重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 10/21 富士S篇

 ロードヴァンドールは何とか出走枠に滑り込んだようですね。キタサンの盤石ぶりが増したような気もしますが、つまらんレースになる可能性が少しでも減ったのはいいことかなと思っております。

 

富士S

Lap・馬場振り返り

12.6-11.3-11.7-12.2-12.0-11.2-11.2-12.6=1:34.8

 不良馬場で判断が難しいが、最序盤はどの馬も様子見で3頭雁行のような形だった事、直線に入りラスト3~2Fで良馬場水準の11.2が出ていることから、バランスとしてはスローだったと言えるだろう。ただしラストは重馬場らしく大きくLapを落としてのFinish。この辺りが一介の上がり特化型では太刀打ちできなかった要因とも言えるのではないだろうか。

 

気になっていた馬

△ 08 ロードクエスト(12着/5人気)

 →出負けは想定内…どころか、じっくり運んで欲しいと願っていた人間としては良かったとすら思っていたのだが、すぐに中団まで巻き返しての競馬。道中も各馬よりやや内目を通しての競馬だったが、直線では反応しなかった。この道悪の舞台でこそと狙ったのだが、この結果ではどうしようもない…厚く買うシーンは当分来ないだろうと思わせた敗戦だった。

 

その他の馬

 エアスピネル行きたい馬を行かせての先行策。4角では外目を回して、内外別れながらも早め先頭であっさりと押し切った。道悪適性が高かったこともあるのだろうが、今年に入ってからは速い上がりや立ち回り勝負になって取りこぼすシーンがあった中で、ラストでしっかり掛かるこのレースでは強さを見せつけた。今年の京都もここまで雨馬場のレースが多く、4週後の本番でも時計勝負という可能性も低そうで、そうなれば好走の可能性は上がるのではないかと見る。

 イスラボニータ外から好発も控えるような形で好位のやや後方。団子状態で内に入れる隙間もなかった。それでも直線で勝ち馬を前にして追い出し開始されたが、差は余り詰まらずに2着まで。外目が優勢の馬場状態はプラスに働いたが、立ち回りとしては外枠のロスもあったし、ここまで悪い馬場の58キロでの結果なら及第点と言えるだろう。この馬も時計勝負は分が悪いので、想定される荒れ馬場なら次もチャンスが有っておかしくない。

 クルーガー:やや出負けして後方から。枠なりに外を回して直線でも最後方に近い位置だったが、そこから一気に前に取り付いてしぶとく伸びた。極端に速い上がり勝負はプラスではないだけに、流れ的には良かったといえる。恐らく道悪もかなり上手いのではないだろうか。個人的にはココの結果だけでは半信半疑。

 レッドアンシェル:最内の2番手も実質ハナ。直線も唯一最内を進んですんでの所まで粘りを見せた。鞍上が言うように重馬場巧者のようなのだが、この状況で前目からギアアップを見せて粘りこめた点は評価できる。次がどこかは分からないが、コース問わずに注目したい。

 ペルシアンナイト:勝ち馬を前に見る位置から。4角手前で前が外目に切り替えたことにより自然と進路は開けたのだが、追い出してからは今ひとつ伸びきれず。休み明けだけに情状酌量の余地はあるのだが、この流れと馬場でレッドアンシェルに負けてしまう様では…というのが、正直な所。シンザン記念も渋馬場だっただけに、元々この馬場が合わない可能性もあるが…

 グランシルク:イスラボニータを見る位置から直線では馬群を割って出て来るかと思いきや案外…京王杯で道悪はこなしていただけに、問題ないと思っていたのだが…速い上がりには適性があっても、急激にギアアップするような展開では力が出せない側面もあり、前走の勝ちっぷりだけを評価するのは危険だったと言うこと。スイートスポットに嵌まらないレースであれば、危うい人気馬になりうるということは覚えておきたい。

 

 

 どうやら今週末も雨模様らしいですね…馬場傾向さえしっかりと見えていたらそこまで悩むことはないのですが、事前予想は難しくなりますね…

 





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