重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 1/8 シンザン記念篇

 

 年末キャロットのHPを見ていたら、いつの間にか全頭満口になっていました。去年もそうだったのですが、かなり遅いタイミングだったと記憶しております。一体、いつ満口になったのかと見返してみると…なんと、12月5日!これって異例の早さだと思います。去年(2016年産)はバツ2を駆使して、ようやく欲しいところに出資できた身としては、今年の募集はかなり思いやられそうでございます。

 

 

シンザン記念

Lap・馬場振り返り

12.2-11.1-12.4-13.3-12.8-12.1-11.7-11.5=1:37.1

 最終的にはカシアスがハナもどの馬も様子見で全くペースが上がらず…前後半差こそわずか-0.9で収まっているが、これは後半の5F目でも12.8とペースの上がるタイミングが遅すぎたためであり、その実は超スローの上がり勝負…ラスト1Fはほぼ勝ち馬のLapながら加速して終わっている辺り、後ろの馬で脚を余した馬がそれなりにいたことは覚えておいたほうが良さそうだ。

 

気になっていた馬

☆ 06 ブランモンストル(9着/8人気)

 →しっかりと前を見ながらの競馬だったが、ギアアップしたところで全く抵抗できなかった。力負けの背景もあるのだが、緩い馬場で力を出せなかったとも取れるだけに一応参考外…自己条件なら普通に勝ち負けできるものは持っているだけに、その舞台で改めて狙いたい。

 

その他の馬

 アーモンドアイ:出遅れ後方で脚を貯める作戦。直線向いても後方で、一瞬伸びないかと思わせるシーンもあったが、残り1Fからが圧巻で一気に前を捕まえた。完全前残りパターンを一頭だけ違う競馬を見せている以上、ココでは基本性能が3枚位違ったということ。直線で一瞬加速に手間取った辺り、単純なキレだけの勝負になった時に一抹の不安は残る…ルージュバックの時のようなレースにならないことを祈るばかりだろう。走りを見る限り力のいる馬場も全く問題なく、距離も恐らくオークスまでは十分こなせると見る。

 ツヅミモン:逃げ馬を行かせての番手。勝ち馬には抵抗する間もなかったが、逃げた馬との2着争いの叩き合いは制しての賞金加算となった。大型馬の割には器用さを持ちあせており、その辺りを生かした結果といえる。トライアルくらいまではそれなりに戦えそうだが、現状それ以上を見るのは難しそうだ。

 カシアス:6F重賞で勝っている馬が、マイルで超スローを演出できること自体は評価できる…ただやはりこの距離は少し長い印象。今春このままマイルを使われるようなら、買わない方向で考えたい。

 ファストアプローチ:上がり脚がない馬で馬場が渋ったのは良かったのだが、内で全体の流れに合わせるようにギアアップを求められるレースにしてしまった。鞍上的にもっと動いても良かったと思うのだが…後、意外とダートがやれるのでは?

 カフジバンガード:出負けで後方馬群の内目から。4角でも明確な行き場所がなかったが、進路を確保できても思ったようには伸びなかった。出負けは想定外で思ったような競馬は出来ていないにしろ、OPの壁が少なからず見えてしまった印象。

 

 

 勝ち馬はたしかに強い勝ち方でしたが、条件的にもやや特殊だっただけに、個人的にはもう少し様子を見たいなというのが正直な所です。出来ればトライアルに使ってほしいのですが、直行ならばかなり取り扱いが難しくなりそうな一頭です。

 






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