重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先々週の反省 9/18 セントライト記念篇

 今週はプレジデンツ・カップなんですが、肝心の松山クンの調子が上がらないままだとあまり面白くないですね…睡眠時間を削られなくて良いっちゃぁ良いのですが、やはり世界で活躍する選手をもっと見たいですからね。

 

セントライト記念

Lap・馬場振り返り

12.3-11.1-12.4-13.1-12.9-12.8-12.1-12.0-11.7-11.3-11.0=2:12.7

 日曜の道悪競馬から一転、好天で急速に回復をみせる中山芝。このレースが始まる前には良まで回復しレースを迎えることになった。行くメンバーも少なく、戦前からスローながら中山11Fらしい持続力勝負での決着…というのは想定されていたのだが、終わってみれば道中はほぼ動きのない、かなりのスローからの後傾持続力勝負…しかもゴールに向かってグングンと加速していく特殊なLap構成での決着となった。回復し高速化する芝にジョッキーたちの意識が付いていかなかった事が大きな要因と言えるのではないだろうか。基本的には前の馬たちの競馬だったと見て良い。

 

各馬振り返り

 ミッキースワロー:この流れを中団から一気に差し切ったのは評価して良い。また決して上がり勝負で良い馬ではないだけに、鞍上が替わり一気に実力開花したと見て良いだろう。本番が上がり偏重の舞台になった際にも対応できる下地は見せただけに、合わせ技で考えると、本番も有力とみて差し支えないだろう。

 アルアインこの馬らしい正攻法の競馬も勝ち馬の切れ味には抵抗のしようがなかった。切れ負けとは言え、2番目の上がりで格好をつけた辺りは地力上位を表していると言えるだろう。距離が伸びるのは決してプラスではないだけに、本番で勝ち馬を逆転できるかと言われれば…

 サトノクロニクル:ズブいのはズブいが鞍上が上手くカバーしていたし、最内でロスなく立ち回った事を思えば、2着馬よりも更に下に見て考えるべき。もし菊花賞で買うならもっとスタミナが問われるような条件になりそうな時くらいだろう。

 プラチナボイス:この馬も上がり負け。内にササル癖は上手く矯正されていたのだが…春の上位馬と差が詰まった感もあまり受けないだけに、次も積極的に買おうとは思わない。

 クリンチャー:出ムチくれてようやく先団。ラストも上がり勝負について行けず。完全に自身の好走範疇外のレースとなっただけに、参考外として良いと思う。ペースを作れる馬だけに本番も乗り方ひとつでノーチャンスではないと思うのだが…その方向に鞍上が持っていけるかどうかだけ。

 

 

 神戸新聞杯を完勝したダービー馬が出てこない菊花賞…当面の相手が神戸新聞杯の2・3着馬だとしたら、ここの勝ち馬でも十分勝負になりそうな気がしますね。どうなるでしょうか。

 






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