先週の反省 8/20 その2 北九州記念篇
PGAツアーは今週からプレーオフに突入…ランク1位からの参戦なのでポイント的には、途中でどれだけポイントを稼げなくても最終戦まで行ける…はずです。個人的には最終戦で力が一番発揮できる様な調整であれば良いので、1~3戦目はそこまで力を入れずに観戦しようと思いますが…今年ほどゴルフネットワークにかじり付いた年はないですね。視聴時間は余裕でグリーンチャンネルより上だったりします。
北九州記念
Lap・馬場振り返り
11.7-10.0-11.1-11.5-11.2-12.0=1:07.5
前後半差+1.9は小倉6Fなら標準レベルといったところ。ただラスト2F目で加速が生じたのはこのレースが6F戦になった後…もっと言えば2006年以降の小倉2歳S含んだ重賞の中で初めての結果である。それくらいレアなケースだったわけで、"溜め"の部分で差し馬が前との差を詰められなかったのも仕方なしということか…ほぼ一団の競馬でポジションを上げるにも外々を回すロスがあっただろうし、4F目の時点で後ろの馬にはチャンスが無くなってしまったレースだった。ちなみに同日9Rの1000万下と同タイム、緩みがあったことを考えてもレベル的には…という感じである。
気になっていた馬
◎ 02 アクティブミノル(7着/4人気)
→ハナに行ったのは良かったが、まさか道中でペースを落とし再加速する流れに持っていくとは…それがないコースだからこそ狙ったようなものなのに…
その他の馬
ダイアナヘイロー:スタート良く好位から、直線もいち早く抜け出し後続の追撃を封じた。奇しくも前走も小倉6Fの加速Lapを押し切っており、スピードのコントロールが出来る馬にはおあつらえ向きの流れになったといえる。この適性の馬はセントウルSなら勝負になって、スプリンターズSでは来ないというのが定説だが、どうやら後者の模様。出来るだけ人気になって頂ければ。
4連勝で北九州記念を制したダイアナヘイロー(牝4=福島)は引き続き武豊とのコンビでスプリンターズS(10月1日、中山)に向かうことになった。管理する福島師は来年2月末で定年を迎える。「俺も最後だし、G1を使いたい」と話した。このまま厩舎で調整が進められる。
「ダイアナヘイロー、スプリンターステークスへ」
— ダイアナヘイロー (@dianahalo_) 2017年8月24日
コレ、本当に昨日決まった事ですが、記事にウチの調教師が「俺も最後だからG1を使いたい」ってなってますが、全然そんな事ありません。本人は馬の為を思って使う気はほとんどなかったんです。
逆に周りが最後だから〜みたいな感じで。そして、色々話し合いがあった後にスプリンターズにいくと決まったのですが、放牧に出すと発表していた事を撤回するのに、「俺が最後だから〜」って、あるいみ泥を被った訳です。ホントカッコ良いですね。
— ダイアナヘイロー (@dianahalo_) 2017年8月24日
ナリタスターワン:出遅れ癖がある馬がココまで好位で競馬できるかという話…京都6Fの加速Lapで勝ったことがあるとはいえ500万下の話であり、ここは流石に買えない。 展開もハマった印象で再現性は薄いと思われる。
ラインスピリット:大外ながら高い位置を取れたことが全て。ちなみにこの馬は加速Lapは得意な範疇。その点も後押ししたと言えるだろう。
キングハート:出負けをやや巻き返しながら中団。そこからも積極的に前を捕まえに行くような競馬だったが、最後まで脚は続かなかった。この馬も加速Lapはこなせるのだが、さすがに流れが合わなかった。むしろ56キロならそれなりに評価できる内容。重賞では勝ちきれないシーンが続くが、適性内のレースであれば勝つシーンがあってもおかしくない。
ファインニードル:ラスト1FのLapが落ちる所で伸びかけたのだが、キングハートに寄られる形で前が塞がってしまった。とは言え、同じ昇級馬でも勝ち馬には離された内容であり、不利がなければ…という考えはあまり持たないようにしておきたい。
この流れは想定だにしていなかっただけに、狙った馬が不発だった事も、全く眼中にない馬が来てしまったことも、仕方無しと思うしかないですな。このレースだけは1万回予想しても取れない自信がありますが、いつも言っているように、こんなレースを取れるようにする努力はする必要すらないかなと…と、そんな感じで開き直って週末に向かうことにします。
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