重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 8/27 その1 キーンランドC篇

 ついに夏競馬ラストWeekです。今年は例年以上にズタボロ状態にされており、ちょっと現実逃避気味…若干やっつけ気味にお届けいたします。

 

キーンランドC

馬場・Lap振り返り

12.0-10.5-11.0-11.6-11.7-12.2=1:09.0

 ナックビーナスが行って、外目からソルヴェイグ。その間にシュウジが押さえ込みながらの追走…結果的に33.5-35.5と2.0の前傾Lapでの決着となったが、出入りが激しかったわけではないし、前の馬もペースを壊して走ったわけでもなく、常識の範囲内の前傾だったと捉えておきたい。ただこれで差しが来れないという理由にはならないのだが、ソルヴェイグが馬場の中ほどに進路を取ったことで、3~4角を外からポジションを上げにかかった馬たちは、やや割りを喰った印象。そこも覚えておきたい。

 

気になっていた馬

▲ 07 フミノムーン(4着/11人気)

 →出負けからお約束の外回しで迫るも、アタマまでは程遠い4着。勝ち馬のようなレースをすれば…というのは贅沢というもの。基本的には力の出せたレースだったと見ておきたい。タイミングが合えば重賞でも好走の余地はあるが、基本は他力本願の馬…ただ、馬群を割ってこられる馬でもあるだけに、内で競馬できるような条件なら、今一度買ってみたい。

 

その他の馬

 エポワス:後方の中団馬群を見る位置から。最終的には外に出さず、馬群の中を突く事を選択したのだが、ソルヴェイグが各馬を外に連れて行ってくれたお陰で、自身は全く進路に苦労することはなく、馬場の3分どころを抜け出してきた。函館SSも洋芝での前傾Lapを生かしてのものだったが、今回はそれに立ち回りもプラスしての突き抜け…特に評価を上げる必要もないが、今の弱メン相手ならG1で好走しても何ら驚きはない。

 ソルヴェイグナックビーナスが行ってくれての番手。完全にお膳立ては整ったのだが…ペースを考えれば、負けて強しとも取れるが、速めのペースを先行するのが、この馬のベストの立ち回りだけに、そこは考えなくて良いだろう。G1もペースもあっているだけに、普通に好勝負できるはず。

 ナックビーナス:驚いたのはかなり楽にハナに立っていたこと。脚質を変える意図はないのだろうが、更に先方の幅が広がったレースになったと言える。基本は立ち回り巧者。本番も内枠なら逆転まであっておかしくない。

 ライトフェアリー:この馬だけオッズ的に離されていたが、前走の勝ち方は決して悪くなく、それをしっかり見せての掲示板だった。重賞常連とまでは行かないが、準OPは楽に通過できるはず。ちなみにこの馬は外枠巧者で、内に入ったらハナを取った方がよい。

 モンドキャンノこの馬もロスはあったのだが、ココで伸びられないようでは…個人的には7F戦がベストと思うのだが、キンシャサ産駒で成長面で?と考えたほうが良いのかも。

 シュウジ行きたがるを必死の押さえての追走も、4角手前でお釣りなし。テンの速さは現役随一だけに、行かせてしまってもオーバーペース必至でだけに、余計にたちが悪い。方法は分からないが一度リセットが必要ということだろう。

 

 

 過去にG1で好走したソルヴェイグが格好をつけたことで、それなりにG1前哨戦という感じのレースになりましたが、せめて後コンマ3秒位は速い決着になってほしかったし、もっと差し馬が台頭してもいい展開だったとも思えるだけに、トータルでは少し微妙な結果になってしまいました。もし外国勢が来たらイチコロかもしれませんよ。






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