重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 2/4 その1 東京新聞杯篇

 張りゴマを減らして負け額を小さく済まし、これで予定通りと次週に備える…完全にパンチドランカーの思考ですね。そんなダメ人間が今週も振り返る「反省というのは名ばかりの回顧録」よろしければお付き合いください。

 

 

東京新聞杯

Lap・馬場振り返り

12.4-11.4-11.6-12.2-12.4-11.1-11.0-12.0=1:34.1

 トウショウピストがしっかりとコントロールした上でのペースメイク…過去2年ほどではないが十分スローの範疇と言えるレースだろう。上がり3Fの勝負になったことには違いないのだが、やや抜けた勝ち馬の走りを見ている限り、ラスト12.0は計測ミスの可能性が高く11.4-11.7位の決着だったと見ておきたい。馬場的にはほぼフラットな状況でこの流れとて外で決め脚を発揮できる馬は届いたと思うのだが、逆に内目のそこそこの位置からもしっかりと上がりを使える馬がいたゆえに届かなかったという見方をしたい。そういう意味では後方から進める馬には流れが合っていなかったとも言えるのだが。

 

ちょっと気になっていた馬

☆ 10 ダノンプラチナ(11着/7人気)

 →出負けで後方から。4角は馬場の中ほどを通し直線だけ外に出したが届かず…同じスローでももう少し流れた中でのパフォーマンスを予想していただけに、この展開では上がり負けするのも仕方なし。ただペースが上がった後からも地脚でついていっていただけに、ゴリゴリと動かす鞍上よりも、田辺のほうが合っているのは明白。また同じ理由から中山適性も高いのではないかと想像できるだけに、継続騎乗でダービー卿辺りに出てくるのであれば、もう一度だけ買ってみたい。

 

その他の馬

 リスグラシュー中団馬群の中で待機…直線序盤で前がわずかに空くと、そこに飛び込み抜け出してきた。決して上がり脚を強調して好走する馬ではないだけに、この流れでも自身の持てる最高の脚を使って勝ちきった事は大きいし、55キロを背負いながら、抜けた後もさほど追わずにやや余力を残すような勝ち方も、次以降を期待させると言っていいだろう。このレース以上に上がりに寄らなければ、ヴィクトリアマイルでも好勝負必至と見ておきたい。

 サトノアレス:出負けで後方のラチ沿いから。直線もそこを離れることなく鋭く伸びてきた。出負けさえなければと思わせがちだが、そこからのリカバーはほぼ完璧であり、その部分はプラマイゼロとしておきたい。ギアアップ及び上がりを強調するレースの適性が高い馬で、引き続きそんな条件で狙いたい。

 ダイワキャグニー:グレータロンドンが外から行ってくれたお陰で、その後ろをスムーズに追走。この馬なりの正攻法で前に迫ったが…直線序盤で置かれ、ラスト1Fで巻き返すように伸びてきた辺り、ギアアップが必要なレースは不向き、上がりもこの馬の限界に近いもので駆けているだけに、それなりに力を示した内容と言える。左回り特化型であることを踏まえても好走条件は限られているが、安田記念はこの馬にとって可能性を秘めている舞台だけに、もう少し賞金を積んでほしいのだが…

 デンコウアンジュ中団の勝ち馬を見るような位置から。直線も先に抜けた勝ち馬の後を追うように伸びてきた。流れは合っていただけに前とは力負けの印象…まぁ牝馬どおしなら昨年同様やれる下地は維持していると見ておこう。

 ディバインコード:番手の絶好位から。直線もジリジリとは伸びているがインパクトのある走りではなかった。数字の示すとおり上がり負けと言うことで良いが、更に上のメンバーで厳しいペースになるとやれるイメージもなく、あくまでOP特別~G3相手で流れが合えば…という感じで捉えておきたい。メンバーが弱ければ適性は広く、安定感ある走りが見られるはずだ。

 クルーガー:中団の内々、直線では押しながら進路を探しつつだったが、抜けられそうな間がありながらも、それを割る勢いがなかった。ギアアップ能力の無さをモロに見せてしまった感じで、やはり後傾持続力勝負でこそということ。

 グレーターロンドン:意外な積極策。十分に後方を引きつけ残り2Fから追い出されたが、全く伸びなかった。溜めてこその馬ということだろう。妙な鞍上スイッチの弊害とも取れるだけにとりあえず参考外としておく。

 アドマイヤリード:この流れは悪くないはず…一応、休み明けだっただけに、上がりを強調する舞台ならもう一度注目してみる。

 

 上には書きませんでしたが、意外とやれたなという印象なのがこの馬…(ハクサンルドルフ…外からいい脚。後傾持続力勝負の上がりを強調する舞台で。)

 

 時計が少し遅かったのは、やはりペースの遅さが影響していると思いますので、そこまで気にする必要はないと思います。それなりに見どころのある馬が複数いて、面白いレースでした。

 

 



(↑よろしければクリックしてやって下さいませ)

(↑ブログ更新のメール配信をご希望の方は…開催日には、メール通知限定の狙い馬も配信してます)

フォローする