重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 11/26 その1 ジャパンカップ篇

  28日の競馬開催を止めさせるには、買わないで売上アップに効果なしというのをJRAに実感させること以外なし…当たり前のことを当たり前に教えてくれたコラムです。JBCデーである11月3日に今年はJRAの開催があった理由も分かるので、興味のある方は一読下さい。

 

ジャパンカップ

LAP・馬場振り返り

13.0-11.2-12.1-12.1-11.8-12.1-12.3-12.2-11.8-11.3-11.8-12.0=2:23.7

 キタサンブラックのペースは、道中に緩みは全く無く、かつ最遅Lapが12.3というまさにガチンコ勝負…府中の12Fにふさわしいペースだったといえる。最終週でも乾けば比較的高いレベルを示していた東京の芝だが、このペースも好タイム決着を後押ししたと言っていいだろう。決して差しが届かないペース、馬場ではなかったのだが、そうならなかったのは内に力のある馬が入り、そつなく立ち回ったからと見るべき…結局内外フラットという馬場は、経済コースを通れる内の方が有利(もちろん詰まるリスクはあるが)という事を再認識したレースでもあった。

 

気になっていた馬

☆ 01 シュヴァルグラン(1着/5人気)

 →4番手のポケットから直線は逃げつつ馬場の中央に誘導するキタサンの更に外に被せてラスト100mで捕らえきった。内で切れ負けにならないレースになった以上、好走要素は整っており、そこに鞍上の好騎乗が重なって頂点まで上り詰めたという形…有馬記念も好走条件はもちろん持っているのだが、力が抜けているわけではなく、枠や流れを見て出し入れが必要だろう。人気になるのなら期待値は下がるだけに尚更である。

 

その他の馬

  レイデオロスタート直後に挟まれる形になり後ろ目からの競馬…4角手前でサトノクラウンが上がっていった辺りから上昇開始。直線追い出されると一気に3番手まで浮上し、手前を替えラストのラストでもう一伸びしたが、わずかに届かなかった。恐らく勝ち馬の位置を取りたかったはずで、そうなっていれば勝っていたのはこの馬だっただろう。それでもゴール前に見せた脚は強烈で一瞬差し切るのかと思わせたほど。間違いなく来年はこの馬の年になると思わせる負けて強しだった。

 キタサンブラック鞍上のペースメイクの絶妙さは分かっていたが、今回は馬の力を信じたケレン味のない逃げ戦法だった。結果を出すにはもう少し緩めて直線で出し抜くような競馬にすればよかったとも思えるが、それはそれ…特に不満はない。ただ天皇賞含め2戦きっちり走りきっただけに、次までお釣りがあるかは心配なところだ。

 マカヒキ中団後方から。直線は外を狙いラストインパクトにぶつかりに行ったのだが、締められて空かず。ところがすぐに2着馬の後ろが空いたために、そこを追撃するも、2着馬にはあっという間に離され、差の開いた4着まで上がるのが精一杯だった。流れが合わなかった中での結果は、天皇賞に続き復活の気配…と言えなくもないのだが、ワンパンチ欠けているのも事実であり、個人的にはウーンと言った感じ。少なくとも流れの合う舞台でどういう走りをするかを一度は確認すべきだろう。

 アイダホ:マカヒキラストインパクトにぶつかりに行った時に、更に外にいたのがこの馬…さすがムーア、全く動じることなく真っ直ぐに馬を追っていた。立ち回り一つではもう少しやれて良いだけに、もし海外競馬で馬券を買えるようなシーンに出くわせば、小銭は置いておきたい一頭である。

 レインボーラインこのクラスの時計勝負になると、いつもの掲示板に乗るか乗らないかみたいな所に落ち着いてしまう…ある意味この馬の力で、それが去年からほぼ変わっていないということ。時計の掛かるポテンシャル勝負で積極的に狙おう。

 サトノクラウン枠もあるが、やはり時計が求められ舞台では厳しい…また天皇賞は道中で自由に動ける状況だったので、そうは映らないのだが、基本はコーナーでしっかりとポジションを上げつつも、スピードを最後まで落とさない馬だけに、一般的な東京のペースは適正外と見ておこう。

 

 

 狙い馬が勝って、2列目の狙いも完璧だったのに、ヒモが人気薄に少しずれたほうが配当が跳ね上がるパターンに嵌ってしまいました。おまけにシュヴァルグラン1着の馬券は全く持っておらず、払い戻しは全くインパクトなしの寂しい結果に終わってしまいました。チャンピオンズカップ~2歳G1は全然自信ないので、今年のG1はこれでおしまいと言っていいかもしれません。






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