重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 12/16 ターコイズS篇

 腸骨というのは骨盤の一部の骨のようです。詳しいことはわからないのですが、復帰には相当な日数がかかるようで、このまま引退という形になるのではないでしょうか…つばき賞~フラワーCの2戦での見せた衝撃は相当なものでした。

 

ターコイズS

Lap・馬場振り返り

12.5-11.6-11.8-11.8-11.8-11.7-11.2-11.8=1:34.2

 リエノテソーロが他馬に競る間を与えないレベルで抜け出してのペースメイク。一見すると一貫Lapの様に感じるが、2F目~3F目にかけてはかなり遅めで、中盤が緩まなかったにせよトータルで見るとスローの範疇と言える。その分上がりに凝縮…と思いきやだったが、ラストはコンマ6秒Lapを落としてのゴール。同日の2歳500万下と比べてもラストはせめて11.5位でまとめて欲しかったというのが正直なところである。馬場的には基本フラットも、徐々に硬くなっていき、内目有利の図式が見え隠れしつつあるという状況…内の差し馬がスムーズでないながらもズバッと伸びてこられた原因の一つといえるだろう。

 

気になっていた馬

◎ 11 エテルナミノル(5着/4人気)

 →ゲート内でガチャガチャしているのを見て嫌な予感がしたが、案の定出遅れ…それでも道中でしっかりと押し上げ、勝負どころでは勝ち負けまで見える位置まで迫っていたのだが、流石にラストは脚色が鈍ってしまった。もちろん見直し可能だが、誰が見ても分かりやすいだけに、次以降もオッズに反映される可能性は大きく…

 

その他の馬

 ミスパンテール:直線半ばまで内目の馬群内で息を潜める競馬…ラストで前が僅かに空いた所を見計らって一気に前を捕らえた。基本的に使える脚が長くない馬だけに、ギャンブルに近いこの騎乗がバッチリとハマったと言えるだろう。ローズSの結果を見て、秋華賞当日の自己条件を使った辺り、来年のヴィクトリアマイルを見据えていることは間違いないが、現状では適性も力関係的も微妙かなと言うイメージ。

 フロンテアクイーン:押して先団から。馬群内で上手くコントロールされていた。直線は前が空くのを少し待ったが、空いた隙に一気にギアを上げて抜け出してきた。ペース適性も多岐にわたり、ギアアップの能力も持ち合わせている分、このようなレースでも対応できたが、いつもの勝ちきれなさを露呈したことになる。牝馬限定重賞なら、引き続き好勝負になるはずだが、特に評価を変える必要もないだろう。

 デンコウアンジュ後方に近い外目からの競馬。やや促しながらの追走ながら、実質直線に入ってからのギアアップだったが、きわどいところまで追い詰めた。ギアアップ能力には長けた馬なので、流れ自体は悪くなかったといえる。メインはマイル、18あたりになると流れが向けばと言う形で見ておきたい。

 ラビットラン:ジワッと中団から。勝負どころで外目を積極的に上がっていく横綱相撲を演じたが、ラストは内の馬に脚をすくわれてしまった。ハンデが少し重めの印象もあったが、概ね力は出せたと見るべきだろう。同世代も含めて力が抜けているというわけではないという事である。

 ワンブレスアウェイ:出負けで後方の内で我慢。直線は馬場の中ほどにジワジワと出しながら追い上げていったが、そこでも前が詰まり気味。下手乗りには違いないが、この馬自身は参考外。先行して改めて見てみたいが、個人的にはそこまで強い馬とは思っていないので、過剰な期待は避けておきたい。

 

 

 なんと14着までがコンマ4秒差での決着と、スローだったことを差し引いてもザ・ハンデ戦という内容でした。大きい着を取ってしまった馬も特に気にする必要もないですね。






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