重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 10/8 毎日王冠篇

  予想的にはこのレースは完敗でしたね…ケチを付けたリアルスティールに勝たれてしまってはどうしようもありません。予想段階で人気どころを腐すコメントをわざわざ書くというのは如何に愚行かということを改めて思い知らされました。これからはシレッと無印にしておこうと思います。

 

 

毎日王冠

Lap・馬場振り返り

12.8-11.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.1-10.7-11.7=1:45.6

 出負けしたソウルスターリングが巻き返してハナに立つ展開…必然的にスローという形になった。道中で押し上げる馬もおらずに、一団のまま直線で一気にペースが上がり上がり3F目と2F目に脚を凝縮させてのFinish。上位馬は32秒台の脚を使っており、適性としては上がり性能必須だったと言える。馬場的には完全フラット…脚質での有利不利は無かったのだが、物理的に先行組でここまで脚をまとめられる馬がおらずに後方の馬が独占する形になったと言えるだろう。

 

気になっていた馬

△ 09 ヤングマンパワー(5着/8人気)

 →先行策で使える脚は使っての5着。ここまで上がりに凝縮されるレースになると流石に分が悪い。特に評価を落とす必要はないし、京都も悪くないのでマイルCSでも買えるシーンはあると思っておきたい。

 

その他の馬

 リアルスティール好位から少し離れた中団を引っ張る位置。直線で外目に出すと一気に弾けて前を飲み込んだ。ココに来て自身の上がり最速を記録し、新味を見せた形になったのだが、トライアルでココまでいい勝ち方をしてしまうと逆に本番は狙いづらくなってしまう。上積み的にも?なだけに、個人的には全幅の信頼を置くのは止めておきたい。

 サトノアラジン勝ち馬の直後からのレース。直線も外に合わせる形で伸びてきた。トップスピードを問われるような上がり凝縮型レースは超得意分野だけに距離適性はあまり関係なく結果を出せたと言える。本番も同じようなレースになればこなせると思うのだが…枠的なもので言えば外の方が断然良い。

 グレーターロンドン:2着馬の内目から直線だけ外に出す競馬。直線序盤では遅れたが、ラスト1Fでようやく伸びて何とか3着は確保。安田記念の4着で大きく注目されたが、今回サトノとの追い比べで後手に回ってしまったことを思えば、少し底が見えてきたかなという印象。マイルの一貫Lapならばまだ見限れないと思うが、距離を伸ばして天皇賞にトライするのであれば危険信号と見ておきたい。賞金的には難しいと思うが…

 ダイワキャグニー:ソウルスターリングが出たので控えたが、何もなければハナでも良しという形。そのソウルは満を持して捕らえたのだが、キレの有る3頭に交わされて万事休す。東京の上がり勝負には適性があっただけに、この馬もしっかりと力を出せたといえるだろう。元々3歳馬が活躍できるレースだけに大きな評価UPは必要ないが、春の時点で重賞でもやれるだけの下地は持っていただけに、来年のために賞金積みを早めにやってほしいところだ。

 マカヒキ出負け気味も巻き返して先団の後ろで脚を溜める形。直線ではラスト1Fあたりまで微妙にスペースが無かったのだが、前が空いてからもしっかりと切れを見せたわけでもなし…決して不得手なペースではなかっただけに、少々の狭いところは割って出てくるようなシーンを見せて欲しかった。そういう意味では不満の残る前哨戦。ウチパクとも合うイメージはなく、本番も触手が動かない。

 ソウルスターリングディープ様相手に切れ味勝負は100万年早い…オークスではしっかりと3~4角で位置を上げていただけに、ペース適性の差が出たということで良いと思う。ただ牡馬に混じって遜色ないレベルまで成長してきたというとちょっと微妙な所は残しているだけに、本番もペース次第…後傾かつ上がりに凝縮されないレースならとしておきたい。人気を考えると積極的に買わない方向になるかも。

 

 

 うーん…どうも本番に向けて積極的に買いたいと思わせる馬がいないままになりそう。それならサトノアラジンでも買っとこうかなみたいな感じになるかもしれませんね。






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