようと思いますので、ヒマでヒマでどうしようもない方は読んでやってくださいませ。今日は中山記念の回顧をお届けいたします。

 

 

中山記念

Lap・馬場振り返り

12.8-11.7-11.7-11.5-11.5-11.8-12.2-11.9-12.5=1:47.4

 マイネルハニーが出遅れ、マルターズとそれを目標に折り合わせたいアエロリットの図式が簡単に出来上がってしまった。にも関わらず、後続はかなり離れてバラけた追走…3F通過は決して極端に速いわけではなく、この時点で後方馬の好走の可能性はかなり少なくなったといえるだろう。そこから向正面でセオリー通りペースを上げるも、3角辺りで息を入れ、後続を引きつけつつの再加速…後続に関して言うと4~5F目の11.5辺りはしっかりと追走しつつも、3~4角の緩んだ部分で更に差を詰めていかなかればならない図式であり、かなりのロングスパート適性を問われたと同時に、力のない馬はラストで脚が上がるのも仕方なしと言ったレースだったように思う。ペースを作ったベテランの作戦勝ち…はたまた、後続馬たちがペース判断を見誤った結果なのかはさておき。

 

各馬振り返り

 ウインブライト:前を行かせた上で好位をキープ。3角以降の緩みを利して前に迫ると直線早々に先頭に立ち、そのまま後続を振り切った。速い上がりのない馬で取った作戦は間違っていないし、それにペースが付いてきた…さらにコーナーの機動力の良さもプラスされた結果といえるだろう。ここから大阪杯だろうが、個人的にはこれ以上はないと見て、少し評価を落としたい所だ。

 アエロリット:2番手をやや折り合いを欠きながらの追走。4角ではアラアラで勝ち馬には簡単に交わされてしまったのだが、直線はしぶとく盛り返すような形で伸びてきた。ラストの12.5で盛り返しているということは、前の緩急をつけたLapに付いて行かず、スピードの持続力を活かしたかったのかもしれないが、何れにせよヴィクトリアマイルに向けては良い試走になったと思う。ただ個人的には6F戦で見てみたいという気持ちは捨てきれず。

 マルターズアポジー楽にペースメイク…ペースを緩めての再加速にも対応できる馬だけに持ち味を上手く生かした形になった。かと言って、武士沢にそれが出来ていなかったかと言われればそうではないし、乗り替わりも影響はなかったといった感じか。ベストはワンターンのマイル、1800mなら場は問わないといった感じで、適条件ならまだ狙い所はあるはずだ。

 サクラアンプルール勝ち馬を前に追いかけていくような競馬…直線入り口ではまとめて面倒見る態勢かと思ったが、ラストは脚が上がってしまった。そこは休み明けの部分もあるだろう。昨年の2着馬だが、そこから1年たっても地味に力を付けている印象で、最大目標の大阪杯に向けて上積みがあるのであれば、面白い存在になりそうだ。

 ペルシアンナイト:出負けで後方から。向正面で動けないのもLapを見れば仕方なしで、実質動いたのは3角からとなったが、それを捕らえきる脚は流石になかった。1角の位置取りで負けが決まっていたようなもの…内容は褒められたものではないが、自身の脚は使えており、ギリギリ及第点といったところ。次走巻き返しても何ら驚かない。

 ヴィブロス折り合い専念で後ろからも直線で脚伸ばせず…昨年もロングスパート合戦で脚をなくしてしまった形だが、今年はもう1つヒドイ結果…去年かココからドバイで勝っただけに何とも言えないが、次に向けていい内容だったとはとても言い難い。

 

 上には書かなかった、ちょっとだけ気にしておきたい馬は→ (ショウナンバッハ…今回も自身の脚は使った。新潟大賞典ならワンチャン…無理筋?)


 大阪杯の前哨戦という明確な位置づけが出来つつありますが、両者は適性としては全く別物ですので、どちらかと言えばここで結果の出なかった馬の巻き返しに期待するのが正着かなと思います。今年で言えば4・5着馬ということになるでしょうか…






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