重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 9/30 シリウスS篇

 今週末はまた3日間開催なんですね。本当に休みの多い国で羨ましい限りです。今いる国の会社の年間休日なんて89日とかですからね。マジで笑っちゃいます。

 

シリウスS

Lap・馬場振り返り

12.8-11.3-11.5-13.5-12.5-12.3-12.3-12.0-12.5-13.2=2:03.9

 マスクゾロがスッと出て1角までに隊列はしっかりと決まってのペースメイク。1角までの距離が長いこのコースではごく標準的な入り、そして4F目がガクッと緩むのもデフォルト通りだったのだが、少し早めに5F目から12秒中盤に加速を開始すると、そのままラスト3F目に最速Lapを刻んでの我慢比べという図式に持ち込まれた。基本的に後方の上手に有利に働く流れだったといえるのだが、2桁番手以降の馬の中には、脚をしっかりためる間もなく、前がペースを上げ、物理的に届かない位置まで置かれてしまったケースもあった。

 

気になっていた馬

△ 14 タガノゴールド(13着/8人気)

 →想定としては緩めの流れで、一団の競馬の中を外から上がりを生かすイメージだったのだが、中盤以降ペースが上がるのが速すぎた。ただそれでも上がり最速がマークできていない以上、やはり流れが向かなかったと見るべきか。同じ我慢比べでも前半はしっかりと脚を溜められるかが重要ということは忘れずにおきたい。力は重賞でも通用するはずなので。 

 

その他の馬

 メイショウスミトモ:上述の位置取り論で行けば最も有利な位置で進めたいたのがこの馬。更にコース取りもほぼ完璧で色々と噛み合った中での初重賞と言える。特に評価を上げる必要ないだろう。

 ドラゴンバローズ:人気の逃げ馬をピタリとマークし競り落としたかに見えたが、ラストで勝ち馬の急襲にあってしまった。流れを考えるとかなり健闘していると言って良いが、相手なりに走れる強みも生かした好走だった。位置取りにはあまりこだわらず、消耗戦に近いレースで進化を発揮する馬なので、次走以降もペース次第で狙ってよしと言える。

 ピオネロ:2着馬の直後からだったが、あまり交わせる気配もないままの3着。とは言え、ペース的にも合っていたし、力を出し切れた内容…天井が見えたというのは今更かもしれないが。ちなみに芝スタートの方がベター。

 トップディーヴォスタートやや劣勢で外から好位に取り付くのにも少しロスがあり、それが最後まで響いてしまった。内枠ならもう少しやれた感もある。そういう意味では見直し可能だが、このメンバー相手に勝ち負けできるほどの力が付いているわけではない。

 スリータイタン:いつも通り内にこだわり…の競馬。流れも悪くなかったし、位置取りの割にはよく伸びている。東京2100mで再度狙いたい。

 マスクゾロ昨年は稍重馬場で更にスピードを活かす競馬でのもの。今年の流れでは少し厳しかったのかも。また前走の2着で格好は付けたものの、内容的にはイマイチで戻りきっていない可能性も考えておきたい。現状は次走も半信半疑で。

 ミツバ:気の悪さをもろに出して3~4角で反応悪し。戦績が示す通り、かなりムラがある馬だけに、今後も中心視するにはリスクが大きすぎる。

 モルトベーネ:減速Lapが良くないのかもしれないが、今後大きいところで勝負するためにはもう少しなんとかして欲しかった。一応休み明けということで参考外としておくが、気に入らない負け方。

 

 

 すでに重賞で実績があり、斤量を背負いながらも先を見据えた馬たちが軒並み結果を出せませんでした。今後もその立ち位置を担うレースになるかもしれませんね。だとすると夏を使われ、斤量軽めの馬…と積極的に狙うのが吉ということになるのですが。

 





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