重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 7/23 その2 函館2歳S篇

 今日から日本滞在です。このエントリが上がる頃には一足早い休暇に突入して、とある所に旅立っているはずです。というわけで、今週末のエントリは恐らく無しということになります。ご了承下さい。

 

函館2歳S

Lap・馬場振り返り

12.1-10.7-11.7-11.6-11.6-12.3=1:10.0

 →パッセがハナも、ウインジェルベーラが並ぎかけていき、ハイペースに…と思いきや、3F目には11.7と落ち込み、そこから4F、5F目で11.6を連ねて減速度合いは少なめのFinishとなった。前後半差は+1.0と一般的な6F戦とは少し違う部分の適性を求められた印象だ。馬場的には土曜の稍重スタートから回復した良馬場の施行だったが、同日未勝利が2:10.5だったことを考えると、時計的には少し物足りないと見るべきだろう。

 

気になった馬

△ パッセ(5着/5人気)

 →並ばれながらもハナをキープしたが、番手の馬に早々に交わされた後は、伸びず止まらずの強くない5着。このペースで立ち回れないようでは力的に足りなかったと見るしかないが、立ち回りの巧さは見え隠れしており、次以降も過度の期待は禁物なものの、条件次第では買ってみたい。

 

その他の馬

 カシアス:好位の外から正攻法。ゴール寸前で前を捕らえきった。前に有利な流れではあったが、この勝ちっぷりでは手放しに評価はできない。距離が伸びるのも微妙だし、次以降は苦戦と想定しておきたい。ただ7F戦のほうが良さげな印象で、京王杯辺りなら何とかなるかも。

 ウインジェルベーラ:逃げ馬をがっちりマーク。抜け出してからもしぶとく粘った。新馬戦の内容は平凡だったが、そこからはパフォーマンスを上げた形になる。また直線は尻尾を振りながらの走り…その点はまだ改善の余地はありそうで、少なくとも勝ち馬よりは先が見えそうだが。

 アリア:出負けを巻き返しての中団内目から。直線は外に出して追い上げたが勝ち馬と脚色が一緒になってしまった。追走に苦労していた感もあり、この馬もこの距離は少し忙しい印象。延長の舞台で今一度見てみたい。

 デルマキセキ:こちらもやや出負けも、スムーズに巻き返して先団。4角の捌きが今ひとつだったが、概ね力を出せたと言えるだろう。

 ナンヨープランタン:全くついて行けず。直線は伸びていたが全く惜しくない6着。新馬は更に緩いペースでそれを中団から差していることを考えると、6Fへの適性は全く無かったということだろう。ここは参考外としてよいが、そもそもスケール感のある馬でもなさそうで…

 

 

 もともと今年の函館6Fデビュー組はイマイチかなと思っていたのですが、それを裏付けるような2歳重賞の開幕となりました。ま、例年そうと言われればそうなんですがね…






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