重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 10/9 京都大賞典篇

 今週の回顧は月曜分から順に戻っていく形でお届けいたします。特に理由はないのですが…

 

京都大賞典

Lap・馬場振り返り

12.9-11.0-11.7-12.2-12.1-12.1-12.4-12.5-11.7-11.5-11.4-11.5=2:23.0

 高速馬場がそう見せない所もあるやもしれないが、全体のバランスから見るとスローの範疇…ただ明確に息を入れられるポイントがなかった事もあり、決して前に有利な競馬ではなかった。もちろん差してくる馬にしても、上がり性能を持ち合わせている事が最低限必要であり、その辺りが相まっての決着になったと言えるだろう。

 

気になっていた馬

△ 12 カレンミロティック(8着/9人気)

 →番手あたりで行くと思ったが、もう少し控えての先行策。ラストも決して伸びていないわけではないが、上がり負けという形だった。個人的にはもう少し速い上がりを使えると思っていたので、その辺りは休み明けのせいなのか、年齢的なものなのか…いずれにせよ狙いすぎだったと言うこと。サーセンでした。

 

その他の馬

 スマートレイアースタートでヨレ、更に挟まれて後方から。そこからは無理をさせずに内で我慢の競馬となったが、直線の内回りとの合流地点で一気にスピードを上げるとそのままラチ沿いを突いて抜けきってしまった。もちろんプラン通りの競馬ではなかった事は想像に難くないが、今回に関してはジョッキーの腕でそれを埋めてしまった。ただ牡馬のソコソコのメンバーを相手にしてのパフォーマンスであり、牝馬限定戦なら大威張りできることは間違いなく、エリザベス女王杯は現時点で最右翼としておきたい。ペース適性は幅広く、その点でも絶対に外せない存在と言える。

 トーセンバジル:3番手の内を虎視眈々。4角では抜け出すタイミングを図るだけという状況だったが、最後に内から勝ち馬に来られてしまった。元々上がりを強調できる馬だっただけに、この流れと馬場はプラスに働いたと言えるし、後述の3着馬との立ち回りとの比較で見ると、力は付けているものの、一線級からは少し落ちるかなというイメージで良いだろう。天皇賞に出るようなら軽視で。

 シュヴァルグランスタートで挟まれ後方から。向正面以降は促しながら徐々に前を捕まえに掛かったのだが、ラストは流石に息切れという結果に。全体の流れとしては緩みが少なかった分、捲りをかけるには条件が整ってなかったといえる。また先を見据えた仕上げであることを合わせると、特に悲観する内容ではないだろう。

 ミッキーロケット:この馬らしい正攻法もわかりやすい上がり負け。とは言え、明確に成長したと思わせるポイントもなかっただけに、次以降も大きな期待をかけるのは禁物。流れ的にはやはり有馬記念だろうし、そこでワンチャンあれば…という感じで見ておきたい。

 レコンダイト:上がり対応力にしても、枠順にしてもプラスの要素ではない中での掲示板確保はお見事。G1云々ではないが恐らくアル共に出てくるはずで、そこでの狙い目としては充分。願わくば人気になってほしくないのだが…

 サウンズオブアース挟まれながらも外目に切り替えての中団から。3角以降はシュヴァルグランに先に行かれるような形になったのだが、自身の手応え的には今一つで、直線は流してのゴールとなった。情状酌量の余地はあるものの、次も思い切って買いたいと思える要素はあまり感じられない内容だったし、JCも人気がないなら1枚押さえるくらいの感じで考えておこう。

 

 

 もはや定説になっていますが、ここから秋天を目指そうという馬は皆無に近いのですが、勝ち馬は牝馬であり、エリザベス女王杯を目指すことになると思います。そこに向けての試走としては上々すぎる内容だったと思います。ちなみにマキシマムドパリもそこまで悲観する内容ではなかっただけに、そこも含めて覚えておきましょう。

 

 






(↑よろしければクリックしてやって下さいませ)

(↑ブログ更新のメール配信をご希望の方は)

フォローする