重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 11/19 マイルCS篇

 

 サトノダイヤモンドは年内お休みだそうで…出来ればキタサンブラックともう一回やってほしかったですね。

 

マイルチャンピオンシップ

Lap・馬場振り返り

12.2-10.8-11.6-12.1-11.9-11.5-11.6-12.1=1:33.8

 稍重にしては時計が掛かり過ぎというイメージだが、Lapバランスとしては凸凹が少なくイーブンに近いデフォルト通りの決着だったと言える。馬場的には外優勢とはいえないものの、逃げ馬が残るためには相当なLapの恩恵が必要な状態だった。4角の上がり3つ目が最速になっている分、そこで外を回った馬は少しロスが大きかったと言うのもあるか。

 

気になっていた馬

△ 04 サングレーザー(3着/7人気)

 →中団馬群の中から、直線では先に抜けた2着馬の直後に切り替えて追っていったのだが、内に併せられた勝ち馬には抵抗できず。とは言え、ペース・馬場への適性もあっただろうが、騎乗もほぼ完璧…全て重なっての結果だった。時計への対応力は未知数だが、緩まない流れでしっかりと脚を使えるというのは、このクラスでも安定して走れる重要な要素と言える。来年も要注目の一頭。阪神カップでも普通に有力。

 

その他の馬

 ペルシアンナイト:詳細は省くが、どこまでも神騎乗…3角以降の立ち回りがラストの一伸びをもたらしたのは言うまでもない。大外枠であること、鞍上の連続3着記録をいろいろと言われだした時点で、その記録は潰えるだろ…少なくとも、期待値は足りてないやんという観点から決意の無印にした誰かをあざ笑うような結果だった。もちろん評価を変える必要はあるのだが、今の所は3着馬と同等くらいと考えておきたい。極端な上がり勝負が分が悪いのも同じ。

 エアスピネルこちらも完璧な競馬。流れも申し分なかった。メンバー次第でG1に手が届くかも知れないが、それだけの力差は無いということで良いだろう。基本人気になる馬なので、キレに寄れば寄るほど信頼度が下がる点も上手く使うよりほかない。

 レーヌミノル先行策から押し切りを図ったが、キレのある馬には抵抗できず。それでも止まっているわけではなく、力のある所は見せられたと言っていいだろう。今日のパフォーマンスを見る限り7F戦のほうがベターであり、阪神カップに出るなら主力扱い。

 イスラボニータスタートが悪かったわけではないのに、位置が取れずに中団の後ろから。直線伸びかけた所にサングレーザーの外寄せの影響を受け、再加速を余儀なくされたのだが、それがなくても勝ち負けまでは難しかった。常に上がり最速をマークできるわけではないので、位置取りの優位性がモノを言う馬…そういう意味では序盤に勝負は決まっていたといえる。

 レッドファルクス道中は内目を意識しながらの追走。直線も内目に入っていったが今ひとつ伸びなかった。決してこなせない流れではなかったものの、もっと上がりを強調するような流れのほうが合っているという事だろう。

 サトノアラジントロールを見れば分かるが、最初から馬を外に誘導しており、プランどおりだったということだ。ただそれでは勝てるものも勝てない…現代競馬で外から差す事が優位に働くシーンはほぼないだけに、内枠に入った優位性を消してしまう様な乗り方は、少なくとも新潟・東京以外では通用しない。

 

 

 3歳馬が1・3着…主役不在のこの路線も少し変化が見えてきたといえるでしょうか。それでもその2頭は完璧に乗られたこともあり、そこまで抜けた馬はいないという評価で良いと思います。

 

 




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