重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 10/22 菊花賞篇

 GACKT、馬主にならないかな…

 

 

菊花賞

Lap・馬場振り返り

13.2-12.6-12.0-13.1-13.2-13.5-14.5-14.3-13.5-13.0-13.1-12.9-13.4-12.7-13.9=3:18.9

 1F平均13.26という超極悪馬場…全体のLapバランスで見ても、前半やや早く、中盤は標準的で、上がりがかかったという形なのだが、上がり6Fから坂の上り含めてペースが上がっていっており、数字以上の負荷がかかっていたことは間違いない。どの側面を切り取っても消耗戦だったと言えるレースだった。

 

気になっていた馬

☆ 02 ウインガナドル(16着/7人気)

 →前半でマイスタイルに競られた時点で終了…ちなみに後半はアダムバローズにハナを取られており(キセキのアシスト?)結果、2-2-2-16という通過順での敗戦となった。負けるべくして負けたといえるのだが、個人的反省は「極悪の不良馬場=どこを通っても同じ=内有利」という図式にこだわりすぎた事…実際は外差しが決まっていたにも関わらず、長丁場の縦長になるレースは違うはずとTwitterで書きまくっていたわけで…個人的に推察の域をはるかに超えた、お手上げ状態の馬場だった。

 

その他の馬

 キセキ:出負けで後方からも向正面以降で少しずつペースアップ。4角では前を射程圏に入れ、ラストの我慢比べで後続を突き放した。夏のレースを見ても、神戸新聞杯を見ても、このペースに適性があったとはとても思えず、また跳びの大きさから道悪も決して良くない中でのパフォーマンスは、力の差をしっかりと見せつけたという事だろう。少し大げさかもしれないが、このまま順調に行けば、現役最強レベルに到達出来る可能性を秘めた一頭と言える。個人的願望は、激戦の疲れを癒やして秋は全休。来年の春天でむっちゃ強い勝ち方をして欲しい所だ。

 クリンチャー:押せど行けずに中団から…ここまではプラン外だったのかもしれないが、1周目スタンド前で外に出すと、向正面で緩んだ場面から徐々にポジションを上げ始め、直線入り口では2番手…勝ち馬には及ばなかったが、その他の馬の追撃は封じ切った。各所でも書かれているが、脚が速くないこの馬の特性と馬場を生かしきった鞍上の好騎乗の賜物といえるだろう。逆に言えば、これ以上を求めるのは難しいのかもしれないのだが、マエコーさん、思い切って欧州長期滞在とかいかが?

 ポポカテペトルこちらもやや出負けで後方から。各馬が外を回す中、比較的馬場の中ほどを使って位置を上げると、あわや2着のシーンまで追い上げてきた。恐らくだが相当の道悪巧者。またディープ産駒ながら使える上がりに限界がある馬で、今後も時計の掛かる馬場、上がりの掛かるレースを狙って出し入れしたいところだ。下手をすると脚の遅いステイヤーになりそうな気もするが…

 マイネルヴンシュ:ミッキースワローをマークするような競馬だったが、前がバテるとそれに変わって伸びてきた。終わったところですごい脚を見せていただけに、ちょっと差し遅れ…付いていく馬を間違えた間感も否めない。次以降は条件戦だが、上がりのかかる条件でこその馬で、この結果だけを鵜呑みにして無条件に買いに走るのは避けたほうが良いだろう。

 ダンビュライト:馬場選びも間違えずに4角先頭の正攻法。結果的にいい目標にされてしまった感もあるのだが、概ね力を出せたといえるだろう。勝ち切るまでのパフォーマンスが見せられるスイートスポットが狭い器用貧乏型だけに、今後もそういう取り扱いで…

 ミッキースワロー:道中は掛かり気味…2周目3角以降は積極的に運んで4角では前を射程に入れていたが、ラスト1Fで失速してしまった。ここで掲示板を確保できなかったことで特に評価ダウンをする必要はないが、ペースというより、自身の持っている10秒台の脚を生かせるような舞台のほうが良いのは間違いなく、直線の長いコースより中山の良馬場でもう一度見てみたい馬と言える。

 アルアイン自身の舞台ではない中で、力は出せたといえる範疇の結果…適距離に戻って再度見直したい。極端な上がり勝負は向かないタイプなので、一貫Lapのマイル戦などで。

 

 馬によっては一生に一度しか走らない距離かもしれないですし、それに加えてこの馬場…結果だけを鵜呑みには出来ませんが、勝った馬は評価されて然るべきのパフォーマンスだったと思います。今後も順調に行ってほしいものです。

 






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