重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 12/10 阪神JF篇

 中国で馬券が買えるようになるのはかなり先の話でしょうが、それより先にこれが出来ることによって、香港馬のレベルがもっと上がるのではないかという点の方が気になります。まぁ別に困ることではないのですが、育成(調教)方法で馬のレベルが上がるというのは我が国が先に体現していることですからね。楽しみでもあり脅威でもあり…という感じでしょうか。

 師が走るほど忙しいと言われる12月ですが、師が走るなら、もっと下の一般ピーポーは猛ダッシュせざるを得ないわけでして…G1回顧のみのエントリとなってしまいました。残る2つの重賞は何とか"先々週の反省"位でカバーできればと…はい。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ

Lap・馬場振り返り

12.4-11.3-11.6-12.4-12.2-11.9-11.0-11.5=1:34.3

 ラテュロスが出る所をラスエモーショネスが主張。外からコーディエライトも来たが、基本的には先行争いはなく2F目の11.3が示す通りスローな序盤となった。中盤もそれなりに緩みが入りつつも、最終的にペースが上がったのは直線に入ってから…阪神外回りにしては珍しい上がり2Fの勝負となった。ほぼ一団でのレースだったが、流石に4角10番手以降の後ろの馬では厳しかったと見ておきたい。馬場はほぼフラットで、その面からの有利不利はなかった。

 

気になっていた馬

☆ 02 ラテュロス(6着/9人気)

 →キレ勝負になって良い馬ではなかっただけに、この特殊な流れでは力を出せず。馬場的な不利はなかったが、勝ち馬を中心として馬場の中央付近で勝負が繰り広げられたのも良くなかった。見直し可能。

 

その他の馬

 ラッキーライラック気持ち出負けも中団で折り合い良く運んでいた。仕掛けも出来るだけ遅らせて残り300m位からだったが、しっかりと伸びて完勝。ペース自体は評価できるものではないが、この馬のパフォーマンスはしっかりと評価できるものだった。ペース適性の幅も広そうで、現時点では桜花賞の最有力候補と言えるが、そこまで抜けた存在でもないだけに、まずはチューリップ賞でどうなっているかを見てから…

 リリーノーブル:連勝のときと同じく好位付けの競馬。結果的に見るとこの馬のペースだったかと思わせた内容だったが、勝ち馬には抵抗できなかった。その辺りは上がり性能の差とも取れるだけに、今後も上がりのかからないレースで積極的に狙いたい所だ。

 マウレア:中団の馬群内から。直線はすぐ外を勝ち馬に取られてしまったが、その後も上手く捌いて伸びてきた。上がり性能もギアアップ性能もきっちり活かした競馬だったと言える。小回りコースでも難なく対応できそうな器用さも持ち合わせているが、スケールという面では上とは少し劣る印象。決して弱い馬ではないが、来春にいい勝負をしようと思ったら、更に成長がほしいところだ。

 トーセンブレス:控えて後方から外回し。この流れで来られたことは、一定の評価はしておきたいものの、常にこの脚が使えるわけではなさそうで、安定感はイマイチ…人気ならあまり買いたい馬ではないということだ。

 モルトアレグロ:勝ち馬を見る形で外々を追走したが、直線はキレ負けの感じで掲示板確保精一杯だった。マイルでやれたのは収穫だが、本質的には距離短縮でこその馬で距離さえ合えば重賞は勝てるくらいのものは持っていると判断したい。

 ソシアルクラブ:新馬同様に追走で少しもたつく感あり。その時点でまだまだ完成していないということ。今回は力負け…もっと長い目で見たい。

 ロックディスタウン:大外で前に壁を作れず掛かりながらの追走。直線入り口ですでにお釣りがなかった。もちろん情状酌量の余地はあるのだが、掛かってしまう気性を抱えてしまったのはリスクとしては大きい。こちらも春の一戦目をもう一度見てみたい所だ。

 

 

 土日は一応両日ともにエントリを立てる予定です。土曜は簡易版になりそうですが…

 

 





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