重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先々週の反省 9/17 ローズS篇

 何とか今週の平日4日間で重賞を終わらせない…と、意気込みだけはいっちょ前でお届けしてまいりましょう。

 

ローズS

Lap・馬場振り返り

12.4-10.9-11.3-11.8-12.2-12.0-11.6-11.3-12.0=1:45.5

 雨は全く降らずに、かなり軽めの馬場での競馬。前の2頭がそこそこのペースで引っ張った為に中盤の緩みが少ないレースとなったが、3番手以降の後続も4角では一団に近い状態になっており、極端に上がりに寄ったレースというわけではなかった。4F程度の持続力勝負だったと見ておきたい。

 

気になっていた馬

☆ 16 カワキタエンカ(2着/6人気)

 →すんなりハナもペースを緩めずにマイペース。勝ち馬の強襲には為す術無かったが、しっかりと権利は獲得した。想定ペースでなくとも結果を出せたことは、力をつけている証左とも言える。ただ本番は鞍上が変わるだろうし、さらなる距離延長、マイペースで運べる裏付けなし…と逆流の要素が増えるだけに、厳しい戦いを強いられそうだ。

 

その他の馬

 ラビットラン:予想段階でも書いた通り、500万下が出色の決め脚を見せての快勝だっただけに、一応色気を持って見ていただのだが、ラスト1Fからズバッと前を捕らえきった。ハマった感が強いので強気に押すのは避けておきたいが、このレースの勝ち馬でいうとタッチングスピーチ的な感が見え隠れする。

 リスグラシューいかにもトライアル騎乗@タケユタカという感じ。結果的にその位置取りが上手くハマったという所か。ただ春から乗り続けている分、脚を測るという感じでもなく、どのくらい成長したかを見る舞台だったというイメージであり、その観点から見ても、本番でも安定した脚は使えても勝ち切るまでは…という点は拭えそうにない。

 ミリッサ:決して流れは悪くなかったはず。その点から見ると、切り替えのロスがあったとしても賞金面関係なく少なくとも権利は取って欲しかったというのが正直な所。このパフォーマンスを見て本番で評価を上げて買おうとは思わない。

 ファンディーナ:少し掛かる面はあったが、直線までは持ったままで完全に勝ちパターンの競馬。それでいて伸びあぐねたのはやはりパドックでも丸わかりの太め残りだったということだろう。ラスト1冠に向けての仕上げ過程と考えるのであれば、特に評価を落とす必要はないというか、次は万全と見るのが正着なのかも。

 モズカッチャン:結果論で言うと、外回りのしっかりしたペースが合わなかったという事だろう。もちろん上積みはあるだろうし、次は小回りなので、立ち回り勝負になれば巻き返せる要素は無きにしもあらず。枠順には注目したい。

 レーヌミノルファンディーナをがっちりマークする位置も失速。賞金的に次を心配する立場ではない事を考えても、距離的に難しいのではと思わせる内容だった。決して弱い馬ではないが、少なくとも秋華賞向きの馬ではない。

 

 

 オークス1・3着馬が不在の本番…更に2着馬がここで結果を出せないというちょっと例年にない展開になりそうですが、現状では波乱の目がプンプンする状況ですね。もしくはファンディーナがあっさりと勝ち切るか…このどちらかだと思います。

 

 






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