重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 8/13 その1 関屋記念篇

 今年の全米プロは仮眠を挟みつつでしたが、ほぼフルタイムで見続けていたので、終わった時にはこちらも疲労困憊でした。もちろんプレーしていた本人は、その何万倍も堪えていたのだと思います。その中で見せた男泣き…普段寡黙な彼が見せるからこそ、悔しさがよく伝わってきました。17番で相手がバーディーを取った時点で終戦でしたが、オジサンはその後の18番の果敢なアタック…ハザード後のピンをデッドに狙ったショットを忘れません。もちろん来年も応援し続けますよ。ちなみに私はゴルフネットワークで見てましたので、某局の炎上インタビューの事はよく分かりませんが、GNのインタビュワー(杉澤さん)は素晴らしく、まさに我々の声を代弁していたと思います。

 

 

 はてさて…いったい何のブログでしょう。取り急ぎ、そこまでトンチンカンな予想ではなかったものの1円にもなっていない関屋記念を振り返っておくことにします。

 

関屋記念

Lap・馬場振り返り

12.4-11.1-11.7-11.4-11.3-11.1-11.0-12.2=1:32.2

 好発のマルターズアポジーに競っていく馬なし…前半を上手くスロー気味で切り抜けると、後は小出しにLapを上げて後続の脚を奪っていく作戦。ラストは止まってしまったが、結果的に後ろの馬に脚を溜めさせない中盤を作った上で、自身は34.3で上がって、前の馬も封じ込める絶妙Lapを演出した。馬場的は展開に左右されるフラットな作りだったと見ておきたい。

 

気になっていた馬

ダノンプラチナ(5着/8人気)

 →出負けは想定内。上手く巻き返し、最内でもロスなく前に迫っていけたのだが、ラストで脚が鈍ってしまった。使える脚は使っているし、それをカバーする内での立ち回りにも不満はないが、願わくばもう少し流れてほしかった…また、プラス12キロはやはり少し重かったかもしれないが、次に使える保証がある馬ではないだけに、上積みは考えないでおきたい。次が京成杯ならハンデで背負わされることが想定されるため、評価は下げたい所だ。

その他の馬

 マルターズアポジー一貫Lapでなくとも、スロー気味に入ってソコソコの上がりは使えるだけに、前半3Fをしのいだ時点で勝負あり…とにかく競られずに入れたのが大きい。今後もペース適性よりその部分に重きをおいて考えたい。たとえそれがG1でも同じ考え方で…

 ウインガニオン:前を捕まえきれなかった時点で、やりたいレースとは違ったのかもしれないが、この馬も前からそれなりの上がりを使える馬だけに、結果的に後ろにフタをする役割になってしまったことも仕方なしと考えたい。恐らく次走以降は好調期から外れてくると思われるので、半信半疑で考えておきたい。

 ダノンリバティ:直線で外に出そうとして何度か躊躇する場面もあったが、結果的には位置を取れた事がこの結果に繋がったと言える。ただ、この馬自身としてはもう少し流れて欲しかったというのが本音だろう。好走条件を選ぶ馬だけに、次以降も出し入れはきっちり行いたい。

 ヤングマンパワーこの馬としては使える上がりは使っての結果…展開的にここまで遅くなることを想定していなかったゆえの結末とも言える。メンバー一つで、もう少し高い位置での競馬も出来る馬だけに、次も少し注目しておきたい。

 ロードクエストスタート決めて中団からの競馬となったが、その分脚を溜められずに、決め脚を欠いてラストは止まってしまった。今回の場合、溜めるだけ溜めても良い結果は出なかっただろうし仕方無しの面もある。基本的にハマれば強いが、スイートスポットは小さい馬…新潟2歳Sの衝撃は一旦忘れて、次走以降はそれなりの評価で考えたほうが良いだろう。

 メートルダール:この流れでも十分対応できるだけの下地はあったと思うだけに、ここまで負けるのは不可解。鞍上も分からないと言っているように、とりあえずは参考外としておきたいが、この負けを経てしまっては、次以降軸で狙う事は難しくなったと言わざるをえない。

 ブラックムーンペースも合わなかった事は間違いないが、今回はそれに加え、中途半端に中団からで進め、全く持ち味が出なかった。この敗戦は必然と言える。決め手のみの勝負になるレースでこその馬。

 

 明日は回顧エントリを休んで、クラスターCの予想とか書いてみようかなと思っております。多分あたりませんがね。






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