重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 1/21 その1 AJCC篇

 トニービン初期の最高傑作でしたね。秋華賞のない当時、トライアル替わりに臨んだ900万下条件戦でまさかの敗戦。それでもエリザベス女王杯に挑むべく府中牝馬Sに2段階格上挑戦して勝ちきったことが印象深いですね。府中牝馬は50キロで出走なので、武豊が乗れずに角田(現調教師)にスイッチし、その後のG1は全部彼で勝ったというのも、今の時代では考えられないことだと思います。合掌。

 

AJCC

Lap・馬場振り返り

12.8-11.2-12.3-12.5-12.5-12.0-12.2-11.8-11.8-12.1-12.1=2:13.3

 全馬がマイネルミラノさん、どうぞどうぞ状態。1角手前でようやくハナに立ち、その勢いのまま離し逃げになったのだが、その実は61秒台のスロー…この時点で柴田大知してやったりの情勢だったのだが、しっかり番手を維持していたデムーロと、異変に気づき積極的に押し上げていった横山典弘だけが、逃げ馬を捕まえることが出来たというレース。それぞれに思惑はあった中でのレースだっただろうが、全体的に見れば凡戦の域を出ないものだったと言えるだろう。

 

ちょっと気になっていた馬

☆ 08 ショウナンバッハ(6着/5人気)

 →意外に高めの位置からの競馬となったが、勝負どころで1・2着馬の動きについて行けなかった。チャレンジは悪くなかったが、結果的には溜めたほうがベターということだろう。とは言え、重賞で3着まで来られるかどうかというレベルであることには違いなく、今後も積極的に取り上げるべき存在というわけではない。

 

その他の馬

 ダンビュライト:ハナも辞さずの序盤戦を控えての2番手。実質この馬がレースをコントロールしていた。ペース読みも完璧、かつ自身は速い上がりを持っていないという特性も理解しつつ、1頭だけしっかりと前を射程に入れられる位置をキープし坂下先頭で押し切った。ココに来ての連勝は力がついている証とも言えるが、特にこのレースでは神騎乗に近いものを見せてのものでもあるだけに、個人的にはまだ半信半疑としておく、次以降鞍上が変わるようなケースがあれば尚更。

 ミッキースワロー:やや出負けの後方組。スローを察知した鞍上が3角手前から積極的に押し上げていったが、逃げ馬を捕まえるのがやっとだった。とは言え、後半6Fでほぼ緩みのないLapの中を自ら追い上げての結果だけに、これはそれなりに評価していい内容と言える。力的にも春天は圏内と思うのだが、後ろから行く馬には優しくないレースだけにその点だけが心配。とりあえず日経賞で結果を出して、本番では…もう少し悩むことにする。

 マイネルミラノ歳を重ねてズブさ倍増。今回もダンビュライトが行っていれば、この結果はなかったはずである。とりあえず春天目指して頑張って頂きたい。もし出れば間違いなく小銭をおく…はず。

 ディサイファこの馬もミッキースワローに呼応して付いていったクチ…ペース的にも悪くなかったし、上位とは力負け。このレベルなら3着辺りはあってもおかしくないという立ち位置で良いだろう。

 トーセンビクトリー序盤で位置を取れなかったのは痛かった。そういう意味では外枠が響いた結果とも言える。それでも自身の脚は使えており、牝馬どおしの上がりの速くないレースなら十分戦えるはずで、そういう意味では去年勝った中山牝馬が最もしっくり来るというのは頷ける所。

 ゴールドアクター返し馬から良くなかったのことだが、ちょっと次以降は買えそうにない。ローテが白紙に戻ったようだが、とにかく再復帰戦は様子見で。

 

 

この中で強いて次以降に注目する…というなら、この馬でしょうかね→トーセンビクトリー





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